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ケロッグオールブランを無脂肪プレーンヨーグルトに入れて放置したら健康的なレアチーズケーキみたいになった

      2016/04/25

ケロッグオールブランを無脂肪プレーンヨーグルトに入れて放置したら健康的なレアチーズケーキみたいになった

ヤマザキ製パンのブランブレッド、あるいはPasco麦のめぐみ全粒粉入り食パン(いずれもローマンミール社の全粒粉を使用)の表面にはちみつかオリゴ糖シロップを塗り、そこに無脂肪プレーンヨーグルト、きな粉、サツマイモあるいはバナナを挟んだサンドイッチがものすごく健康的で美味しいので、毎日毎日、いろいろなところに持ち歩いているのだけれども、実はこれではあまり健康的ではないのです。

ケロッグオールブランは低糖質、低脂肪、高食物繊維の優良食品だ

やっぱり気になるのは、そもそも「パン」を食べるということで、パン、特に精白された部分は糖化しやすく虫歯になりやすい上に、GI値が高いために、いきなり食べると急激な血糖値上昇を催す。
加えて、糖質が多いと身体をさびさせるということになりますし、パンには添加物が含まれているのも気になりますなあ。

というわけで、できることならそもそもパンで挟むということをやめたいのだけれど、そうするとヨーグルト状のものを持ち歩くということになるわけで、仮に蓋付きの容器に入れたとしても、液状に近いわけですから、容器を傾けるとこぼれる恐れがあるわけです。
あと、パンの添加物やGI値は気になりますが、小麦のふすま部分、つまりブランそれ自体は低カロリーで低糖質にもかかわらず、食物繊維や鉄分等の栄養素も豊富なので、ブランはあると便利。
というわけでケロッグオールブランをとりあえず買ってみた。
これでパンかクッキーみたいに板状のものを作れば、ヨーグルトはさめるじゃん、と。
でも板状のものを作るには大量のブランが必要な上に、つなぎにはちみつかバターなんかが別途必要じゃないかとも思うし、焼く手間も考えると、コスパに見合わない。

でもまあ、ブランを入れてかき混ぜておけば、ブランの粉がヨーグルトの液を吸って多少は固化されてこぼれなくなるんじゃない? と思って、ブランとヨーグルト混ぜて蓋付き容器で持ち運んでいざ開けてみたらすごいことになってた。

レアチーズケーキのような味わい

オールブランそのものは、かりかりで完全に乾燥してるわけです。
で、これが数時間かけてヨーグルトの液状部分を吸ったんでしょうなあ。
まず、容器の表面のオールブランがいい具合にしっとりしている。
そして、容器内が全体としてどろどろした感がなく、ゼラチンで固めたかのようにほぼ固体になっているのでした。
で、ブラン部分を一口食べてみると、甘いのですよ。
通常オールブランそのものを食べると、多少の塩味と甘みはありますけど、小麦感が強くてすぐ飽きそうな味なのですよ。
これが、ヨーグルト、しかも無脂肪無糖のプレーンヨーグルト(ビヒダス)と一緒に置いておいただけで、なんでこんなに甘みが増すのでしょう。
ヨーグルトに砂糖入ってないので、甘くなるハズがないのですが。

で、ヨーグルト部分をすくって食べると、こちらはそれほど味の変化は無いのですが、その食感がレアチーズそのものになっているのですなあ。
ということで、ヨーグルトがレアチーズ、ブラン部分が、レアチーズケーキの台座部分のあのしっとりした部分になっていて、全体として、砂糖も脂肪も入っていない(まあオールブランに多少砂糖入ってるけど、一般的なお菓子とか他のシリアルよりは少ないでしょう)けど、ほのかに甘いレアチーズケーキが完成したわけです。

通常、オールブランをヨーグルトに混ぜて食べても、一方でパサパサした甘くないブラン、一方で甘くないヨーグルト、その両者は混ざり合ってないのであまり美味しくないわけです。
が、数時間待つだけで、この変化。すごすぎる。

これは革命だ!
これで、ヨーグルトを健康的にポータブルにするという課題が解決された!

きな粉を加えると尚の甘みが

この、甘くないブランを甘くないヨーグルトに入れると全体として甘くなるという現象、これはきな粉にも言えるわけです。
どうしてでしょうねえ。完全に砂糖入ってなくてそのまま食べても甘くないきな粉を、甘くないヨーグルトに入れて混ぜるとあんなに甘くなるのはなぜなのでしょうか。
健康的に甘みが取れるのですね。
だからついでにヨーグルトにきな粉を混ぜたものをさらにオールブランと一緒の容器に入れておけば、最高のチーズケーキです。
ここにサツマイモかバナナを入れてサツマイモチーズケーキあるいはバナナチーズケーキを作ってみたところ、最強に健康的なデザートができてしまい、まるで実験に成功した時にように心躍りました。

一番上の写真はケロッグオールブランではなく、一般的なグラノーラを使ったものです。見た目的にはブランよりもグラノーラの方が映えますね。
でも健康に気をつけたいなら、グラノーラは油で揚げている場合が多いし糖質も高いので、絶対にオールブラン一択です。
また、グラノーラは単独で食べても美味しい一方で、オールブランは単独で食べてもおいしくないですが、ヨーグルトに入れることで一気においしくなってグラノーラの地位を揺るがすと言っても過言ではない。

まだまだブランとヨーグルトの世界は研究の余地がありますなあ。

 - 健康