消防博物館(四谷三丁目)は乗り物好き子供の無料室内遊び場におすすめ
消防博物館なる、四谷三丁目駅と直結した東京消防庁の施設が子連れ家族におすすめだという話を聞いたので行った。
Contents
1F エントランス
エントランスに入ったら抜かりなく記念スタンプを押しておくとともに、地下1階から10階までをどのように回るかの戦略を練ることになる。
立派な消防ヘリコプターの前で記念撮影でもするとともに、消防博物館内を10階から回るか、地下1階から回るかを考える。
ベビーカー置き場も抜かりなく設置されている。
すでにたくさん歩ける子供なら、ベビーカーなしで歩いて館内を回った方が小回りがきいて便利だろう。
なお、1階の受付で入館証を抜かりなく入手しておくことを忘れずに。
地下1階 消防自動車の変遷・ミュージアムショップ
まず個人的には地下1階から回ることをお勧めしたい。
なぜなら、地下1階の受付では何かしらの企画が行われている可能性が高いからだ。
さらに、入館するごとに1つのスタンプが押せるカードをゲットしておきたい。
このスタンプを2個集めるとガチャガチャができるという子供の喜ぶ企画が催されているので、このガチャを抜かりなくやっておきたい。
さらに、今回は「宝探しツアー」なるものの台紙が用意されていた。
各階に隠されているアイテムを探して、そのアイテムの名称を台紙に書いていき、コンプリートしてから再度地下1階の受付に提出すると景品がもらえるという仕組みだ。
つまり、10階から地下一階に回るという順番だと、帰り際に白紙の台紙をもらうことになってしまうため、宝探しツアーに参加するという観点からすれば、せっかく館内を回ったことが無駄足になる。
その場合、再度上から順番に回らなければならないという二度手間が発生してしまうのだ。
したがって、まずは博物館に到着したらすぐに地下1階に行くことをおすすめする。
ちなみに、地下1階の上記台紙が配置されている場所のすぐ近くの壁に、何やら赤字で模範解答っぽいのが貼られている。
しかし、これが模範解答だという明記は一切なされていない。
一見すると多分正解の答えなのだろうが、「これが答えですよ」という記載はどこにもない。
ということは、これを丸写しするというカンニング行為を行った場合にどういうリスクが発生するかわからない。
仮にこれが正解だったとすれば、館内を一切回らずにこれを丸写ししてそのまま受付に提出するだけで景品がもらえるだろう。
しかし、これが正解ではなく、単なる罠だった場合には、丸写しして受付に提出すると、「あなた不正行為ですよ。あの壁に貼ってあるものをカンニングしましたね。ダメです。ちゃんと上から回ってください」と叱られて恥ずかしい思いをすることになるだろう。
なお、私はこれをそのまま丸写しして提出した。
すると、全問正解ということで、景品のシールをもらえたことを付記しておきたい。
別に最初からカンニングするつもりだったわけではない。
ちゃんと宝を探し回ったのだが、全部発見できなかったので、仕方なく答えを丸写ししただけである。
地下一階には記念撮影できるスポットがあるので、抜かりなく写真を撮りたい。
他には展示物がある。
これは子供の特性にもよるだろうが、0歳、1歳は言わずもがなであるが、2歳とか3歳とかになっても、単に展示物を見ながら歩き回っているだけでは多分飽きるだろう。
なので、以下では、小さい子供が喜びそうな体験型の展示をオススメする形で書いていく。
10F 展望休憩室
10階までエレベーターで上がると、多目的展示休憩室なるものがある。
なんとそこには数多くの椅子とテーブルが用意されており、10階からの眺めを楽しみながらお弁当を食べることができるスペースになっていた。
平日はものすごく空いているし、これは穴場である。
授乳室やおむつ替えスペースも抜かりなく配置されている。トイレも綺麗だ。
これはありがたいサービスであり、小さい幼児、赤ちゃん等の子供連れにおすすめな施設感がますます強まった。
6F 企画展示室・映像室
バッテリーカーのように動くミニ消防車等に乗って遊ぶことができる。
これは平日だと空いているのですぐに遊べる。
やはり平日がおすすめだ。
他にも、靴を脱いで上がれる畳のスペースで絵本を読んだりすることもできる。
ここは小さい子供が一番気にいる場所であるといえよう。
5F 消防の夜明け
屋外で本物のヘリコプターに乗れる。もちろん動かないが。
計器類やプロペラが間近に見られるのは迫力があるし興奮する。
3F 消防の現代
このフロアもなかなか良い。
コスチュームを着て記念撮影できる企画もある。
まあ我が3歳と0歳の子供達はこれに興味をそれほど示さないが、好きな子は好きだろう。
なろうよ!消防士なるゲームはかなりの人気を誇ると思われるが、平日は空いているのですぐに遊べる。
他にもたくさんゲームやアニメシアターなどがある。ただし頭を使うし操作方法を理解する必要があるので、多少大きくならないと子供は楽しめないだろう。まあ3歳以上くらいになれば大丈夫か。
楽しみながら消防庁の業務やビルの安全性などが勉強できたりするので、このフロアはなかなかよくできている。
消防博物館へのアクセス・所在地・営業時間等
上で四谷三丁目駅と直結している旨を書いたので、当然ながら電車(丸ノ内線)で行くのが一般的である。
しかし私は無料が好き。無料で入れる施設に入るために交通費を払うと、トータルコストで有料になってしまうではないか。
というわけで自転車で行くことをおすすめする。
こうすることで、施設への入場料も交通費もタダにすることができる。
駐輪場は、コイン式の駐輪場ならば、消防博物館の並びの日高屋のあたりや、道路を挟んで向かい側の丸正の前あたりにある。
いずれにせよ数は少ないが、丸正前の方が20台くらいは一時利用で停められるのでこちらの方がおすすめだ。
2時間を超えると100円かかるコイン式の有料駐輪場だが、2時間までなら無料なので、消防博物館の見学に2時間もかけなければコストをゼロにすることができる。
駐輪場側から見える横断歩道ごしの消防博物館。
立派な建物だ。
住所:160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番
開館時間:午前9時半~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月28日から1月4日)
(他にも防災の日等のさらに特別ルールがあったりするっぽいので、詳細は公式サイトでチェックしてください。あと、年末年始の具体的な日付は、もらったパンフレットに記載のものを引用しましたが、年によって変わるんじゃないかと思わなくないので、これも要注意な気がします。)