独身者が会社・職場のデスクに家族や子供の写真を飾って出世する方法
2017/04/02
家族や子供の写真を職場のデスク周りに飾ったり、やパソコンのデスクトップの壁紙に設定したりしている人ほど、好感度が上がったり出世したりしている確率が高いのではないかと最近感じている。
写真を飾ることは、成し遂げる上で重要な要素なのだ。
そこで、今日からすぐに実践できて誰でも簡単に成し遂げられる方法を紹介したい。
Contents
会社や職場で家族・子供の写真を飾ることはうざいのか
そもそも会社で家族の写真を飾るのは許されるのか、という疑問もある。
写真を飾るのは周りから見てうざい、公私混同だ、などと思われるので、逆に周りの反感を買うのではないか。
確かにそういう向きもあろう。
幸せそうな家族や子どもの写真をこれ見よがしにデスクに飾ることで、まるで周りに自慢しているような気がしてしまう。
それによって周囲の妬みを引き起こし、出世どころか、同僚や先輩後輩からの好感度も下がってしまうのではないだろうか。
私の見立てによると、家族を持っている出世コースの人や、女性職員などからの好感度は、下がるどころか上がる可能性の方が高い。
そして、幸せそうな家族写真に怒りを感じる層は、心の狭い独身者や精神の捻じ曲がった、どうせ出世できない少数派である。
家族を有している人や綺麗どころの女性から受ける好感度アップの恩恵の方が、マイノリティーから受けるマイナス要素よりも大きいのだから、写真を飾った方が良いに決まっている。
そして、私の経験上、その日の仕事のスタートに子供の写真を見ると、モチベーションが上がるし、仕事のアウトプットの質量ともに向上する。
写真を飾るだけというたった数分でできる作業が、その後の数ヶ月に及ぶ仕事の効率化に繋がる。
そうなれば自分の業績も会社の売り上げもアップする方向に向くのだから、これは全員一丸となって、幸せな家族写真を飾るべきである。
独身者、未婚者が家族や子どもの写真を机に飾る方法
しかし、結婚していないと早速壁につまずいてしまう。
結婚していなければこどももいないし、当然妻や旦那といった伴侶もいない。
ならば写真を飾ることができないではないか。
しかしインターネットという文明の利器は、これを可能にした。
ネット上から無料の写真素材をゲットするのだ。
例えば、商用利用OK・クレジット表記不要の画像検索エンジン「タダピク」を使えば、婚活や妊活といった苦労を経ずとも、幸せな家族写真が取得できる。
そこで、ここから得られるいくつかの写真を飾った際の効果について検証したい。
娘が公園で遊んでいる写真を飾る
上記タダピクで、「子供」と検索したところ、「笑顔で公園を走り回る子供」なるタイトルの写真が発見された。
フリー写真素材ぱくたそ なる、写真素材をフリーで配布しているストックフォトサービスが提供するものである。
上記写真は、「モデル:あんじゅ」であり、「photo すしぱく」である。
プロ級のモデル及び撮影者が、高性能なカメラで、絶好のロケーションをアレンジして、多大なコストをかけてようやく切りとれる一枚。
こんな写真を素人が撮るのは難しいし、そもそもこんな可愛い娘さんを家族に迎えられる勝ち組層は、日本の総人口のほんの数%だろう。
そんな勝ち組だけが享受できる成し遂げた写真が取得できた。
公園で走り回る娘が笑顔で親に駆け寄ってくるシーン。
これほどの幸せはあるだろうか。
そして、この写真をこれ見よがしにデスクトップの壁紙に設定してみよう。
もはや幸せの絶頂である。
そして、自分がこの子の親であるという設定でその日を過ごせば、仕事を頑張ろうという熱意につながる。
自分が親であるような設定をわざわざ作らなくても、効果はある。
こんな純粋な娘さんが将来にわたって幸せに過ごせるように、日本をよりよくしていこうという、意識の高いモチベーションが得られる。
また、周囲からの目線も変わるだろう。
女性職員から、「うわあ。○○さん、こんな可愛い娘さんがいたんですね」と言われる。
それに対しての回答としては、まあ、こんな可愛い娘さんがいるはずがないので、適当にごまかす感じで「ふふふ。じゃあちょっと急ぎの用があるので」とでもはぐらかしておけばいい。
無駄に嘘を発言すると、その後嘘で嘘を塗り固める面倒な作業が発生する。
また、そうやって家族を褒められたことに対して、ほとんど何も答えずにクールに去ることで、「○○さんって、こんな可愛い娘さんがいるのにそれを自慢しないのね。素敵な人」との高評価を得られ、モテるようになるに違いないのだ。
赤ちゃんの写真を飾る
今度は上記タダピクにて、「赤ちゃん」と検索してみた。
すると、上の写真が発見された。
ロイヤリティーフリー、著作権帰属先表示不要のPixabayが提供するものである。
撮影者は「kangheungbo」さん、となっていた。
職場に赤ちゃんの写真を飾るのは非常に有効である。
何しろ、赤ちゃんの姿は、誰が見ても可愛らしいと感じるようにできている。
人間の優しい心理に訴えかける赤ちゃんの見た目は、他人から攻撃を受けないばかりか、他人に保護されるような効果をもたらす。
これによって、上司がこの写真をチラ見した際に、「あいつ、こんな可愛い子供が生まれたばかりなのか。仕事が全然できなくてそろそろリストラしてやろうかと考えていたところだが、こんな小さい子供がいるならば、もう少し雇い続けてやるか」と勘違いしてくれるに違いなく、これによって、あなたの安定性は維持されることになる。
おじいちゃん、おばあちゃんの写真を飾る
何も子供の写真に制限する必要はない。
おじいちゃんやおばあちゃんの写真を飾るのも有効な手段だ。
上記タダピクで「おじいちゃん」と検索すると、Pixabayからbryandiltsなる人の成し遂げた写真が発見された。
高齢化が進行している現代日本においては、高齢者の方々を敬う精神は非常に好感が持たれる。
「おじいちゃん、おばあちゃん想いな優しいやつなんだな」と先輩が勘違いしてくれることで、職場で可愛がられること間違いない。
後輩からも、「あの人いつもぶすっとしていて怖そうだったけど、本当は超優しい人なんだな」と勝手に勘違いしてくれて、なぜかその日から尊敬され始めたりもする。
上司は「もしかしたら、仕事をしながら介護とかもやってるのかな。いつも仕事できないのでそろそろリストラしようと思っていたが、しばらくそっとしといてやるか」と思い込んでくれることで、経済的安定性を維持することが可能となる。
まして、上のように赤ちゃんとおじいちゃんとが同時に写っている写真などは、育児と介護の両方を頑張ってる感が出て破壊力抜群である。
さらに、日本人風でなく、外国人風の赤ちゃんやおじいちゃんの写真を飾ることで、「あいつ、もしかしたらハーフなのか。仕事全然できないからそろそろクビにしてやろうと考えていたところだが、もしかしたら英語くらいはできるかもしれないな」などと管理職が考えて、海外赴任のチャンスをゲットできる幸運もありうる。
家族が写っている写真をデスクに飾る
さらに写真の威力を上げるためには、子供やおじいちゃんなどが単独で写っているものよりも、やはり自分も写っている家族全員の幸せな風景の方が、威力が高まる。
タダピクで「家族」と検索すれば、いくらでも見つかる。
上記はPixabayで見つかったWhite77さんという人の写真である。
子供と一緒のポーズを決めて笑顔で一緒に写っている写真。
これを見て、いくら仕事ができないからといって無下にクビを切ることなどできようか。
まして、家族とこんなに良好なコミュニケーションが取れていることの証明になり、「コミュニケーション能力抜群」との評価を受けて、栄転できる可能性もある。
さらに、子供が外国人風なことから、「国際結婚なのかな。こいつ、国際的な文化の違いを理解しているに違いないから、海外赴任にうってつけだな」との評価を受けて海外赴任のチャンスをゲット。窓際族から出世コースへの逆転が期待できる。
なお、父親の顔が日本人風でない場合には、適当にフォトショップなどで父親の顔の部分だけコラージュするなり加工するなりすればOK。
家族の人数を増やす
数ヶ月間、同じ家族写真を飾っておくだけでは、周りからもそれほど注目を浴びなくなるので、効果が薄れる。
したがって、ここぞとばかりに、写真を入れ替える必要が生じる。
その際、写真に収まっている家族の人数を多くすると、効果が上がる。
守るべきものが多ければ多いほど、自分のモチベーションが上がるし、周囲からも、「あの人は本当にたくさんに人から信頼されているのね」との高評価につながる。
後ろ姿で子供と手をつないでいる写真を飾る
sarahbernier3140さんのPixabayでの写真。
やはり手を繋ぐというのは、家族との絆がより強そうな気がする。
しかも後ろ姿である方がいい。
後ろ姿というのは何か見るものに想像力を膨らませるものがある。
そこへきて手をつないでいる写真ならば、静かな幸せを見るものに感じさせる。
高慢ちき感が出ずに、見るものに高評価を与える写真は、やはり後ろ姿で手をつないだ写真に限る。
ささやかな幸せ。
小さい幸せが続く平和な毎日。
こんな平和を、リストラによって壊せるような上司はいるだろうか。いない。
家族の後ろ姿のシルエット
jill111さんのpixabayでの写真。
同じ効果を出すならば、はっきりと姿が写っているものよりも、シルエットの方が、見るものの想像力をかき立てる。
神秘的なシルエットから、家族に流れる平和な時間を想起させる。
もはやこの神聖な絆に立ち入ることは許されないのではないか、という、暗黙の掟が見るものに心に訴えかける。
これによって、あなたの地位は守られる。
ラクダに乗ったシルエット
geraltさんのpixabayでの写真。
神秘感を出すならば、より一層の異国感を出した方がいい。
ラクダに乗るという、もはや日本ではありえない異国情緒をシルエットで出す。
さらに背景がもはやどこの景色とも特定できないような抽象的なものになればなるほど、人知や宗教を超えた、もはや触れてはいけない家族のオーラを感じ取り、リストラ寸前だったあなたの地位が守られることになるだろう。
妻・恋人の写真をデスクに飾る
これまでのように家族写真で確固たる地位を保持できたら、あとはスクリーンセーバーやフォトフレームなどでランダムにスライドショーをさせればもはや無双状態になるのだが、ここで間違って妻か恋人の写真を単独で飾るのはNGである。
これをやると、これまでの高評価が一気に下がり、妬みの対象になるだろう。
上の料理をしている写真は、タダピクで「妻」と検索して発見されたものである。
ぱくたそ提供、モデル:五十嵐夫妻、photo:すしぱくであった。
家族の構成要員の誰かの幸せそうな写真、という設定では同じなはずなのに、なぜ妻だとこれほど嫉妬心が芽生えてしまうのだろう。
もしも私の同僚の奥さんがこんな感じの清楚な美人であり、その写真が飾られていたら嫉妬するであろう。
まして、家庭料理を作っている写真などを見た日には、「あいつは落ちぶれたやつだと思っていたのに、実はこんなに綺麗な奥さんの手料理を毎日楽しんでいるのか。許さぬ」となってしまう。
恋人の写真の場合も同様である。
「俺はすごい美人の奥さんを手に入れられるほどの実力の持ち主だぞ」とアピールすることで出世を目論んでいても、逆効果になるだけである。
しかしながら、これが仮に美人じゃなくてブサイクな感じの奥さんだったりすると、周りの人間は全然嫉妬しないと思う。
だから、万が一奥さんか恋人という設定で写真を飾りたいのであれば、ブサイクな写真をこれ見よがしに飾れば良い。
ただ、ブサイクな人の写真を大切に飾ることにどれほどの意味があるのかは未知数である。