美味しい伊藤園充実野菜の子供(幼児・赤ちゃん)向けランキング
2017/07/13
2歳の子供が野菜ジュースを飲みすぎるくらいに飲むので、どの野菜ジュースが一番人気なのかを調査した。
なお、調査人数は私の息子一人(N=1)であり、完全に独断と偏見である。
Contents
- 1 いつからこどもに野菜ジュースを飲ませていいのか
- 2 泣いてしまった赤ちゃん、乳幼児のご機嫌取りに便利
- 3 野菜ジュースを水で薄めても飲むか
- 4 カゴメの野菜ジュースを使わない理由
- 5 第6位 充実野菜100 緑黄色野菜ミックス たっぷりβーカロテン
- 6 第5位 充実野菜100 緑の野菜ミックス たっぷり鉄分
- 7 第4位 充実野菜100 ブルーベリーミックス たっぷりポリフェノール
- 8 第3位 充実野菜 なめらか 野菜とシリアル 食物せんい
- 9 第2位 充実野菜100 完熟バナナ&ヨーグルトミックス たっぷりカルシウム
- 10 第1位 充実野菜100 すっきりオレンジ味 スーパーフードMIX
- 11 番外編 伊藤園 なめらかパンプキン 1日分の野菜 紙パック 200ml
- 12 番外編 ポンジュース
- 13 野菜ジュースはお出かけ時のいざという時の武器として重宝する
いつからこどもに野菜ジュースを飲ませていいのか
はっきり言うと、飲ませないほうがいいし飲ませたくもない。
理由は以下。
- 甘いものを飲むまたは食べると虫歯になる
- 子供は甘いものが好きだから甘い味を覚えるとそれ以外の栄養のある食事を食べなくなる
まず一点目。
これは非常に気をつけている。
当然ながら親の使った箸やフォーク、スプーン、皿等の食器は子供用には使わせないし、歯磨きもなるべく徹底しようとしている。
そして食事面でも、砂糖などの甘味は避けるようにしている。
しかしながら、1歳前後くらいに子供が発熱した際に、食欲がないけど何か栄養のあるものを与えられないか、と考えたことがあった。
そこで、簡単に飲めるし冷たいから発熱してても飲みやすいしビタミンも豊富そうだからという理由で、「伊藤園の充実野菜100」のだいだい色(β-カロテン)を与えたところ、これが飲む。
砂糖入ってないし、人参の味が強いからこどもは嫌いな味なのではないかと考えていたが、飲む。
飲むからビタミンも摂取できる。
まあ砂糖使ってないし、他の家では砂糖入ったビスケットとかケーキとかのおやつとか普通にあげてるし、相対的に考えたら、野菜と果物100%の野菜ジュースはまだマシなんじゃね、という安易な理由から飲ませるようになった。
2点目については、これは全然大丈夫だった。
1歳前後(10ヶ月くらいだったかも知れない)から野菜ジュースを飲むようになって、以降2歳4ヶ月になっても毎日のように野菜ジュースを飲んでいるが、野菜自体を食べないということはない。
むしろ率先して野菜を食べる。
伊藤園充実野菜のパッケージには野菜の絵柄が描かれており、各々「人参」、「キャベツ」、「ほうれん草」と指差して名前をあげては、実物のにんじんやキャベツ、ほうれん草を食べる。
しかも実物の野菜にはほとんど味付けをしなくても、野菜本来の味を楽しむように食べる。
野菜ジュースを飲むことで、野菜を使った食事をよりいっそう好むようになるということはかなり重要な発見であり、コペルニクス的転回であると感じる。
泣いてしまった赤ちゃん、乳幼児のご機嫌取りに便利
特にパパの悩みとして、「泣いてしまって取り付く島もない場合、ママがいないと泣き止んでくれない」という無力感に苛まれ、高いところから飛び降りたくなる現象がよくある。
特にまだ断乳していない場合、おっぱいでないと対処できない。
パパのおっぱいを上げようとすれば余計火がついたように号泣して、にっちもさっちもいかなくなるし、「なんでこのシリアスな場面でパパのおっぱいなんかあげようとするふざけた行為をしたのか。自分はバカじゃないのか」と考えて、より高いところから飛び降りたくなる。
しかし、そんなパパでも、野菜ジュースが強い味方となる。
100%野菜ジュースをあげると、子供が泣き止むパターンが多く、パパにとっての強力な武器だ。
以降、2歳4ヶ月になってもまだ断乳しておらず、何か嫌なことがあるとおっぱいを欲しがって泣いてしまう息子であっても、野菜ジュースを使うことでパパでもどうにか機嫌を取ることに成功している。
野菜ジュースを水で薄めても飲むか
これは失敗だったかもしれない。
初回から水で薄めればよかったのだが、もう本来の野菜ジュースの味を知ってしまったので、水で薄めると飲んでくれない。
簡単にバレてしまい、「それパパが飲む」と突き返されてしまう。
結果、味の薄い野菜ジュースを親が飲むというハメになる。
カゴメの野菜ジュースを使わない理由
別にカゴメでもいいし、通常のスーパーのラインナップを考えると、カゴメの野菜生活100の方が味が多くて便利。
ただ、通常のスーパーで930mlペットボトルで189円で購入出来るし、特売日などは129円で買えたりもする伊藤園充実野菜100に対し、カゴメの野菜生活は720ミリリットルでほぼ同価格だったりするので、コスパを考えると伊藤園充実野菜100は素晴らしい。
では、以下、充実野菜6種類を、子供が好きな順でランク付けしてみる。
第6位 充実野菜100 緑黄色野菜ミックス たっぷりβーカロテン
一番メジャーかと思えるオレンジ色の野菜ジュースであり、どこのスーパーでも買える。
人参の固形が感じられる食感であり、一番野菜の感覚が強い。
どうも最初の頃は飲んでくれたのだが、最近は他の味に鞍替えされてしまっている。
どんなに好きなものでも、たくさん飲めば少しは飽きるということか。
第5位 充実野菜100 緑の野菜ミックス たっぷり鉄分
見た目は明らかに野菜感が強いのだが、オレンジ色のβカロテンよりも果物感が強くて飲みやすい。
これもあってか、緑の方が好みのようである。
なお、上記緑とオレンジの2種類は、どのスーパーでも見かけるメジャーな2本柱である。
第4位 充実野菜100 ブルーベリーミックス たっぷりポリフェノール
このあたりから、ややマイナー感が出てくる。
緑やオレンジはサミット、いなげや、生協等、どのスーパーでも発見できるが、これは発見できない。
阿佐ヶ谷界隈ではアキダイにしか発見できない。
したがって、もの珍しさも相まって、この紫色のジュースが出てくると子供は目を輝かせる。
ブルーベリーが目に効くだけに、目を輝かせる。
また、パッケージの丸々としたブルーベリーの見た目も好きらしい。
こどもは単純に味で好きなものを決めるだけでなく、珍しさや見た目、色、「ポリフェノール」という語感など、様々な要素で食べるものを取捨選択するようだ。
第3位 充実野菜 なめらか 野菜とシリアル 食物せんい
2017年3月13日より、新・「 充実野菜 」なるラインナップが揃ったようだ。
そのうちの一つがこの「なめらか野菜とシリアル 食物せんい」である。
なお、そのほかのラインナップが「充実野菜 緑黄色野菜ミックス(すりおろしにんじん)」、「充実野菜 緑の野菜ミックス」であり、この超メジャーな2本に肩を並べるようにこのマイナー感のある「充実野菜 シリアルミックス(野菜とシリアル)」がくるあたり、勝負をかけてきたとみられる。
なお、普通の野菜ジュースであれば野菜汁・果汁で100%であるが、これに関してはさらに食物繊維・穀物粉末・寒天が加えられている。
「お客様の声を充したい」なる凄まじいネーミングのコーナーに置いては、「甘くて飲みやすいが砂糖の甘さかどうか」についてお客様が不安になっている様子がみられる。
しかし、これはバナナ等の甘さであって、砂糖は一切使っていないことを明記している。
これなら子どもも安心して飲める。
「シリアル」としては、きな粉やコーン、炒り米が入っていることが認められる。
これによって、普通の野菜ジュースでは得られないような腹持ち感、満腹感を享受することが可能と推察される。
また寒天といった食物繊維豊富で満腹感を与えてくれる健康食材も含まれていることから、これによってさらなる満足感が得られることとなる。
栄養成分表示によれば、コップ一杯180mlでエネルギー72kcal、たんぱく質1.1g、脂質0g、炭水化物18.2g(糖質14.1g、食物繊維2.9-4.7g)、ナトリウム10-125mg(食塩相当量0-0.4g)、カリウム135mg-561mg、カルシウム7-28mg、ビタミンA200-999μg、ビタミンK1-23μg、葉酸5-68μg、βカロテン1974-8696μgとなっている。
特に最近の食品に特徴的なのは、炭水化物の内訳が明記されている点である。
シリアルが入っているとは思えないほど飲み口はものすごくサラサラなのに、食物繊維がコップ一杯で最大4グラム以上も入っているのは驚きである。
また、シリアルが入っていたりバナナの甘みがあるのでカロリーが高いと思いきや、意外とほかの野菜飲料と特段の変化がないようなのもなかなか驚きであった。
とにかくドロドロしておらずサラサラしており、子どもも普通のジュース同様美味しく飲める。
第2位 充実野菜100 完熟バナナ&ヨーグルトミックス たっぷりカルシウム
これも激レア物件である。
アキダイにしか売っていない。
なお、ブルーベリーを僅差で上回る理由は、単純に色である。
我が子は黄色であれば無条件に愛する。
第1位 充実野菜100 すっきりオレンジ味 スーパーフードMIX
これも激レアであり、アキダイとウェルシア薬局にしかない。
「ザクロ」「カムカム」「ショウガ」「レッドビート」などが入っており、色も味もクセがあって苦手な人が多く、人気が出ないんじゃないかとうがった見方をしている。
しかしながら、このスーパーフードが一番子供のお気に入り。
なぜかというと、飲むと口の上に、まるでデスメタル系バンドの化粧のように、赤色の口紅みたいな色がつくからであり、それを鏡で見るのが楽しいらしい。
子どもは味だけでなく、楽しさを求める。
スーパーフードという語感も好きなようなので、まるで意識高い丸の内OLのようであり、その意識の高さを生かして、将来ビジネスで成功してほしい。
番外編 伊藤園 なめらかパンプキン 1日分の野菜 紙パック 200ml
新発売された「なめらかパンプキン 1日分の野菜」。
この伊藤園のなめらかパンプキンがまずい、みたいなことを言う人もいて、賛否両論らしいのだが、私はとても美味しい、むしろ超おいしいと思ったし、子供も好きである。
にんじんベースにやや甘めのさつまいも、かぼちゃの風味が感じられて、全くもってこどもの好きな味ではないか。
エイジングケア成分であるビタミンも入っているらしいので(まあどの果物や野菜にもだいたい入ってるけどね)、ママも一緒に飲んであげると良い。
そしてパッケージが素敵。
秋のハロフィンの時期になると、上記のようにハロウイン仕様でかぼちゃをくりぬいたパンプキンおばけの顔をモチーフにしたパッケージになるらしい。
色も青や赤、黄色など6色あって、たくさん並べれば見た目も楽しい。
紙パック限定のようだが、ちょうど子供がストロー飲みを始めた頃にもうってつけだし、このサイズだとピクニックや遠足にもぴったりだから、使い勝手に便利。
コップに開けると、オレンジ色。
原材料を見ても分かる通り、最初ににんじんが記載されていることから、にんじんベースの野菜ジュースである。
かぼちゃジュースという考えのもと飲むよりも、にんじんがベースなんだな、と事前に推察しながら飲めば、味にがっかりすることもないし、かぼちゃの味との違和感に基づく不味さを感じずに済む。
これをかぼちゃポタージュだと思い込んでから飲もうとすると、現実の味と理想の味とのギャップに悩んで不味く感じるのだと思う。
いやー美味しくて、速攻で完飲。
番外編 ポンジュース
伊藤園充実野菜とは関係ないのだが、もう1つ、最強に子供が好きなのがポンジュースである。
理由は、色が大好きな黄色であることに加えて、味、さらに「ポン〜ジュース〜」というCMの歌を歌うことが好きだからである。
以前、ポンジュールのりんごジュース番を「マルエツプチ」で発見して、もの珍しさも相まって買ってみたものの、あまり飲んでくれなかった。
やはりポンジュースといえば黄色であり、みかん味であるという先入観があるらしい。
ことポンジュースに限っては、それらの要素を「珍しさ」というポイントを上回る勢いでそのみかん味が好きなようだ。
野菜ジュースはお出かけ時のいざという時の武器として重宝する
このように野菜ジュースは子供に大人気なのだが、それでもあまりあげすぎるのは良くない。
しかし、旅行時やお出かけ時にわがままを言い始めてしまった時や、どうしてもイヤイヤしてしまって困った時などに、まるでリーサルウェポンのようにちらつかせると、効果がある。
あまり飲ませすぎず、いざという時のために念のため保持しておく、という使い方が最も適しているのかもしれない。