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お薬手帳持参で料金高くなるからいらない?いや安くなるメリットも。

      2016/03/26

お薬手帳持参で料金高くなるからいらない?いや安くなるメリットもある

お薬手帳(おくすり手帳)なんかこれまで気にしなかったけど、やっぱり作ってしまったという話です。

おくすり手帳の存在すら知らなかった

病気といえばほとんど風邪だし、風邪を引いた時はだいたいPLとロキソニン、メジコン、ブルフェン、このあたりの薬を飲んでいれば大体しんどくなる前に回復するということがこれまでの経験でした。
しかもそれらの薬は会社の診療所でほぼ並ばずにささっと2分くらい診療受ければ格安で買えたので、病院にかかることはほぼ無いのです。

が、ごくまれに病院に行くと、その後処方箋というものをもらうわけです。

今回、喉に魚の骨がささって通院するというとても稀な理由で通院することになり、久しぶりに薬局に行くことになりました。

この処方箋を薬局に行って渡して薬を買う、という手続きするためにたまに薬局に行くと「おくすり手帳はありますか」とか聞かれる。

滅多に病院に行かない上に薬局にも足を運ばないから、そういうことを聞かれると、「なんだそれは」と疑問に思ってまた慌てるのですが。

お薬手帳は薬局が儲かる仕組みだ

まあ子供ができてから分かりました。
子供のおくすり手帳を作るのは常識ですからね。

これ、今までどんな薬を作ってきたかというのが分かる記録帳なんですなあ。。。
当たり前だろと突っ込まれそうですが、今まで本当に存在すら知らなかった。。
親にも「お前のお薬手帳はこれよ」とか言われたこともなかったし。

まあ自分の場合、こうやって喉に魚の骨がささって通院するみたいなイレギュラーなことがなければ、普段は風邪ばかりだし会社の診療所ではお薬手帳に記録してもらうなんてことは無いので、要らないのですが。

で、今までは「おくすり手帳はありますか」という手帳の有無しか聞かれなくて、「無い」と答えていたらそれで済んでいました。

そもそもその手帳が何なのか理解してなかったし、逆にみんななぜそれを持っているのか、どうやったらあの手帳が作れるのかと疑問に思っていました。

が、今回は偶然これまで行ったことのない初めての薬局に行って、まあそこは大きめの薬局だったのですけど、ソファで待っていたら会計をしている人が「おくすり手帳はお持ちですか」と聞かれて「要りません」と答えている。

要りません?
「無いです」ではないのか。

まるで「お薬手帳を作りませんか」と催促されていることへのお断りみたいな強い口調で答えているのはなぜなのだろうと思いました。

その後その理由が分かった。
あれは薬局がおくすり手帳を患者に作らせることによって、手数料を稼げるという仕組みなのだ!

いざ私の会計の番になったら、
「おくすり手帳はお持ちですか」
「ありません」
「お作りしましょうか」

私はなるべくモノを増やしたくないし管理が面倒くさいから、あまり作りたく無い。
それに、普段持ち歩かないだろうから、いざ久しぶりに薬局に行った際には、持参するのを忘れてしまいそうだ。

だいたい病院に行くというイレギュラーなことをしている時には気分も焦っているわけで、そんなご丁寧に、普段使わないおくすり手帳を探し出して鞄に入れて準備万端で病院および薬局に向かう、などという手続きは絶対に忘れるよ。
だから要らないなあ、でもみんな作るのかなあと考えて、
「うーん」
と迷っていたら、
「じゃあお作りしておきますね」
とのこと。

その、電気屋さんとかスーパーとかで「まあどうせ作るの無料なので作っておきますね」みたいな口調。

作っても作らなくても無料だし、別に要らないなら捨てて良いしあんなにデメリットもありませんよ、みたいな雰囲気を感じました。
そして、まだ私が「作る」とはっきり答えないままに勝手に作られてしまった。

お薬手帳は管理が面倒な上にお金が高くつく

で、やっぱこんなノート持ち歩くの面倒くさいなあと考えていて、世の中同じこと考えている人いるんじゃなかろうかと思って軽くググってみたら、そのサイトに「おくすり手帳を毎回薬剤師に出すと、薬剤師がこれまでの薬を見ることで仕事が発生するのでその手数料みたいので20円高くつく」みたいな記述がある。

あるいは、お薬手帳持参によって管理指導料として410円かかり、持っていかなければ340円で済むという話もある。
この場合は手帳の持参で70円も高くなる。

マジか。

管理料が別途かかるならそう説明しろよ。

自分がどんな薬飲んだかなんてブログにでも書いておけばいいし、薬の名称をネットでググって調べればその効用や副作用もわかる。

それに、出し忘れた場合はその際に処方された薬の記録が抜けてしまう。

完全な履歴が作れないようなものに対して、わざわざお金払う必要なんかあるのか。

毎回忘れずに薬局に提出しているという几帳面さへのご褒美として20円安くしてくれるなら理解できるけど。

で、領収書見てみたら、ちゃんと「薬剤服用暦管理指導料41点」って書いてあるわ。
お薬手帳がなければこれが34点らしかったので、作って損したわあ。

普通はこの点数かける10円の料金がかかると思うので、やっぱり70円の損失かなあ。

まあたかが70円だし、めったに病院行くことも無いのだから、お金的には対したこと無いのですが、物理的に手帳持ち歩くの面倒くさいし、絶対持参するの忘れるから、今後のログに信頼性が無くなるところに無意味さを感じるのだよなあ。。

この面倒臭さ解消のためにアプリもあるようで、それなら物理的に持ち歩く必要がないので楽なのですが、それであっても、アプリを立ち上げたり「紙の処方箋を撮影」あるいはQRコードを取得したりするような手間が発生するので、毎回そういうこまごまとした作業を面倒がらずにできるかどうか。。。

みんなちゃんとやってるのだろうか。
いろいろやることが増えると絶対何かやるの忘れるということを最近身をもって実感しているので、なるべくシンプルに行きたいのですが。

というわけで早速作ったこのおくすり手帳は早くも無用の長物になりそうです。

ちなみに魚の骨が喉にささったことでカロナールというロキソニンを微妙に優しくした感じのものとジェニナックという抗生物質が処方されています。
一週間経ったのにまだ痛みが残ってるなあ。これマジで魚の骨が原因で入院とかいうアホくさい未来が現実味を帯びてきた。

2016年4月からはお薬手帳の持参で医療費が安くなるかも

今、政府はかかりつけの薬局を国民に作らせようとしている。

というわけで、もし行きつけの薬局ができれば、上記管理指導料のような手数料がおくすり手帳の持参で安くなる。

反対に、おくすり手帳がない場合にはこの手数料が高くなる。

つまり、おくすり手帳を作ったほうが安くなるという動きがあります。

まあこっちのほうが当たり前だと思うのですけど、ようやく作ったことのメリットが出てきそうです。

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