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湘南新宿ラインのグリーン車は安いし子連れ家族でも快適!買い方や料金、注意点のまとめ

      2016/05/16

子連れで湘南新宿ライングリーン車

かねてより在来線のグリーン車はコスパが良い的な話をよく聞いていたのだけど、以下の理由によりなかなか手が出なかった。

  • 買い方がよく分からない
  • システムがよく分からない
  • どうせ同じ価格だし2時間弱程度乗るくらいならわざわざ追加料金払わなくても普通の車両で問題ないんじゃないか

しかしながら、今回、東京から宇都宮というところへ初めて0歳の子連れで行くにあたり、グリーン車の検討が必要になったわけです。

結果、グリーン車のコスパは良いということが判明しました。
実感を以下のようにまとめます。

グリーン券の買い方

改札外ではなくホームで買う

まず買い方ですが、思ったよりずっと簡単。
その路線のホームに行って購入するわけですが、チケット発券制ではなくてスイカ等のICカードで電子データとして購入するのですね。
カードを機械に入れて、行き先に対応する駅名を画面上で押せば良いだけです。
あまりにも簡単すぎます。

注意すべき点

ただ、行き先を押した後、「これでいいですか?」みたいな確認画面が出ずに、そのまま購入されちゃうのですね。
これ間違って子どもが画面バンバンたたき出して全然見当違いの駅までのチケットを購入することになったら、取り消せるのだろうか。
しかし取消せるとしても、ホームで買うわけだから時間ギリギリになっている場合もあるわけで、そういう時はキャンセルする余裕がなさそうだ。
まあ車内で巡回している車掌さんに修正をお願いすれば事なきを得られるのだろうけれど。

あと、購入するにあたり、もし急いでる場合には結構慌ただしくなりそうですね。
残り1分で電車が発車するという段になって、グリーン車購入の機械を探していたら時間無くなるし、機械の数がそもそも少ないので、列が出来てたら時間切れになって買う事ができなくなる。
車内の車掌さんに頼んでも買えるらしいけど、ちょっと高くつくらしいです。
今回は時間に余裕があったし、列も出来ていなかったのでスムーズに買う事が出来ました。

グリーン券の使い方

グリーン券購入済みのデータが入ったスイカまたはパスモ等のICカードの使い方のシステムですが、購入履歴のあるスイカ等を、座席の天井のタグにかざせばいいだけでした。
そうすれば、その座席を確保したという緑色のランプがつくし、座席の移動も簡単に車内で出来る。
赤色のランプの座席は誰もグリーン券を使って使用していない、ということなので、赤色のランプのところを探せばOKです。

グリーン車が満席だった場合

せっかく特別料金を追加で払ってグリーン券を購入したにもかかわらず座席が確保できなかった場合。
これはどうしようもないので仕方なく普通の車両に移動しましょう。
しかしたぶん新宿宇都宮間だと割と大丈夫な気がしました。
(2016年3月18日追記。これまで新宿から宇都宮の間、およびその帰りで往復合計5回くらいは平日土日かかわらず乗っていますが、いつも割と空いていて、隣同士の2席は毎回確保できています。なので、自分と妻、その間に挟むように現在1歳の息子、という構図で座ることは可能。)

2階席と1階席どちらに座るべきかの比較

2階席は視界が良好なので1階席よりすぐ埋まる傾向があります。
しかしそのような場合でも、1階席は余裕があるので、特にどこも座れないということはなさそうです。

1階席だと遠くまで景色を眺めることができなかったりしますが、これはこれで楽しい。
ちょうど目線が、ホームと同じ高さになっている。
自分の足元と同じ高さで景色を見るというのも、違った視点を得られて面白いと感じています。
(2016.3.18追記)

万が一、1階席も満席でどこにも座席が確保できなかったとしても、繰り返しになりますが、降車駅で駅員に言えば払い戻ししてくれるらしいので料金的には損をすることがありません。だからお金に関しては心配しなくて大丈夫。

オススメは1階建車両。又は進行方向反対側の最後尾の席

また、座席数は少ないですが、普通車両と同様に1階建てのグリーン車車両もあります。
一番のオススメはこの車両です。
なぜなら、頭上に荷物置き場があるからです。
ただ、この席はかなり密閉空間で静かなため、子供が騒いだりすると他のお客さんに迷惑がかかる。
子供が割と大人しく出来るような年齢、あるいはおとなしい状況であればここに座るとより快適かもしれません。

あるいは、2階建席であっても荷物置きスペースが確保出来る座席があります。
それは車両最後尾の席。
この席の後ろ側がデッドスペースになっていて、ここにベビーカー等の大きな荷物を置くことが可能。
背もたれと背後の壁との間にわずかの隙間があり、その隙間にベビーカーを置くことができるようです。
車内販売のグリーンアテンダントさんが教えてくれました。
一見、荷物置き場であることが明確にわからないので、初見だとここに荷物を置こうとは思いつかないと思います。
しかし責任者の方のお墨付きがあるのでそのように使って構わないようです。

うっかりグリーン車初心者だと最前列とかを真っ先に確保してしまいそうですが、最後列が空いているかどうかをまず確認することが、快適な旅の第一歩かと思われます。
(2016.3.18追記。)

運賃

どの席も運賃は変わりません。
例えば新宿から宇都宮だとすると、平日980円、これが土日休日になると780円と200円ほど安くなる。
料金は距離に応じて決められているらしくて、50kmが分岐点になっているようです。
50km以内だと平日770円、ホリデー570円。51km以上だと上記料金に値上がりする。
ということは、どうせ乗るなら距離が長ければ長い方がお得なわけです。

ちなみに、車外ではなく電車内で購入する場合、260円の価格上乗せがあるので、車内で買うのは論外です。
(運賃については2016年3月18日現在公式HPで調べたところ)

乗り心地

もう今後はグリーン車しか乗れないなあと思いました。
座席がまるで新幹線みたいにテーブルついてるし、音が静かで振動もほぼ無いし、子どもがいる場合に周りの人にタッチしちゃうとかそういう心配もありませんし。
離乳食をあげることもできる。まるで自分が座っている座席と廊下、前の座席と壁とで囲まれる空間が個室であるかのような安心感が得られる。

時折車内が暑いこともあるし、乗る車両によっては荷物を置く網棚が無かったりするのでその点が不便ではあるけれども、2時間弱ほどの割と長い時間電車に乗るならグリーン車にすべきだと思った。
特に子連れの場合、普通車両だと子供が飽きてしまったりして泣いたり騒いだりする心配を終始感じていることになります。
周囲への気遣い等で心労になります。
しかしグリーン車だとたかが780円程度(51キロ超えの場合かつ土日休日のホリデーの場合)払うだけでこの快適さが得られるので、これに乗らない手はない。

新幹線との比較

どうせ追加料金で快適さを手に入れるのであれば、あと追加で1000円強払えばこの区間で新幹線乗れるのでは、という考えもある。
時間が短縮できるしより快適な空間が得られますし。

子連れだと1時間超えると子ども飽きて来る可能性大なので、そうなるとグリーン車であっても周囲の目線が気になる。
また、トラブルで在来線は途中で止まる危険性もある。
その点、新幹線がより一層コスパが良さそうな気もする。
もしも上野か東京初だったら新幹線にしてもいいのかもしれませんが、新宿から北に向かう場合には湘南新宿ラインでもそれほど不便ではない、というか、逆に上野か東京まで行くのが面倒になったりするのでやはり湘南新宿ライングリーン車が良い。

それと、「あと追加で1000円強払えば」と気軽に書いたけど、夫婦合計で2000円追加で払うとかやっぱり高いです。
そんなお金があればオムツ2袋買えるじゃん。とか思ってしまう。

まあ子育て世帯だとちょっとしたお金も節約すべきなので、快適さとお金を天秤にかけると、2時間弱の距離であって、新幹線と在来線(乗り換え無し)がほぼかぶる経路を乗る場合、攻守両面においてバランスがいいのはグリーン車なのではないかと思います。

まとめ

子連れであってかつ100キロくらい同じ電車に乗るなら、グリーン車の検討すると、余計な心配が減って快適な旅になると思います。

 - 育児