パスコ低糖質イングリッシュマフィンブラン・ブレッドブランで痩せる
2018/01/08
糖質制限ダイエット、低インシュリンダイエットをする上で、パスコが販売するパンのラインナップは我々にかなりの利益を提供しているといえるが、その中でも最高ランクにダイエット向きなパンを発見した。
それが「Pascoの低糖質シリーズ」である。
Pasco低糖質イングリッシュマフィンブラン2個入
まずは冒頭の写真にある通りの「Pasco低糖質イングリッシュマフィンブラン」である。
イオンマーケット株式会社の系列のピーコックストア阿佐谷店にて127円という低価格で購入した。
このパンは凄まじい。
どの点が凄まじいか。
1個あたりでなんと糖質が立ったの15.6gしか入っていないというのである。
その糖質削減量は「日本食品標準成分表2015」に記載されたイングリッシュマフィンのそれに比べてなんと40%オフした値に相当する。
従来の半分近くも糖質オフしたわけである。
加えて、食物繊維が1個あたり10.3gである。
この値は成人が1日あたりに必要な食物繊維量の約半分に値する。
たった1個のマフィンを食べるだけでこの凄まじさである。
糖質が少ないことに加え、食物繊維が豊富なことで超絶な低GI値を実現しているわけであるから、急な血糖値の上昇が防止できてダイエットに最適である。
「いつもパンで手軽に糖質オフ」とは素晴らしいキャッチコピーだ。
ダイエットというと、主食を削減しなければならないわけだが、それを意識するあまりストレスがたまって逆に暴飲暴食に走る危険性もあるし、そもそもパンが食べられないと食事がつまらない。
しかしこのマフィンは健康効果に加えて「パンが食べられる幸せ」をも同時に提供する。
ロカボとは
1食の糖質量を20〜40gに抑え、おいしく・楽しく食べて健康を目指すゆるやかな糖質制限(適性糖質)のことです。
しかしロカボとは素晴らしい概念である。
糖質制限を極めると一食あたり20グラムでも多いような気がしてしまうが、実は一食で40グラムまで摂取しても良いという許容範囲を提唱している。
すなわちこのイングリッシュマフィンは1個で15グラム程度。
2個食べても30グラム程度であり、まだロカボの許容範囲である。
このパスコの低糖質イングリッシュマフィンブランは美味しすぎてうっかり2個目に突入してしまうところだが、それを我慢する必要はない。
1パック丸々一食で食べてしまってもなんら問題ない上に、食物繊維も十分にとれる。
便秘も解消するし美味しいし太りにくいし最高だ。
なお、適性糖質メニューのレシピも案内されているが、なんのことはない。そのまま直食いしても問題ないしそれで十分に美味しい。
しかしながら私が普段から作っているチーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめで記したチーズときな粉とバナナとヨーグルトを使ったサンドイッチはそのままこのイングリッシュマフィンを半分に切ることによって簡単に応用できるので、こちらのレシピも参照されたい。
マジで健康そのものである。
パスコファンなら周知な事実であるが、この低糖質イングリッシュマフィンブランも当然ながらイーストフード・乳化剤は使っていない。
子供も安心して食べられる健康食材だ。
栄養成分表示(1個当たり)はエネルギー136kcal、糖質は15.6g、たんぱく質は8.1g、食物繊維は10.3g、脂質は2.3g、ナトリウムは255mgであり、食塩相当量は0.6gとある。
糖質や食物繊維も凄まじいが、2個食べてもカロリーが300キロカロリー未満である点もダイエット向きであるし、たんぱく質もなかなかの量である。
加えて、脂肪分もそれなりにあることから、満足のいく食感と味わいを提供していると認められる。
なお、「召し上がり方」として、「周りのスリット(切れ目)に沿って2枚に割り、オーブントースターでフチ一周にこんがり焦げ目がつく待て焼いて」召し上がることをおすすめしている。
パスコのマフィンが好きな人なら、これをパスコでは「こんがリング」と呼んでいることはお馴染みであるが、私はこんな手間などかけない。
そのまま食べてももっちりして十分に美味しいからである。
原材料名に注目したい。
小麦たんぱく、小麦ふすま、大豆粉、サワー種といった低GI値でダイエット向きな原材料が豊富に含まれていることがわかる。
これはダイエット中でもパンを美味しく食べたい人にとって、天恵とも言えるパンである。
時代は大きく変わった。
もはやダイエットイコール食事制限ではない。
この表面の粉。
食事系のパンが好きな人ならよだれも垂れそうなこの美しいフォルムを噛みしめる楽しみをダイエット中でも遺憾なく発揮できる。
もはや苦しんで痩せるという発想は時代遅れだ。
この低糖質ダイエット食の権化とも言える茶色の生地に挟まれたい。
芳醇な小麦の香り。たまらないほどの食物繊維。
ブランたっぷりのパンであればパサパサに乾燥しているという考えももはや古い。
このもっちりふかふかなブランパンの魅力を体感せよ。
もう待てない。
何かを挟んでサンドイッチにするとかオーブントースターで焼くとかそんな手間をかけている暇があったらそのままかぶりつきたい。
袋を開けた瞬間から立ち上るその香りに包まれて食欲は最高潮である。
それでいて健康的に痩せられる。良い時代に生まれた。
Pasco低糖質ブレッドブラン
このPasco低糖質ブレッドブランはもっとすごい。
これも同様にピーコックストアなるスーパーで127円という安い値段で買えた。
もうコスパが良すぎる。
どのあたりがもっとすごいか。
糖質が40%オフで1個当たり11.7g、食物繊維が1個当たりで6.7gであり、確かに糖質オフ具合はもっとすごいかもしれないが、食物繊維量はむしろイングリッシュマフィンよりも少ないではないか。
どの辺がもっとすごいのか、と思われる方は早計である。
このパンのすごいところは、「ロールパン」である点である。
栄養成分表示によれば、1個当たりでエネルギー118kcal、糖質11.7g、たんぱく質5.7g、食物繊維が6.7g、資質が3.9g、ナトリウムが151mg(食塩相当量が0.4g)である。
この数値からわかるように、ロールパンといえば一般的に脂肪分が多く、つまり「美味しい」のである。
美味しいものは太りやすい。
しかしながら、脂肪分が入っていて美味しいのに太りにくくしているというその開発手法がすごい。
ロールパンといえばそのふっくらして口に広がる油分が我々の味覚に満足感を与えるのだが、それを「小麦ふすま」等を豊富に加えてもなお実現しているあたりに企業努力を感じる。
袋を開けた際に感じるほのかな甘みははちみつによるものか。
この綺麗でハリ、ツヤのある表面。うっとりする。
丸みを帯びた略直方体のフォルムと光を反射するツヤツヤした油分に、芸術性を感じる。
このままずっと見ていたいくらい可愛い。
「カワイイ」の中にも凛とした力強いいでたちを感じる。
隙のない構えである。
加えて、その側面のミルフィーユのような層状の見た目。
あまりにも可愛らしすぎて、層と層の間を剥がしたい。
このもっちりふわふわ感。たまらない。
ついでに縦にもイってしまおう。
地層のような断面もまた良い。
低糖質ブレッドブラン、横から見るか、縦から見るか。
どっちも興奮する。
重要なことは、横に嚙み切るのと縦に嚙み切るのとでは、顎に与える感触が異なる点である。
私は縦に行くのをお勧めする。
地層の重なりをじかに感じるのである。
そして口に広がる豊かな甘みとコク。
もうレシピとかいらない。そのまま焼かずに食べたい。
強いて挙げるならやはりチーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめで記したチーズときな粉とバナナとヨーグルトを使ったサンドイッチである。
地層と地層の間にチーズときな粉とバナナとヨーグルトをぶち込んでおやりなさいよ。
そして縦に嚙み切りなさいよ。
地層、地層、地層、チーズきな粉バナナヨーグルト、地層、地層、地層、である。
なお、それを口に含んだ際は、噛むよりも喰む(はむ)のをお勧めする。
ゆっくり舐め回すように口内に転がすのである。
それによってパンを愛でるとともに、ゆっくりと食べることでの食べ過ぎ防止及び急な血糖値上昇効果を丸ごと享受し、美味しさと健康的なダイエット効果とを全て遺憾無くゲットするのである。
贅沢である。
時代は変わった。
贅沢しながら同時に痩せる。
もはやダイエットにストレスは要らない。
高コスパなパンが買えるそんな良き時代にしてくれたパスコに感謝する。
なお、後日買いに行ったところ、パッケージが緑色基調から青色貴重に変わっていた。栄養成分表等には変化はなさそうである。