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中條商店刺身こんにゃくが下処理不要で臭いなく美味しいのでおすすめ

   

中條商店刺身こんにゃくが下処理不要で臭いなく美味しいのでおすすめ

これまで数々の刺身こんにゃくを食べてきたが、鹿沼こんにゃく屋の有限会社中條商店が販売する「さしみこんにゃく」ほど美味しいものはないのではないか、と言わざるを得ない。

刺身こんにゃくはダイエットに最適な健康食品である

木県鹿沼市は古くから在来種という品種のこんにゃく芋の産地として有名

まず、どれほど私が刺身こんにゃくに入れ込んでいるかということについて説明したい。

私が好きなのはその独特の臭いである。

とても臭い。

アク抜きや下処理など、加熱すればその臭いが取れるのかもしれないが、面倒臭くてそんなことしない。

スーパーで市販されている刺身こんにゃくはそのまま食べることが前提となっているものが多いので、いちいち加熱するとかしていたら手間がかかって面倒だし何か負けた感があるのである。

だからそのまま食べる。

すると、こんにゃくが臭い。

こんにゃくのみならず、一緒に入っているあの液体も臭い。

開封時、その臭い液体が溢れ出る。

指にもつくしテーブルにも溢れる。

台所のシンクにも飛び散る。臭い汁が。

最悪である。

しかしこんにゃくをよく洗って皿に盛り、そのまま食べてみると、どうなるか。

やはり臭い。

よく洗ったにもかかわらず臭いのである。

では、付属の酢味噌、あるいは辛子味噌などを大量につけてその臭みを取って食べれば美味しいのではないか。

そう思って酢味噌を開封すると、酢味噌までもが臭いのである。

加えて、酢味噌を開封しようとした指に、その臭い酢味噌がつくのである。

砂糖が入ってベタベタしたその酢味噌はティッシュで拭いてもやはりベタベタするので水道で手を洗いに行かなければならない。

面倒である。

さらに、テーブルの上に、中身がこぼれないように立てかけておいた酢味噌の容器が、バランスを崩して倒れてその臭い駅がテーブルにこびりついている感も面倒くさいのである。

それほどの労力を伴って食べる、酢味噌付き刺身こんにゃくは、さぞかし絶品であるかのように思えるかもしれない。

しかし食べると普通である。

しかも刺身こんにゃくに大した栄養は期待できない。

強いて言えば食物繊維くらいである。

では、なぜそこまでして食べる必要があるのか。

それはダイエットのためである。

カロリーがほとんどゼロに近く、食物繊維があり、弾力性によって食べ応えがある刺身こんにゃくはダイエットのために食べるのである。

しかもその臭さが食欲をいい感じで抑えてくれるので、食べ過ぎ防止になる。

まさにダイエットのために生まれてきたような食材。

痩せたい人には最高である。

つまり、一言で簡単に言えば私は刺身こんにゃくを最高だと思っている。

それほどに思い入れの強い刺身こんにゃくであるが、刺身こんにゃく界の中でも究極の刺身こんにゃくを発見してしまった。

それが鹿沼こんにゃく屋の「有限会社中條商店(住所:栃木県鹿沼市富岡481-10)」が製造販売する「さしみこんにゃく」である。

すごすぎる。

中條商店刺身こんにゃくは下処理なしでも臭くない

中條商店刺身こんにゃくは下処理なしでも臭くない

さて、刺身こんにゃくに対する私の認識が上述したものであったが、中條商店の刺身こんにゃくを食べたらその認識が一変した。

まず、中條商店の刺身こんにゃくは「アク抜き済」であり、「冷蔵庫で冷やしてサッと水洗いして」すぐに食べることができる。

「アク抜き済」を赤字で記載したり、「水々しい食感」と赤で強調しているあたり、その味には絶対の自信があるものと認められた。

つまり、臭みもないのではないか、と予測した。

そして開封すると全く臭さがない。

ということは、この臭くてお馴染みの液体も、飲めるのではないか、と考えた。

臭すぎる凝固剤の水酸化カルシウムの液体は通常、そのまま飲むものではない。

飲んだら後悔するくらいにまずい。

しかしこの中條商店のは違った。

全く臭くないし普通に飲めた。

このことはありえないことだった。

こんにゃくの液体を飲むなどということは、いまだかつてなかった。

しかし飲めたのである。

これは相当に期待ができた。

また、レシピとしてサラダ用ドレッシングやマヨネーズをかけても美味しいとの触れ込みだったが、やはり真の味を調べたいならそのまま食べるか、付属のからし酢味噌がベストと判断した。

さしみこんにゃく ゆず

中條商店さしみこんにゃく ゆず

味は2種類あった。

まずはゆず味である。

ゆず粉末が入っていて黄色い。

中條商店さしみこんにゃく ゆず

ツヤツヤして水々しい。

そういえば、一般的な刺身こんにゃくだと最初からカットされているので包丁を使わなくて済んだ。

しかしこれは切れていない。

切るのが面倒臭いからそのまま食べてみようかなと思った。

しかし3歳の子供も食べたいというので、全部刺身状にカットした後で、さらに喉につまらせないように3歳の子供用に小さく切る必要があった。

中條商店さしみこんにゃく ゆず

塊のこんにゃくから刺身状のこんにゃくを作り出していく作業は、まるで自分が寿司職人にでもなったかのような気持ち良さがあった。

自分が全然包丁さばきが得意ではないのに、あたかもプロのような手つきになる。

それくらい、包丁でカットするのが容易だった。

思わず、子供の前でこれ見よがしにカットしながら、パパは料理がうまいだろう、と呟いた。

中條商店さしみこんにゃく ゆず

ここに付属のからし酢みそをつける。

からしという名前が付いているので、まだ3歳児には早いかなと思った。

したがってそのまま黄色いゆずこんにゃくをあげてみた。

そういえば刺身こんにゃくはいつから子供に与えて良いのだろう。

喉につまらせたら大変なので、いつもこんにゃくをあげるときは、小さくカットした上で、よく噛んでゆっくり食べるように言い聞かせている。

それによって、これまでなんら問題なく子供はこんにゃくを食べ続けてきた。

白滝に関しても同様である。

刺身こんにゃくをストレートで息子は食べた。

美味しいとのことであった。

次に、からし酢みそをつけたものとあげてみる。

この辛子酢味噌は大して辛くない。酸味も強くない。むしろ甘いタレだったので、子供でも十分に楽しめる味わいを出していた。

子供が先ほどよりもより感動した様子で「美味い」と叫んだ。

中條商店

この美しい黄色にプルプルとゼリーのように揺れる見た目。

これがうまくないはずがない。

そのまま食べてもほんのりとゆずの香りがして美味しい。

全く臭みがなく、プリップリである。

えぐみもない。

よって、今自分が刺身こんにゃくを食べているということを一瞬忘れてしまった。

新鮮なイカの刺身でも食べているのかと勘違いしそうになった。

その後、「そんなはずはないだろう。たかが刺身こんにゃくだぞ」と、私と息子が感動しているところに妻が来て、一口食べた。

「美味しい」とのことだった。

たかが刺身こんにゃくのくせに、100%の確率で食べた者を感動させている。

中條商店すごすぎる。

しかしまだだ。

ゆず味はまだ序の口と思えた。

本当の実力は、青のり味を食べてから判断したい。

中條商店さしみこんにゃく 青のり

中條商店さしみこんにゃく 青のり

青のり味の方を美味しいと感じることができれば、その実力は本物と判断できる。

中條商店さしみこんにゃく 青のり

なぜなら、見た目が緑だからである。

黄色よりも緑色の方が食欲的にはそれほどそそられない。

加えて、「クロレラ」という響きが、初心者にはハードルが高かった。

また、ゆずであればその柑橘系の香りで臭みをごまかすことができたかもしれないが、青海苔ではその効果が薄い。

しかも、青海苔はもともと海のものであるために、若干の生臭さを出してしまうかもしれない。

かえって臭さを助長させてしまうかもしれないのだ。

中條商店さしみこんにゃく 青のり

しかし全く臭くない。

ゆず味と同様に、液体を飲めた。

しかも美味しく飲めた。

この液体を飲む奴がいるなんて、バカじゃないのか、と思われるかもしれない。

しかしバカであろうがなんだろうが構わない。美味しく飲んだ。

それにしてもやはり見た目的には緑は食欲をそそらない。

これでは子供は食べないのではないかと思われた。

なぜなら、3歳になってから葉物の野菜をそれほど好んで食べないことが増えて来たからである。

中條商店さしみこんにゃく 青のり

しかしそんな心配は無用だった。

むしろゆず味よりも率先して食べ、お代わりまで要求してくる。

私も食べてみたところ、本当に美味しい。

しかも海苔とクロレラのミネラルによってより一層の健康効果が発揮されるものと認められた。

私と息子は感動して食べ続けた。

そこに妻が来て、「たかが刺身こんにゃくだろう。何をそんなにありがたがって食べているのか」というようなトーンで入って来て食べた。

すると、「美味しい」と驚いていた。

これほど刺身こんにゃくを美味しいものと感じたことはなかった。

中條商店すごすぎる。

栃木県鹿沼市は古くから在来種という品種のこんにゃく芋の産地として有名

さて、そもそも栃木県鹿沼市はこんにゃくの産地なのかどうかという点が気になる。

しかし鹿沼こんにゃくという非常に有名なものを鹿沼市は生み出しているのだ。

なお、私はそのことを全く知らなかった。

ではなぜこの刺身こんにゃくを買おうと思ったのか。

実際には、栃木県宇都宮市の宇都宮駅のお土産屋で2500円ほどのお土産を買ったところ、レジのお姉さんが「1000円以上お買い上げの方に差し上げているので選んでください」ということで、籠盛りの刺身こんにゃくを見せられたのである。

刺身こんにゃく無料プレゼントのキャンペーン中だったのである。

そこで、まず私は「ゆず」を選んだ。

子供が黄色好きだからである。

次に緑を選ぼうかと思った。

なぜなら、「1000円以上で差し上げる」ということはつまり、2000円買ったから2個もらえるものと思ったからだ。

しかしお姉さんはカゴを引っ込めて、「ありがとうございました」と締めモードに入ってしまった。

そこで私は「いや、1000円で一個なんだから2500円ならば2個だろう」と反論しようとしたが、野暮ったいクレーマーだと思われるのも癪なので、諦めようと思った。

しかし妻がとっさに「私の分も代わりに買ってもらったんです」とアシストしてくれた。

つまり、妻は妻で1000円分のお土産を買うつもりでいたが、どうせ私もお土産を買うので、だったら一緒にまとめて私が一人で買った方が効率が良いだろうと判断して全部私が一人でこうして買ったからであり、本来ならば妻が1個、私が1個各々もらえていたはずの刺身こんにゃくなので、2個もらえてしかるべき、という話を展開したのである。

すると、お姉さんはもう一つくれた。

なお、1000円で1個もらえることを事前に把握していれば、あと500円ぶんくらいの日光湯葉でも買うことにして、お土産を1000円ぶんくらいずつ小分けにして3回レジに並んで3つの刺身こんにゃくを貰えばよかったな、とも考えた。

中條商店の刺身こんにゃくは、ゆずと青海苔の他に白いノーマルなのもあるので、そうすれば3種類食べることができたのに。

よって、これだけ楽しめたのに全部無料である。

本来の値段とか知らなかったので、今、オフィシャルサイトの通販のページで価格を調べたところ、青海苔と白が各々214円で、ゆずが224円だった。

ゆずが一番高い。

したがって、青海苔とゆずを1個ずつもらうのではなく、ゆずを2個貰えば10円ほどお得だったな、と思った。

しかし10円を損したとしても、味が2種類食べられたというユーザエクスペリエンスはプライスレスである、とも思った。

青海苔こんにゃくがこんなに美味しいということを再発見できたことも素晴らしい発見であるとも考えた。

そんな小さくて細かいことにグジグジこだわっている自分は、まるでこんにゃくのようなぐにゃぐにゃした人間だな、とも思った。

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