Q・B・Bプレミアムベビーチーズは安いし美味いし太らなくて健康的
2016/11/24
イギリスにおいてチーズの美味しさに感動した美食家の私が、日本に帰国後、おいしいチーズを探すためにありとあらゆるチーズを食べ歩いた結果たどり着いた答えは、「Q・B・Bプレミアムベビーチーズ」シリーズが最強であるということだった。
Contents
プレミアムベビーチーズが最強な理由
まず、Q・B・Bのベビーチーズが最強のコスパであるという点については疑いようのない事実なので、その前提で話をすると、ベビーチーズシリーズにおいて「プレミアム」は味も品質もほぼ一級品であると断言して過言ではない。
さすがは「プレミアム」の名を冠するだけのことはある。
さて、その「プレミアム」の価格。
公式HPの希望小売価格において、222円。
通常のベビーチーズが204円。
私はこれ値段設定を間違えたんじゃないかと目を疑った。
普通、ノーマルなサービスからプレミアムのサービスに移行するあたり、だいたい1.5倍は価格が違うわけだが、ベビーチーズの場合は1.1倍も差がない。
ほぼ同じ。
だから最初は、「プレミアム」と名付けていても、それは単にそういう名前をつけて高級感を出しておいているマーケティング戦略なだけであって、内容は他の通常のラインナップと大した差がないのかと思っていた。
しかし、食べてみたら誰でもわかることだが、明らかに通常のラインナップより1.5倍は美味しい。
これは市場の歪みであると判断できる。
金融市場において、誰も気づかないような市場の歪みに気づいたものだけが幸福の果実をくすめ取ることができるように、ベビーチーズにおけるこのコスパに気づいた者だけが、高コスパなチーズ生活を享受できるのだ。
イギリスやフランス、オランダなどでは100円出せば買えるようなチーズに日本のデパートなどで得意顔になって1000円以上も出してセレブ気取りをしているおめでたい彼らは、一生総合商社のカモになっていることに気づかないだろう。
彼らはチーズそのものではなく、手数料に多額の金を支払っている。
一方、コストを徹底的に削減して、西欧ので販売されるチーズに引けを取らない品質と価格で美味しいチーズを提供するQ・B・Bの存在を知ることにより、消費者はカモにならずに美味しいチーズを楽しむことができる。
「Q・B・Bプレミアムベビーチーズ」は乳化剤が入っていて体に悪い云々とか、些細な食品添加物で大騒ぎしている場合ではない。
以下、スーパーいなげやにおいて販売されていた4種の「Q・B・Bプレミアムベビーチーズ」を比較・対比検討しながら、最適な食べ方、栄養などを考察していく。
Q・B・Bプレミアムベビーチーズ ゴルゴンゾーラ入り
私は、世界で一番美味しいチーズはゴルゴンゾーラだと認識している。
したがって、プレミアムシリーズの中でも、このゴルゴンゾーラが最高に美味いことを予測している。
さあ、その薄いベールを脱いで、綺麗な青カビの入った素敵な体を、私の前にあらわにしてほしい。
なんだと。。。?
全然青かびがないじゃないか。。。
全く普通のチーズだ。。。
いや、単に表面に見せていないだけだ。
きっと、その中に、大切な部分を隠しているんだね。
さあ恥ずかしがらずに見せてごらん。
ない。。。!
青い筋が、全く見当たらない。。。
私は騙されたのか。。。?
これは全然青カビのチーズじゃないぞ。。。
いや、かすかに青のような緑のような粒状のものは小さく見える。
しかし青筋ではない。。。
香りも、多少ゴルゴンゾーラかなと思えるような弱いにおいはあるものの、ほとんどにおいがしない。
パッケージを見ると、「ナチュラルチーズ(ゴルゴンゾーラチーズ7%以上使用)」とある。
たったの7%。。。
パッケージでは、明らかにたっぷり成長した青カビがふんだんに散りばめられたチーズが描かれており、そこから印象付けられるイメージと実物とはだいぶ異なる。。。
くそ、販売戦略にしてやられた。
どうせ味だって。。。
!!!!!!!!
ゴルゴンゾーラだ。。。!!
明らかに、青カビの入った、濃厚なあのクセのあるゴルゴンゾーラの味がする。。。!
これは捗る。
ワインも進むし、パンも進む。
もちろんそのまま食べてもいい。ちょっとずつかじりながら、口の中で広がるその芳醇な深みを少しずつ楽しむのが最高。
わさびも合うし、はちみつをたらしてもいける。
なんだこの不思議なチーズは。
このシンプルな見てくれから、なぜこの味が出せるのだ。。。?
六甲バター株式会社の開発力にかなりの迫力を感じた。
これは残りのチーズも期待できる。幸先が良い。
Q・B・Bプレミアムベビーチーズ 贅沢アーモンド
その名の通り、アーモンドがたくさん入っているだけのチーズだと思われる。
通常のアーモンド入りベビー4個よりも、2倍のアーモンド量が入っているらしい。
確かに、アーモンドの量が多い。
まあそれだけのことだろう。
たくさんのアーモンドが入ったチーズ。
味の予測はつく。チーズ+アーモンドの味だ。
!!!!!!!!
なんだこれは。。。うまい、うますぎる。
単なるチーズ+アーモンドの組み合わせと言うにはやや遠い。
アーモンドの量が半端なく多くてつぶつぶした食感がまたいい。
濃厚さとつぶつぶさ。そしてなぜか結構甘い。
自然な甘さだ。アーモンドの甘さ、バターの甘さ、そしてチーズの濃厚さが相まって、美味しすぎる。
この複雑な味を表現するには語彙が足りない。
私の語彙が足りないのではない。
日本語で表現出来る単語が見当たらないのだ。。。
どうやってこの美しく広がる複雑で清い味を描き起こせばいいのだ。。。
あえて日本語で端的に言うならば、まるでコーンポタージュを食べているみたいである。
なんかこのつぶつぶ感も、コーンポタージュを飲んでいる最中に咀嚼するあのトウモロコシの粒に似てきた。
一度コーンポタージュを食べているかと思うと、ますますコーンポタージュの味にしか思えなくなってきた。
贅沢アーモンドというよりかは、ベビーチーズコーンポタージュ味だ。
しかし「贅沢」という言葉が入っていた方が高級感があるし、「コーンポタージュ味」だとなんか安っぽい。
しかも、実際はコーンじゃなくてアーモンドが入っているわけだから、アーモンドの名前は残したい。
そこで、「ベビーチーズ 贅沢アーモンド贅沢コーンポタージュ味」という名前が一番しっくりくるし、しかも子供にとってはコーンポタージュという料理は超高級感のある贅沢スープなので、いわんやもっと年下の「ベビー」にとっては、もう雲の上の食べ物。
いつから赤ちゃんがチーズを食べていいのかは明確にはわからないが、2歳前後であってアーモンドにも乳製品にもアレルギーがないのであれば、食事に取り入れると幼児が食いつくであろう味。
してみれば、「ベビーチーズ」でありながらしかもただでさえ「贅沢」な「コーンポタージュ」がもっと「贅沢」なわけだから、「ベビーチーズ 贅沢アーモンド贅沢コーンポタージュ味」というのは気絶するほどの史上最強のチーズとなる。
というか、コーンポタージュに例えるまでもなく、「プレミアムベビーチーズ 贅沢アーモンド」は超おいしいしハイコスパだし、どうせ例えるなら「キャビア」とか「トリュフ」と言ってみたい。
Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ
Q・B・B プレミアムベビーチーズのラインナップは、いずれも希望小売価格が222円と統一されているところ、なぜかいなげやでは、他のプレミアムベビーチーズよりも販売価格が熟成ゴーダだけ高い。
他の販売価格が130円であるところ、どういうわけか熟成ゴーダだけ150円という高価格である。
つまり、いなげやでは、プレミアムベビーチーズの中でも突出して熟成ゴーダが高品質であるとの評価をくだしているものと認められる。
プレミアム中のプレミアム、王者の名にふさわしいベビーチーズが、この「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」であるといえる。
それもそのはず。パッケージによれば、「9ヶ月以上熟成させたゴーダチーズをナチュラルチーズ中60%以上使用しています」との記載がある。
あの超美味しい「ゴーダチーズ」を超熟させた上にそれをチーズ中に過半数以上占領させるということは、とんでもない大盤振る舞いではなかろうか。
この時点で王者の貫禄が伝わる。
さあ見せてくれ。その王者の貫禄を。
全く普通のチーズだ。。。
これでは、QBBのノーマルのベビーチーズとの差が何もない。。。
いや、若干黄色いか。。。
しかしノーマルはノーマル。
だが、真の王者は見た目にはこだわらない。
まるでファイナルファンタジー3や5において、回り回ってたまねぎ剣士やすっぴんが最強になるように、すべてを極めると結局原点に戻るのだ。
それが王者。
割ってみても、やはり何もない。
真の王者は見た目を飾らない。
味に絶対の自信があるからだ。
緊張しながらかじる。
何だこれは。。。
なんだろう、この懐かしい味。。。
最先端の技術を駆使して作り上げられた食べ物のはずなのに、なぜか20年以上も前の味の記憶が蘇ってきた。
急に周囲の世界が、幼少期を過ごしたあの故郷の木造建築の家にタイムスリップした。
そうだ。はごろもフーズのシーチキンの味だ。
しかも、ノンオイルとかライトな油のやつとかじゃなくて、濃厚なあの超おいしいスタンダードな油漬けのシーチキンの味がする。
シーチキンといえば、我々30代が子供のころの最高のご馳走であり、シーチキンが食卓に置かれているだけで、夕食の充実度が格段に向上した。
脂濃厚で塩味も効いていることから、そのままご飯に乗せても美味いし、何もアレンジを付け加えずにそのまま食パンに乗せて食べても最高のご馳走になる。
大人になれば酒が飲めるため、酒のつまみとして食べても非常に捗るしどんどん酒が進む。
上記のことはシーチキンの特長として述べたものであるが、そのままこの「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」にもそっくりそのまま当てはまる。
しかしシーチキンとは大きく異なるメリットがある。
開封にカン切り等の道具もいらないし、開けるのに力も要らないという点だ。
アルミのフィルムで包装されているだけなので、簡単に開けられるし、また管理に困る缶ごみが出ないという大きなメリットがある。
シーチキンの油にまみれて生臭い缶ごみは、保管に困る。
それだけでなく、手が汚れない。
シーチキンであれば、油ぎっしりの汁に触れて手やテーブルが汚れるが、「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」であれば、全く手が汚れない。
さらなるメリットとして、「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」の方がシーチキンよりもダイエットに向いているという利点がある。
シーチキンのカロリーは一缶で優に100キロカロリーは超えるところ、「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」の1個でたったの47kcalだ。
低インシュリンダイエットにおいて重要視されるGi値の観点から見ても、チーズは30台前半という低さ。ツナ缶は50くらいは行くから、かなりダイエット向きだ。
いや、シーチキンは一缶で70gはあるがベビーチーズは1個で15g。
量が全然違うもの同士を同じ土俵で比較するのはフェアじゃない。シーチキンなら一缶で満足出来る量だが、たったの15gの食事で満足出来るはずがない。という反論がありそうだ。
しかしながら、シーチキンはかきこんで食べることができるのに対し、チーズは食べるのに非常に時間がかかる。
チーズは、ちょっとかじっては口の中で味わうようにして濃厚さを堪能した後嚥下する、といった食べ方になるため、時間がかかる。
食べ過ぎなければ、単位あたりの脂質、脂肪分が高かろうが、トータルの食事量ではかなり低く抑えられる。
食事中に満腹中枢が刺激され、脳が「そろそろ満腹だ」という指令を出すまでには時間がかかるため、食べるのに時間がかかる食品であればあるほど、太り過ぎが防げる。
というか、シーチキンに例える必要性は全くなく、「Q・B・B プレミアムベビーチーズ 熟成ゴーダ」は超美味いし健康的だし、価格的にも高コスパである。
Q・B・B プレミアムベビーチーズ パルメザン入り
王者の後に紹介させていただくのは「プレミアムベビーチーズ パルメザン入り」。
パルメザンチーズといえば、とりあえずかけておけば何でも洋食になることでおなじみの粉チーズとして我々の食生活に浸透している。
さあ、その粉チーズをベビーチーズにするとどうなるのか。
46%ものチーズだ。
もうなんか粉チーズが46%くらい入っていてすごく粉っぽい。
粉まみれのチーズに違いない。
これは。。。!
粉まみれどころか、ツルツルであり、しかも普通のベビーチーズとの違いがわからないし、上記王者との違いも分からないし、味は未知数!
しかも、開ける方向が違う!
上記までのチーズは左から右に開ける方向だったのに、なぜかこれだけ逆。
右から左に開ける。
謎は深まるばかりだ。
食べてみる。
・・・これは。。。普通のチーズか?
いや、何か、口の中で舐めたり感だりしていると、塩味とともに粉っぽさがかすかに感じられるぞ。。。
さらに、微妙に硬い粒の食感がある。
チーズの粒だ。
これは、地味にすごいぞ。。。
柔らかいチーズでありながら時折訪れる歯ごたえ。
さらに削った硬いチーズの食感が粉っぽさとともにじわりと現れる。
なんだこれ。
後を引く。
一個だけじゃまだ味の深さがわからない。
もっと食べたい。
つい二個目にも手を出してしまう。
もしかしたら隠れた王者はパルメザンチーズの方かもしれない。
実に面白い。
Q・B・B プレミアムベビーチーズ スモークチーズチップ入り
最近見つけた「Q・B・B プレミアムベビーチーズ スモークチーズチップ入り」。
これは買うしかない。
しかし1つの疑問点が残る。
スモークチーズは果たしてプレミアムなのかということだ。
プレミアムという言葉から連想されるイメージは、上等とか上質、高級感がある、特別感がある、といった具合だ。
チーズにおいて、安価なプロセスチーズに比べてゴーダチーズやゴルゴンゾーラがプレミアムであるというのは納得がいく。
アーモンドに関しても、通常よりも2倍入っているという位置付けだから、通常のアーモンド入りよりもプレミアム版のアーモンド入りの方がプレミアムだろう。
しかしスモークチーズ。。。
普通にスモークチーズなんか安価に販売されてるじゃないか。
しかも全体がスモークである方がプレミアム感が出そうな気がするが、普通のプロセスチーズの中にスモークチーズがちょっと入っているだけ。。。
そう考えるのは早計だ。
プレミアムはスモークに掛かる言葉ではない。チップに掛かるのだ。
このチップの歯ごたえ! うむ。プレミアム!
Q・B・Bプレミアムベビーチーズは一瞬でセレブ感を味わうための近道
よく言われることに、「金持ち気分、勝ち組気分を味わうための最短ルートは、そのジャンルで最高のものを買うことだ」というのがある。
例えば豆腐ならばいくら最高のものでも1丁で500円もいかないわけで、500円も出せば最高ランクになれるわけである。
しかしそれでも通常の安い豆腐に比べて10倍の価格差はあったりするわけだが、「Q・B・Bプレミアムベビーチーズ」は最高ランクなのに通常の「おいしい」ベビーチーズの1.1倍、まあ実際の販売価格に直したとしても1.3倍程度の価格差程度しかないと思われる。
そう考えると、もはやプレミアムを買わない手はないし、実際美味しいしコスパいいんだから、もう絶対買ったほうがいいと断言する。