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山梨笛吹川フルーツ公園の子供連れ家族におすすめスポットをまとめる

   

山梨笛吹川フルーツ公園の子供連れ家族におすすめスポットをまとめる

山梨県にある笛吹川フルーツ公園・フルーツセンターというところに平日家族で視察に向かったところ、観光スポットとしてとてもおすすめな場所だということを発見したので、お役立ち情報満載にその様子を詳細に、事細かに報告する。

フルーツ公園へのアクセス

いきなりアクセス方法を書く。
車を持てる富裕層は車で行ったほうがいいし、実際そうしている人が多かったと思う。
まあ後で書くけどそもそも来客が少なすぎて駐車場とかガラガラだったけど。

車がない貧困層は、公共交通機関を使うしかない。

最寄り駅はJR中央本線の山梨市駅というところだが、ここからさらにタクシーで7分ほどかかる、というのが一般的な行き方らしい。

最寄り駅のタクシー乗り場に、フルーツ公園への所要時間や料金目安などが記載されていた。
それによれば、約1430円ほどかかるらしい。

当方Fランなので、たかがタクシーごときに1400円もの大金払うとかありえないため、どうにか路線バスで行けないかを調べてみたら、一人100円で行ける路線があるらしい。

それによれば山梨市駅を10時30分に出発するフルーツセンター行きの市営バスに乗る必要があるようだ。
それがフルーツセンター行きのバスとしては始発。
次のバスは13時40分発になってしまう。

2歳程度の小さい子供連れの場合、夕方までには自宅かホテルには到着していたいし、午睡の時間も考慮すると、10時30分発にどうしても間に合わせる必要がある。

バス停の場所を迷う時間も考慮すると、少なくとも10時15分には山梨市駅に到着していたい。

都心から来る場合には新宿から特急かいじとか特急あずさとかで来るのが便利のようだが、自分は逆方向から2駅隣の石和温泉駅から電車で来た。
6分程度である。

その場合、各駅停車の本数が1時間に2本くらいしかないので、9時46分くらいに石和温泉駅を出発する電車に乗る必要があった。
それを過ぎると10時14分発、10時20分着になってしまい、やや急ぎ足になる。

10時30分発のバスを逃してしまうと絶望的なため、9時46分に乗車して9時52分に山梨市駅に到着しておくというのが無難である。

山梨市駅の周りに何もなくて退屈である

山梨市駅の周りに何もなくて退屈である

ところで、そうやって早めに着いておいた場合に何が心配かというと、子供が飽きてぐずることである。

案の定、石和温泉駅でだいぶ待たされた上にさらに山梨市駅でバス待ち状態になってぐずり始めた。

しかも夏日で非常に暑い。

駅の周りは居酒屋とかレストランとかはあるけど、子供の暇つぶしができそうなお土産屋とかスーパーとか全然ないし、駅舎の向こうに見られるであろう電車も1時間に2本くらいしか走らないから、何も子供が好きなものがない。

皆無である。

したがって、待ち時間は地獄のようであった。

バス停のベンチの上に屋根が付いていて軽い日陰になっていたので、そこで日差しを避けながらベンチの上にぼーっと座りながら、近隣のおじいちゃんと世間話をするしかなかった。

ちなみに、全ての市営バスは同じバス停から発車するので、フルーツセンター行きのバス停を探す必要はないし、全く迷う余地もなかった。

フルーツ公園内の木々には果物がいっぱい実っている

フルーツ公園内の木々には果物がいっぱい

通常、公園を歩いていると様々な木々があると思うが、フルーツ公園ではそれが果物の木である。

例えば道を歩いていると写真のように普通に桃のような果実がなっている。

手を伸ばせば簡単にもぎ取って盗み食いをしたり持ち帰ったりすることが可能な距離だ。

これほど間近に、実際に木に実っている果実を見ることができるというのは、子供にとっても良い勉強になる。

また、オーチャードという果樹園もある。

中には、スーパーに売られている果物がどのようにして木に実っているかを知らない子供たちもいるようだ。

それは良くない。とても良くないと思う。

だから日本に住む全ての子供連れの家族は、全員フルーツ公園に来てこのたわわに実った桃を見たほうが良いと思う。

なお、私は上記の写真をもって桃と断言したが、これが桃なのかどうかは知らない。

富士山を含めた山並みが眺められる景色

富士山を含めた山並みが眺められる景色
この市街地と山脈とか同時に眺められる景色はとても綺麗である。

晴れた日は奥の方に富士山も見られる。

というわけでこの日も見られるはずだと思ったのだけど、ちょうど富士山方向に雲がかかっていて見ることができなかった。
悔しい。

フルーツ公園のアクアアスレチックは風雲たけし城だ

フルーツ公園に風雲たけし城があった
子供の頃誰もが憧れた風雲!たけし城。
それがこのフルーツ公園にあった。

まあアクアアスレチックという名前の遊具らしいが。

一般的には水上アスレチックと呼称するのだろうか。

上記写真は、ロープを使って岸から岸へといかだで移動する遊び。

通常水上アスレチックは有料だと思うが、割と簡易なためか、全て無料である。

しかも人が少ない。
これは超穴場か。

フルーツ公園のアクアアスレチックは風雲たけし城だ

これは飛び石というか飛び飛びの床を渡っていくもの。
横から大砲とかが飛んできて玉に当たったら吹っ飛んで水に落ちるようなことはない。

アククアアスレチックの階段

清流が流れる階段がある。
これは真夏日には心地よい。

フルーツ公園の崖

階段を上がって上に行くと、何やらすごそうな崖が出現した。

フルーツ公園の洞窟の滝

滝の奥につながる洞窟もあるらしい。

フルーツ公園の洞窟の滝

洞窟から滝ごしに外を見る。

割と閑散としていて誰もいないので、本当に奥地に来た感がパない。

これが休日だと混雑するのだろうか。

その点、半脱サラ生活だと平日でも旅行に行けるのでオイシイ。

オーチャードカフェではパフェかフルーツサンドを食べる

オーチャードカフェではパフェかフルーツサンドを食べる
オーチャードカフェなる小さいレストランがある。

ちなみに、後述するように、ここでは先日まで「大戸屋ダイニング」なる高級感のある大戸屋があったようだが、閉店した。

オーチャードカフェの一番のオススメはフルーツパフェ800円のようだ。

我が家では、そのパフェと、フルーツサンドイッチ600円、それと巨峰ソフトクリーム300円を購入した。

フルーツ公園の巨峰ソフトクリーム

ソフトクリームはバニラと巨峰味の2種類しかなかった点、やはり山梨感がある。
味は普通。

パフェとフルーツについては、注文後手作りしてくれる。
その季節に応じたフルーツを使用することの注意書きが貼られていることから鑑みて、とても新鮮な、まるで千疋屋のような、生フルーツを使ったパフェを期待していたら、冷凍の巨峰とか、夏なのにリンゴが使われていたりとか、割と生フルーツ感とか季節感とかのない果物が乗ったパフェが出てきた。

生クリームが美味しい。

フルーツサンドイッチについては、イチゴとバナナとキウイが挟まれたサンドイッチだった。
オレンジピールみたいのもついている。
生クリームが美味しい。

店内は真夏だと日が照って結構暑かった。
子供が騒いでも大丈夫な雰囲気がある点は助かる。

わんぱくドームは雨でも遊べるし涼しい

わんぱくドームは雨でも遊べるし涼しい

わんぱくドームなる遊び場があって、ここには滑り台等の遊具が沢山ある上に屋根が付いているので雨でも必ず子供が喜ぶ。

加えて、直射日光が厳しい真夏日でも、日陰で風通しがいいように作られている構造上、涼しさを感じる。

小さい子供連れの場合には行くしかない。

わんぱくドームの滑り台とさくらんぼ

滑り台についたさくらんぼが山梨感を演出。

わんぱくドームの滑り台と巨峰

滑り台についた巨峰が山梨感を演出。

わんぱくドームの富士山

ロープを使った遊具についた富士山が山梨感を演出。

くだもの工房には新鮮なフルーツは売っていない

くだもの工房には新鮮なフルーツは売っていない

自分は、季節柄新鮮な山梨のさくらんぼが買いたいと思っていたところ、「くだもの工房」という甘美な響きのする名前の建物にお土産屋があるらしい。

そこで中に入ってみたら、ワインと加工品、あとは山梨県内のどこにでも売っていそうなお菓子類とかほうとうのカップ麺とかしか売っていなくて、そう言った新鮮なくだものは売られてないことを知ってがっかりした。

フルーツ公園という名前とか、公園内にオーチャード(果樹園)があったり園内の木々に桃の実がなっていたりするのを発見したこと等から鑑みて、ここで新鮮なフルーツが買えるのかと勘違いした。

ちなみに、平日だからか知らないけど、客は一人もいなくて店員が暇そうだった。
休日になるとこれが大賑わいになるのだと思う。

高級レストラン大戸屋ダイニングは閉店している

このくだもの工房というところの3階がレストランフロアとなっている。

そのフロアにはたった一つの店舗があり、それがあの大戸屋が手がける「大人スタイルの大戸屋」とかいうキャッチフレーズが売りらしい「大戸屋ダイニング」だったらしいのだけど、つい3カ月前の平成28年3月31日をもって閉店していたらしいので、もはやレストランフロアに何もない。

大戸屋ダイニングというお店は聞くところによると日本で唯一、この笛吹川フルーツ公園にしかなかったらしいのだけど、大戸屋がなぜ高級路線を打ち出してなぜその唯一の店舗がここだったのかが非常に気になる。

開業当初は今後の来客増加を見込めるほどに投資計画をフルーツ公園全体で立てていたところ、途中で計画頓挫してリゾート地として微妙なところになってしまい、予定より採算が取れてなかったんじゃなかろうかと勝手に推察する。

これは閉店前に行っておくべきだった。

こんなところにフルーツパーク富士屋ホテルなる高級ホテルが

そして平日これほど閑散としている場所に、あの「富士屋ホテル」があるのだけど、私のような庶民にはここにこれを建てたという発想がすごい。
もしかして、これも開業当初の勢いでやっちまった感とかないだろうかとか思うのは私がFランだからだろうか。

フルーツセンターは新日本三大夜景が眺められる

フルーツセンターは新日本三大夜景が眺められる

フルーツセンターには徒歩で行けるが、子供が小さい場合にはロードトレインに400円(子供200円)で行くのが適していると思う。
しかし1時間に1本くらいしか電車が出ていないので断念して歩いた。
暑い日は結構しんどい。

ロードトレイン
この写真はロードトレイン。子供が喜ぶこと間違いなし。

到着すると上記のような景色が眺められる。
どうやら新日本三大夜景というジャンルの1つらしい。

フルーツセンターに桂由美
桂由美の名前が。
どうやらここは恋人の聖地とされているらしい。
恋愛ビジネスの匂いを感じる。

あと、景色を眺めながら足湯にも入れる。半端ない。

ちなみにこのフルーツセンターからまた山梨市駅まで市営バスが出ている。

まずはフルーツ公園で遊んでからフルーツセンターに行き、ここからバスに乗って山梨市駅に行くのが最適ルートだと考えられる。

子供向けイベントは土日に行け

平日、これだけ空いているところでたっぷり遊べたので非常に満足してはいるのだけど、実は次の日に「さくらんぼの日」なるイベントで、「流しさくらんぼ」というすごそうなイベントに無料で参加できたことを当日知った。

新鮮なさくらんぼを食べたかったのでこれは悔やまれる。

フルーツ公園では子供向けのイベントもたくさん開催されているようだけど、公式HPのイベントカレンダーによれば、イベントはほぼ土日にしか開催されていないらしい。
ほとんどが、フルーツフェスティバルという甘美な名前が付けられている。

というわけで、イベントに参加するためには、きっと混雑するであろう土日に行くしかない。

そうではなく、のびのびとこの広大な景色と遊具、綺麗な空気を我が物顔で満喫したいなら、平日に行くしかない。

平日に行くにはどうするか。
半脱サラをするしかない。

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