渋谷区広尾公園の遊具とじゃぶじゃぶ池は子連れにおすすめの遊び場
渋谷区の広尾駅近辺だと子供の遊び場に困ることが多いのだが、そんな中でも広尾公園はかなりオススメできる幼児の遊び場といえる。
なお、ここは広尾商店街（広尾散歩通り）から徒歩ですぐの近さなので、ランチでお弁当が買いたくなったりレストランに行きたくなったりした場合、あるいは室内遊びがしたくなった場合には、広尾でおすすめ子連れランチは太楼か麻布こども中高生プラザかひら匠をご参照。
滑り台、アスレチック等ができる複合遊具が割と空いている
広尾駅から徒歩ですぐのところで子供が遊べる公園というと、大きな有栖川記念公園やそれにほぼ併設された場所にある広尾児童遊園が挙げられるが、それだと広尾散歩通りから逆方向に歩くことになる。
やはり買い物の便利さを考えると、商店街に近いところで遊びたいという欲求もある。
それを満たせる上に子供も遊べる場所を考えると、広尾公園が有利である。
クライミングはなかなか子供の心を刺激するアトラクションだといえるが、この都心の一等地で比較的混雑が少なく遊べる広尾公園はなかなかポイントが高い。
初級者は階段から登った方が安全である。
なお、きのこ状の階段の柱部の根元の地面には、本物のきのこが生えていた。
湿気が強いのだろう。
階段を上がってすぐのところに赤い滑り台がある。
滑り台を無視する場合には、さらに綱のアミアミを登って上に上がる。
そうすれば、上級者向けの高い位置から滑れる滑り台の楽しさを享受できる。
年齢に応じていずれの滑り台を使用するか選択するのが良い。
なお、上に上がる手段として、１本綱をよじ登る手法も採用可能。
これによって子供の腕の力をバランスよく鍛えることが可能。
なお、複合遊具には時に頭を使うような遊具が壁に設置されていることがあるが、ここでは輪っかを外しながら順繰りに上昇させたり下降させたりなどする一見知恵の輪のような遊び場が設置されていた。
割と一人で黙々と遊ぶことが好きな３歳の息子は、最もこれに夢中になっていた。
砂場は柵に囲まれていて安全
砂場は網の柵に囲まれていて安全である。
何が安全かというと、別に車が突っ込んでくるとか変質者に寄り添われないとかそういうことではなくて、猫や犬等の小動物が入ってこないので砂場に糞尿が入っていない可能性が低いという点である。
もう昨今の砂場は、網がかけられていても平然と野良猫がフンをして帰るので、衛生面的に非常に親としては心配である。
しかしこの柵を取り入れた手法ならば、猫が入り込む余地が少ないので、割と安心である。
安全なブランコ
落下防止機能がついていて１歳とかの小さい子供でも一応乗れるような（本当は３歳以上とかもっと上じゃないとダメみたいな規則があるのだろうけど）ブランコは割と少ない。
その点、この広尾公園では、４基あるブランコのうち半数の２基がこの柵付きの落下防止機能は付帯されたブランコとなっている。
これは小さい子供への配慮が素晴らしいと思われる。
向こうには砂場や複合遊具が見渡せる。
広尾公園のじゃぶじゃぶ池
渋谷区の公園では親水施設、すなわちじゃぶじゃぶ池の数は割と少ない方だと思うのだが、そのうちの貴重な１つがこの広尾公園にある。
とはいえ、９月に入ってしまうとこれはもう稼働していない。
いつから始まっていつまでに終了してしまうのかは具体的には知らない（大帝のじゃぶじゃぶ池には、稼働期間の張り紙が貼られていたりするのだが。）。
まあおそらく、他の水遊び場と同様、７月１日ごろから８月３１日ごろまでとかそのあたりなのだろうと思う。
個人的には、９月も残暑が厳しいので、９月まで延長してもらいたいところ。
綺麗な水道があるので、じゃぶじゃぶ池の稼働期間外で水遊びがしたい場合にはこの水道を使うしかない。
広尾公園へのアクセス
都営広尾五丁目アパートなので比較的わかりやすいと思う。
外苑西通りの反対側であり、天現寺交差点を明治通り沿いに少し西に歩けばすぐである。
日比谷線広尾駅からも徒歩５分くらいでこられるほどに近いし、上記の通り広尾散歩通りからも近い。
買い物ついでにもおすすめ。
住所：東京都渋谷区広尾5-7-4
なお、難点といえば、喫煙スペースが端っこに設置されていることである。
まあ分煙されているといえばそれは素晴らしいことなのかもしれないが、それでも仕切り壁を超えて煙が飛んできて副流煙の受動喫煙の危険性に晒される可能性があるし、公園内で喫煙を認めていることにもなるので、まだまだ甘いと思う。
公園内は全面的にタバコを吸うのを禁止にしてほしい。
あと、上記で天現寺交差点について触れたが、その交差点にはポンプ式井戸がある。
この界隈でポンプ井戸を見かけるのは珍しいので、ぜひ見た方が良い。