JCコムサ(ジェーシー・コムサ)のピザが美味しいし低価格でおすすめ
いつもスーパーサミットでピザを買う際には日本ハムの「石窯工房」シリーズと決まっていたのに、ジェーシーコムサなるメーカーのピッツァを発見して買ってみたところ、これがスーパーで買えるチルドピザの領域をはるかに超えた美味しさであることがわかり、驚いている。
ジェーシー・コムサの4種のチーズピッツァ
まずは「4種のチーズピッツァ」である。
なお、半額のシールが貼られているから買った。
普通だったら、東京都杉並区の新高円寺とか南阿佐ヶ谷から近いスーパーサミット成田東店において378円というなかなか高い値段で売られているから、見向きもしなかったものである。
半額で189円になるからという理由で買っただけである。
なお、別途「食べれば分かる バイヤー自信の逸品!」なるシールも貼られている。
このシールはジェーシーコムサが貼ったものであろうか。あるいはサミットが貼ったものであろうか。
サミットでは、「バイヤー」なる用語が散見される。
バイヤーが選ぶものは大抵品質が良い。
仮にこのシールがサミットのスタッフが貼ったものであれば、このピザは美味しいと期待が持てる。
(ジェーシーコムサが「デルソーレ小麦ごはん」として「イタリアンピザ 4種のチーズ」なる商品を出しているが、これと同じものであるか。)
サクッともちもちのナポリ風クラストに4種の異なったチーズをトッピング。
サクッともちもち、という表現が良い。
はっきり言って両者は正反対の概念であり、サクサクしていればもちもちしているはずはなく、もちもちしていればしっとりしているはずなのでサクサクするはずがない。
それなのに、サクッともちもち、と言い切る。
これは期待が持てる。
どうでもいいが、我が家ではピッツァを焼く場合、オーブンレンジ(電子レンジのオーブン機能)ではなくオーブントースターを使う。
なんとなくその方が焼いている感じがあって美味しそうだからである。
しかしオーブントースターが小さいので、このサイズのピザだと、半分よりもさらに小さい4分の1くらいずつに切らないとまともに焼けない。
約4分ほどの時間で焼きあがるらしい。
パッケージを開封するとさらにラップのようなビニール袋で包まれている。
確かにチーズの量が半端なく多い。
しかも心なしか直径が普通のチルドピザよりも大きいような気がするが多分気のせいなのだろう。
あと、大抵のチルドピザだと生地が薄いのだけれども、このピザは分厚い。
これでいてサクッとしたクリスピー感があるのならばすごいことだ。
焼いた。
オーブントースターで焼いている間に中を覗き見ると、チーズがグツグツと沸騰しているのが超美味しそうだった。
4種類のチーズが渾然一体となって溶け合っている。
明らかにうまそうである。
そして食べるとマジでこれはやばい。
確かに噛んだ時の食感がパリッとしているのに、その分厚さによってもちもちしている。
しかもチーズの量が半端なく多いので、分厚いピザ生地に大量のチーズが口の中で染み込んでいく。
これ一度食べると、他のチルドピザが食べられなくなるかもしれない。
それくらいに病みつきになりそうな美味しさだ。
それだけチーズたっぷりで生地が厚いので、カロリー高めなのは仕方がないと思うかもしれない。
しかし栄養成分(1枚231グラムあたり)で見ると、エネルギー646kcal、たんぱく質24.0g、脂質24.7g、炭水化物82.0g、ナトリウム1137mg、食塩相当量2.9gである。
一食あたりの食事としては646キロカロリーはむしろ少ないような気がする。
しかもたんぱく質も十分に入っているし、一食あたりの食塩としては3グラム以下なのはなかなか優秀である。
してみれば、ピザを丸々1枚食べると食べ過ぎな気がしなくもないところ、実は丸々1枚たっぷり食べても太りにくいだろうし、チーズの栄養とかたんぱく質とかをたくさん取れるので、むしろ健康食品として活用できるのではないかと思うくらいである。
なお、4種類のチーズは、ステッペンチーズ、チェダーチーズ、グラダパダーノチーズ、カマンベールチーズあたりであろうか。
ジェーシー・コムサのマルゲリータピッツァ
サミットではマルゲリータも売っていた。
なお、100円引きで278円であった。
本音を言うと、278円ではまだまだ高い、半額じゃないと普段なら買わない、と言う意識であったが、どうせなら味比べをしようと思って100円引きで妥協したということである。
こちらは美味しいピザ生地にナチュラルチーズとイタリア産モッツァレラチーズをトッピングしたものらしい。
もうチーズとトマトソースの量が半端なく多い気がしてお得感がすごい。
とりわけ真ん中のパジルがかかったトマトソースの塊と、その周囲を90度間隔で挟み込むイカみたいなスライスチーズが気になるところである。
焼き上がり。
右下の先端が、トマトソースの塊部分であり、それ以外がとろけるチーズである。
チーズの焦げ目が食欲をそそるし、全てのチーズが溶け合ってものすごい圧倒感を押し出してくる。
これもマジで美味しいし、何も具材が乗っていない耳まで美味しかった。
ジェーシー・コムサのマルゲリータピッツァはピザ生地がものすごく美味しい。生地だけでも美味しく食べられる。いい食感と塩加減なのである。
なお、栄養成分としては、エネルギー640kcal、たんぱく質24.0g、脂質23.5g、炭水化物83.1g、ナトリウム1134mg、食塩相当量2.9gである。
具材が違うのに、上記4種のチーズとほぼ同じ数値に合わせてきている点に、喝采を送りたい。
とにかくコスパが良いピザであるといえる。