グリコおいしいカスピ海脂肪ゼロ400gとフジッコのヨーグルトの比較
以前、カスピ海ヨーグルトプレーン400g(フジッコ)生乳100%と脂肪ゼロの比較というものを書いたのだけど、今度はグリコのカスピ海ヨーグルトの脂肪0バージョンを発見したので、両者の違いを中心に紹介してみたい。
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グリコおいしいカスピ海脂肪ゼロ400gの販売店舗・価格
西友(SEIYU)にて税抜き価格188円で購入した。
なお、私が購入する西友の阿佐ヶ谷店ではグリコの脂肪0バージョンとフジッコのカスピ海ヨーグルトプレーン400gは販売されていたものの、グリコの「おいしいカスピ海 生乳たっぷり 400g」およびフジッコのカスピ海ヨーグルトの脂肪ゼロについては陳列されていなかった。
一方で、フジッコのカスピ海ヨーグルトプレーン400g脂肪ゼロはスーパーサミットで購入したものの、私が購入した当該サミットではグリコのカスピ海ヨーグルトは取り扱われていなかった。
価格はフジッコの脂肪ゼロは税抜き価格で248円であり、サミットで定期的に行われるヨーグルトの2割引セールの日をもってしても税抜き価格が198円であったので、西友でグリコのカスピ海ヨーグルトを買ったほうが安い。
同じ西友内でもフジッコのカスピ海ヨーグルトプレーンは税抜き価格で255円で購入したことはあるが、グリコのカスピ海ヨーグルト脂肪ゼロは188円なので低価格である。
グリコおいしいカスピ海脂肪ゼロ400gの原材料・乳酸菌等
原材料名はパッケージの表示によれば無脂肪牛乳、乳製品、生乳である。
無脂乳固形分は13.9%で乳脂肪分が0.4%。
製造者は那須グリコ乳業株式会社(栃木県那須塩原市下厚崎247)となっていた。
先のフジッコの脂肪ゼロでは、原材料名が無脂肪牛乳とイソマルトオリゴ糖であった。
また、無脂乳固形分が9.0%で乳脂肪分が0.4%であった。
グリコの方が無脂乳固形分の割合が顕著に高く、またオリゴ糖を含めていない。
なお、タネ菌として利用するのが難しい点の注意書きは双方に記載されている。
加えて、グリコの方は「とろみがあるので洋服を汚さないように」との注意書きがなされている点は一層のユーザーフレンドリーである。
確かにヨーグルトが服についたときの悲しみと言ったらない。
さらにパッケージには、「クレモリス乳酸菌CHCC2907株」と「サーモフィラス乳酸菌」の2種類の乳酸菌を加えてねっとりした味わいにした「ねっと〜り製法」を採用していることが記載されている。
一方のフジッコでは、クレモリス菌FC株がねばり成分EPSを作り出すことで粘り成分を形成させることがパッケージに明記されていた。
両者にどれほどの違いがあるのかは不明だが、両者ともクレモリス菌をしようすることでこのねっとり感を出している点は共通しているようだ。
グリコおいしいカスピ海脂肪ゼロ400gのカロリー等の栄養成分
栄養成分表示によれば、100gあたりでエネルギー54kcal、たんぱく質5.6g、脂質0g、炭水化物7.8g、食塩相当量0.16g、カルシウム195mgである。
一方のフジッコの脂肪ゼロでは、エネルギー40kcal、たんぱく質4.1g、脂質0g、炭水化物5.9g、食塩相当量0.1g、カルシウム102mgである。
両者にはかなりの差がある。
全体的にグリコの方がカロリー、たんぱく質、糖質、カルシウム何れにしても高そうであり、ダイエット目的ならフジッコの方が太りにくいという印象である。
グリコおいしいカスピ海脂肪ゼロ400gの味・食感等の感想・評価
蓋には、そこの方から3回大きくかき混ぜると、より一層食感を楽しめる旨も記載されている。
この「3回」という数字もフジッコのそれと同じである。
明記はないが、グリコにおいてもそれ以上かき混ぜると粘りが弱くなるのだろう。
開封すると固形感のあるヨーグルトが登場。
固いチーズのようにずっしりとしている。
これを指示に従って3回ほど底からかき混ぜると、粘りが出てきた。
このトルコ風アイスのようにとろりとした粘り力。
口に含んでみる。
あくまでも主観であるが、フジッコのそれよりも心なしかまろやかな舌触りな気がする。
また、味は微妙に塩味を感じる。酸味は少ない。
そして、フジッコの時はどこか人工的に味付けされたような後味を感じていて、リンゴやバナナ等のフルーツ等で味付けをしないと最後まで食べられなかったのだが、このグリコの方では爽やかにそのまま食べ続けられた。
個人差はあるだろうが、個人的には、グリコのカスピ海ヨーグルトの方が美味しい。
しかも価格が安い。
なので、カスピ海ヨーグルトの粘りを味わいたいという目的を果たすならば、グリコの方がお得だというのが実感であった。
しかし販売価格において顕著にフジッコの方が明らかに高い値段がつけられているということに鑑みれば、フジッコの方がすごいという何かがあるような気がするのだが、よくわからない。謎である。