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子供の看護休暇で実質有給が1年間で5日増えるけどすぐ足りなくなる

      2016/04/15

子供の看護休暇で実質有給が1年間で5日増えるけどすぐ足りなくなる

4月から長男を保育園に通わせたのだけど、仮に1日に預かってもらう時間を8時間としたら、うち半分くらいは欠席しているんじゃないかという気がしてきた。風邪で。

子の看護休暇は特別な有給

子供が産まれると、子の看護休暇というものが有給休暇とは別途取得することができて、厚生労働省のHPによれば、以下のような規定になっているようです。

子の看護休暇制度(法第16条の2、第16条の3)

小学校就学前の子を養育する労働者は、申し出ることにより、1年に5日まで、病気・けがをした子の看護のために、休暇を取得することができます。

知り合いの話を聞く限り、保育園に通わせると風邪で休まざるをえない場合が多々あり、そういうときにこれを活用するというパターンが多いということを知っていまして、まあ看護休暇は5日じゃ足りないみたいな話も聞いたことがあるような気もするのですが、いざ自分の子供を保育園に通わせるようになって、それが実感できるようになったというか。

2、3日通わせると発熱する、の繰り返し

5月なんかは連休があったからそもそも保育園に行かない日が多いのだけど、じゃあ営業日ベースでどれだけ行かない日があったかというと、むしろ行った日を数えた方が早いんじゃないかという気がする。
たぶん3日くらいしか登園してないんじゃないでしょうかね。
記憶があいまいですが、もう連休中は39度くらいの発熱がずっと続いてぐったりして食欲なかったので、祝日と土日はほぼ全部看護状態でしたし、連休終わってようやく体調も回復したと思ったら、その週の2日目の火曜日に熱っぽくなって水曜から金曜まで38度から40度までの熱を往復する状態。

土日に入って元気になったのだけど月曜日朝にまた37.5度の熱で保育園に通えず家で看護。

というわけで、昨日まで土日含めると6日間連続で休んでいることになるわけですが、果たして今日は熱が下がって保育園に通わせることができるのでしょうか。

熱は午後になるほど上がっていく

どこの保育園もそうなのか知りませんが、私の通わせている保育園では、37.5度に達した段階でもう預かれなくなるという制度でして、まあそれが一般的なんじゃないかと思います。
(調べたら37.4度がしきい値という園もあるみたいですなあ。。0.1度違うだけでだいぶハードル上がると思うけど)

じゃあ仮に朝熱を測って37度だったら安心してOKかというと、割と黄色信号な実感。経験上、これほぼその日の途中で37.5度に達して仕事中に保育園から電話がかかってきて「熱が出たので帰宅させてください」となって会社早退というパターンになる可能性が高い。

幼児の平熱っていうのは大人のそれよりも高めなので、我が子の熱もそもそも正常値が37度弱なのですが、37度超え始めるとちょい高いかなという実感があり、それが朝だったりすると夕方には37度後半普通に行きますな。
どういうメカニズムなんだろ。大人だとそんな一日単位で1度も増加したりしないと思うのだけど、子供はたくさん動き回る上に発汗作用が未発達だから、動けば動くほど体温が上がってしまうのだろうか。
そうだとしたらやっぱり37.5度で保育園に通わせられなくなるのは、なかなか仕事と育児を両立するのは難しいよなあ。

看護休暇を使っても有給が足りない

我が家は4月中はなるべくならし保育期間にしようとしていたのでそれなりに子供も元気だったのだけど本格稼働させてからこの状況だと、今後どれだけ子供がこのツラい風邪に悩まされ、親もどれだけ休まなければならないのかということが心配になるわけです。

5月から妻が子の看護休暇に手を付け始め、あっという間に使い切ったわけでして、私もそれを使い始めた段階なのですが、早ければ今月中、遅くとも6月前半には使い切りそうですなあ。

というわけで全然休暇足りない。
たぶんこんなにすごいペースで休ませてるの我が家だけじゃないと思うのだけど、よくみんな休暇足りるよなあ。
仮に一年の有給休暇が15日から20日くらいはもらえるとしても、5月中に夫婦ですでに6日休んでてこの先もう少し増えて8日/月の休みが必要となると、夫婦で今年の10月頃までには休暇無くなって詰む計算になるので、その後無職になって永遠の休暇を楽しめば良いということかな?

風邪をひけばひくほど強くなるのか

よく、通わせ始めはたくさん風邪引くけど、だんだん免疫がついていってやがてひかなくなる、みたいな意見を聞いたことがありますが、個人的には、風邪ウイルスってたくさん種類がありすぎて、一個に対して免疫がついたとしてもそれ以外の無数のウイルスのどれかにかかればまた発熱するので、あんま免疫力って信用してない。
それよりも年齢とか月齢が作用しているような気がしていて、もう少し年齢が高い状況、たとえば1歳半過ぎくらいから通わせ始めたお子さんはそんなに風邪をひいていないという状況が身近に起きているので(サンプル数5以下ですが)、風邪たくさんひいて強くなるというよりかは、年齢が進んだから強くなったという説の方が信頼できる気がする。
そう思うと、あと1歳半まであと半年くらいはこの状況が続くとして、やっぱり10月までに夫婦で有休算日数が0になって詰むという予定には変わりなかった。

予防接種に子供の看護休暇は使えるのか

子供の予防接種、これは平日に行きたいという人も多いと思う。

これも病院に行くわけだから、じゃあこれも看護休暇で病院に行くことができるのか、という点については、割とグレーなところだと思う。

看護休暇は基本的には子供の看病のために使うものなので。
また、看護休暇は急な事情で使うべきものだと思うのだけど、予防接種はあらかじめ予約して行くものだ。

風邪をひいたときにその治療のために急遽薬局で買った薬の代金は医療費として認められるものの、健康なときに予防として買った薬の代金は含められない、という確定申告の時の仕分け作業時に誰もが「なんだそれ」と疑問に思う点と考え方は似ているのではなかろうか。

しかも、予防接種であれば土日いずれかに接種することもできるとなると、ますます看護休暇は使いにくい。

ただ、あまり看護休暇の理由を事細かに聞いてこなくて前広に取得を認めているような会社であったり、近所の病院がどうしても平日しか空いてない等の特別な事情であったりした場合は、試しに自己責任でチャレンジしてみるのもありなのかもしれないですけどね。

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