ポケモンGOは初代iPad miniでは重いし落ちるからできない
2016/07/31
7月22日(金)の10時くらいにいよいよポケモンGOの配信が始まったということで、この日をそわそわしながら待っていた私は嬉々としてこれに飛びついたところ、iPhone 5Sが必要という結論に至ったので、その過程を記録する。
半分無職な私は、無職の特権である暇な時間をフルに使って、仕事に忙しい社畜や勉強に忙しい小中高校生を出し抜き、さらに大人の特権である有り余る財力で課金されまくってストーリーを有利に進めることで、日本のポケモンGOユーザの頂点に立とうと企んでいたのであるが、未だにスタートラインにすら立てていない。
この点、iPhone5sをレンタルすれば解決されたという話をiSharingポケモンGo専用プランでiPhone5sレンタルしたに書きましたので、こちらもご参考まで。
Contents
iPhone4ではポケモンGOはできないよ
私が持っているiOS対応の端末はiPhone 4と第1世代のiPad miniであり、スペック的にiOS8以上が必要ということはわかっていたので、iOS7までしかアップデートされないiPhone 4は明らかに対象外であることがわかっていた。
未だにiPhone4を現役で使ってる人とかっているのか。
そもそもポケモンGO云々以前に、化石のようなiPhone4を現役で使っている時点で人間として終わっているのではないか。
最近「なぜiPhone 5Sが未だに人気があって最高なのか」と言った旨の記事がネット上で公開されてそれを読んだ。
毎年iPhoneは最新機種が出るものの、結局昔のiPhone 5Sこそが至上最強の名機で価格も安く、新しければいいというわけではない、古いものをもっと大切にしよう、という旨の記事だった。
しかしそれよりさらに昔のiPhone 4については触れられておらず、「古い端末」呼ばわりのiPhone5Sよりも大昔の端末を使っている自分は一体何なのか。
自分は何を使っているのか。
これはスマホなのか、あるいは私はバカなのか。
もしかしたら今までiPhoneと思って使っていたものが、他人から見たら「何であの人はかまぼこの板をiPhoneなどと呼んでまるでスマホのように使っているのか。精神がおかしいのか」と思われているのかもしれない。
そして一応iPhone4でapp storeにログインして「pokemon go」と検索すると、ポケモンGO一応表示される。
ダウンロードボタンもある。
そしてダウンロードボタンを押してインストールを試みた。
ダウンロードが始まるようなアイコンに変わった。
しかしどうせ時間の無駄だから途中でやめた。
そしてiPad miniでのダウンロードに切り替えた。
したがって、みんながiPhoneで楽しんでいるポケモンGOを、私はiPad miniというやや大きめの端末を持ち歩きながらプレイする必要があった。
初代iPad miniでは頻繁に落ちる
噂によると、ポケモンGOは100MB以上の容量があり、ダウンロードに15分ほどはかかるとの事前情報があった。
しかし意味がわからない。100MBで15分かかるとか、1分間に7MBしか下りの帯域がないの? どんだけ細くてクソな昭和のテクノロジーを使っているのだ。
私の回線なら一瞬でダウンロードできるだろうとたかをくくっていた。
結局、2時間かかってiPad miniでダウンロードが完了した。
ちなみに、完了後にMacBook Airでダウンロードしてみたところ、ものの1分でダウンロードが完了した。
なんだったんだ。
そしてログインをする。
「グーグルアカウント」を使ってログインするか「ポケモントレーナークラブ」のアカウントを登録してログインするか、の2択が選べるようだ。
ここで情弱は「グーグルアカウント」を使ってログインし、位置情報をグーグルに把握されて様々な情報を抽出される。
情報強者は、セキュリティを考えて、一つのアカウントを複数のサービスで流用したりはしない。
そこで情報強者でしかも半分無職な私は、「ポケモントレーナークラブ」での登録を試みた。
しかし全くサーバにつながらない。
サーバが混雑しているようだ。
ここで情報弱者であれば諦める。
情報強者は、「日本では配信開始が本日だから日本のサーバは混み合ってるけど、海外はすでに配信されてるから、海外のサーバは混んでないんじゃないの」という発想をして海外に接続する。
そう考えた情報強者でしかもFランク大学を中退した半分無職の私はMacのsafariブラウザで「Pokémon Trainer Club」とググることで、海外のサイトに接続し、簡単に登録ができた。
その後、初代iPad miniで無事ログインができた。
そして落ちた。
アプリ立ち上がりのローンチスクリーンやローディング画面がいちいち重い
というかアプリ開始時点で「あ、これ初代iPad miniじゃ多分ダメだな」という予測はあったけど見て見ぬ振りをしていた。
というのも、上の画像のような「NIANTIC The Pokemon Company」と書かれた最初のローンチスクリーン、スプラッシュ画面が始まってから消えるまでに10秒以上かかってて、明らかに異常。
多分スペック的にうまく処理できてないんだろう。
事実、スプラッシュ画面表示中に落ちることもあった。
そして無事ログインをすると、「LOADING... 周りをよく見て、常に注意しながらプレイしてください」の画面になる。
そこで落ちたりする。
ユーザネームやパスワードのログイン情報をサーバに送った直後に再度アプリを立ち上げると、上記のような「サーバーからプレーヤー情報を取得できませんでした」と表示されて先に進めない。
サインインできない状況が続く。
これはサーバが混み合ってるからなのかipad miniが悪いのか判断がつかないが、とにかく致命的であって、快適にプレイができない。
こうなってしまうと、10分以上放置しないとプレイ画面に行けない。
で、ようやくプレイ画面に突入すると、ニックネームや見た目を設定したりできるのだけど、いちいち遅い。
そして最初のポケモンである「ヒトカゲ」または「フシギダネ」または「ゼニガメ」を捕まえる画面に遷移して背景が現実画面になると、処理が重すぎてまた落ちる。
再起動やソフトウェアアップデート、空きメモリの確保で再チャレンジ
これはもうiPad miniに負荷がかかりすぎていることが原因にちがいないと考え、早速、端末の処理が重い時に行う一般的な対策を施した。
つまり、立ち上げているアプリを全部閉じるとか、バックグラウンド処理を全部やめるとか、iOSのバージョンを最新にするとか、ビデオとか消して空き容量を開けるとか、再起動するとか、そういったことであった。
すると、カクカクしたロボットのような画面、これは動画ではなく静止画の紙芝居を見ているんじゃないかと思われるようなフシギダネの捕獲モード画面の様子に苦しみながらも、ようやくフシギダネにモンスターボールを当てることができた。
そして当たった瞬間落ちると。
その後30分くらい戦って、ようやく1匹目のフシギダネをゲットした。
もはや、最初の3匹をディスって散歩して、代わりに「ピカチュウ」をゲットするとかいう試みを試す余裕がない。
せっかくゲーム画面にたどり着けたのに、ポケモンを1匹もゲットできないまままた落ちるかもしれない不安よりも、まずは何でもいいから1匹のポケモンをゲットする安心感を得たい。
ピカチュウを探し回っている間にまた落ちて時間の無駄をする不安感は計り知れない。
「寂れた公園」から初代iPad miniやiPhone 5ではスペックに無理があることを知る
ようやく最初の1匹をゲットした後、ようやくフィールド画面に遷移して、自由に動けるようになった。
どうも近くにアイコンが表示されていて(ポケスポットと呼ぶの?)、それをタップしてみたら、以下のようにそのスポットの説明が表示された。
「寂れた公園」。
これは私がこよなく愛して毎日のように遊んでいる公園であり、そのような便利で現役バリバリの公園を「寂れた公園」呼ばわりされたので、やっぱりハイスペックな端末を買おうと思った。
そこで考えたのは、もう化石のようなiPhone4をやめることだ。
アプリ開発していてもiPhone4はもう対象外だし、いろいろ重くなってきたし、iPadではなくiPhoneの方のバージョンを上げることを考えた。
そこで情報強者で毎日公園で遊ぶ半分無職の私は、ツイッターでみんなのツイートを検索してみた。
どうも初代iPad miniでは処理落ちする人が多数。第2世代以降なら割と大丈夫なのかもしれない。
iPhone側では、iPhone4Sで試した強者もいたようだが、やっぱり落ちる。
iPhone5でも落ちるというツイートを散見した。
そこで、ギリギリ安定して動作できるラインがiPhone5Sであると判断した。
今、中古市場ではノジマオンラインなどで15,000円程度あれば中古品が送料無料で買える。
買うしかない。
MacBook AirのXCODEシミュレータでポケモンGOをプレイする
しかし情報強者で無職なら、いかにして節約するかを考えなければならない。
タブレットやスマホのスペックでは動かなくても、MacBook Air様の高スペックならサクサクスムーズに動くんじゃないか。
そこで、XCODEのシミュレータでiPhone 5S、いやここは大盤振る舞いにiPhone 6S Plusを動作させ、「pokemon go」をそこにDLしてプレイすることを考えた。
無理でした。
シミュレータでは、app storeのアイコンが見つからないし、safariブラウザでapp storeに接続しようとしても無理。
というか、GPSで位置情報を使うアプリを作ったことのある無職でニートな人ならわかると思うが、シミュレータではGPSを使えない。
MacBook Air自体の位置情報をシミュレータ側で認識してはくれないのだ。
というわけで、端末買わずに済ませるどケチ戦略は水泡に帰した。
iPhone 5Sをレンタルする
で、本当に買わなければならないのか、という発想に至った。
時事問題について常に考えているFラン大学中退の私は日々のヤフーニュース検索に忙しいから、最近は車でも家でも、買って所有するのではなくみんなでレンタルしてシェアするという文化が流行であることくらい知っている。
だからスマホでも借りられるんじゃないかと思っていたら、あった。
『ポケモンGO』専用にiPhoneレンタルを。1日49円モバイルバッテリー付き
「ポケモンGO」専用のiPhoneレンタルをサービスを、iSharing(アイシェアリング)というところが提供してくれるらしい。
うっそ、1日49円で月定額1,480円これは捗るんじゃないか。
しかも壊れても無料交換という保険付き。これはハンパない。
「あいりぺ」とか聞いたことなかったけど、Life Support Lab株式会社様ハンパない。
これ利益出るのか。
そしてレンタルする端末はiPhone 5Sになるらしいので、上記のようにiPhone 5SならスムーズにポケモンGOがプレイできるのではないかという推察はこのレンタルサービスで裏付けられた。
よし借りようと思ってサイト内を読んでいたら、問い合わせや注文が殺到しているとの記載が。
これは申し込んでも待機数が多すぎてすぐには借りられないんじゃないか。
初代iPad miniでプレイするのは諦めよう
いずれにせよ、初代iPad miniでプレイするのは時間の無駄そうなので諦めた方が良さそうだ。
ポケモンGOのアプリ自体が更新されてiPad miniでも不具合なくプレイできる日が来ることもありうるのだろうか。
まあ私の場合iPhone4が古すぎて買い換えた方がいい気もするので、iPhone5Sを中古で買うことに心惹かれている。
けれども節約したいから「あいりぺ」が提供する信頼のサービスに一応申し込みをしてみた。
どれくらいで連絡が来るだろうか。
あまりにも遅れるようなら中古購入を検討する。