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パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールは健康で美味しいおすすめ

   

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールは健康で美味しいおすすめ

山崎製パンが「パン・オ・ルヴァン」シリーズなる「自家製発酵種(ルヴァン)」を配合した本格的なフランスパンのラインナップを出しているが、その中でも「五穀ロール」をお勧めしたい。

パン・オ・ルヴァンは価格が安い

まず何がオススメかというと、その値段の安さである。

山崎パンといえば安価で手に取りやすく、庶民的なパンのイメージがあるが、それはこの「パン・オ・ルヴァン」シリーズにも受け継がれている。

何しろ高級ホテルやレストランで提供されるフランスパンの製法を参考にするほどの本格派なパンにもかかわらず、スーパーいなげやにて2個入りでたったの118円という安価で販売されていた。

しかも筆者は割引シールが貼られているパンをここぞとばかりに意気揚々と購入して悦に入るタイプなので、20%引きの94円という低価格でこれをゲット。

本格的なフランスパンが94円だぞ。

もはや価格破壊も甚だしい。

加えて「ヤマザキ2017秋のわくわくプレゼント」の点数券が1点もゲットできるのだぞ。

このデフレ社会の行く末を憂う一方で、安く物が買えた際の嬉しさを感じる2面性が自分の中に同居することを複雑な心境で噛みしめるのである。まるで固いフランスパンをじっくりと噛みしめるかのように。

五穀は栄養豊富で低インシュリンダイエットにおすすめである

五穀は栄養豊富で低インシュリンダイエットにおすすめである

さて、パッケージに20%割引のシールが貼られたままだと重要な記載が読めないのでこれを剥がす。

なんとこのロールパンには、小麦粉にくわえ、黒胡麻、黒米、発芽玄米、ライ麦が入っているというのである。

これらの低GI値な穀物が使われることによって、精白された小麦粉だけを使うフランスパンに比較して、急な血糖値の上昇が防げるので、太りにくくなるという効果が期待できる。

しかも、五穀を入れると一般的にはもっちり度合いは下がり、パサパサした乾いた食感になってしまうものであるが、このパンオルヴァンに置いては、「もっちり」しているというのである。

凄まじい。

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールには見た目も香りも良い

そしてご覧いただきたい上記写真を。

2個のロールパンが入っているが、両方とも同じ方向を向いているわけではない。

下はおもて面が、上は裏面がこちら側に向いている。

これは何を意味するか。

すなわち、どこから見ても美しい、という自信に現れである。

私を見て。

俺を見てくれ。

そんな思いがこちらにひしひしと伝わる。

いいぞ五穀ロール。

パン・オ・ルヴァンシリーズとは

パン・オ・ルヴァンシリーズとは

米国トムキャット社のベーカリー技術を参考に伝統的な「長時間熟成法」と酸味を抑えた旨みのある「自家製発酵種(ルヴァン)」を活用し素材にこだわった、本格的な食事パンです。

もはや何をいっているかわからない専門用語が出てくるとものすごい凄みを感じる。

加えて、パンを一心不乱にこねるおじさんの様子が、妥協を許さないプロ根性を醸し出している。

これは期待大だ。

なお、上記のように記載されると、「米国トムキャット社」とはフランスパン界の王者のような印象を受けるが、あくまでも「山崎製パン(株)」のグループ会社である点に、巧みに計算された叙述トリックを採用する傑作ミステリー小説を読んだ時のような爽快感も覚える。

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールには見た目も香りも良い

その美しさに誘われるかのように大袋を開封すると、芳醇な小麦と五穀の香り。

とりわけゴマの風味が強いと感じる。

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールには見た目も香りも良い

ご覧いただきたい、この見事に小麦粉と調和した五穀の分散具合を。

可愛らしい丸っこいフォルムに散りばめられた五穀はまさに芸術。

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールには見た目も香りも良い

底面は焼き色が薄くて素肌が白いため、とりわけ五穀の様相が顕著である。

この黒いつぶつぶたちが我々消費者に美容と健康の恵みを与える。

ありがとう五穀。

パン・オ・ルヴァン(ヤマザキ)の五穀ロールには見た目も香りも良い

原材料名を読む限り、ライ麦フレーク、発芽玄米、黒米、ごま、ライ麦粉といった、小麦粉よりも栄養の豊富な穀物がバラエティに富んで含まれていることがわかる。

食品添加物たる乳化剤、イーストフードが含まれていようとも、五穀の香り高さと栄養素によって我々は幸福を感じる。

パン・オ・ルヴァンのカロリーと栄養成分

パン・オ・ルヴァンのカロリーと栄養成分

熱量は1包装当たりで311kcal、たんぱく質は11.6g、脂質は2.4g、炭水化物は60.8g、ナトリウムは670mgである。

さすがフランスパンだけあって、脂肪分が極めて少ない。

しかも五穀の効果によってたんぱく質が高い。

炭水化物は当然高めだが、仮に1個だけ食べるのみならば炭水化物量は30グラム程度に抑えられ、一食あたりで糖質を20〜40グラムに抑えましょうというロカボの理念にも合致する。

しかも炭水化物のうちの食物繊維量は普通のフランスパンに比較したら多めであることがうかがえるため、多少なりとも相対的に低糖質ダイエット、糖質制限ダイエットにも資する効果が期待される。

パン・オ・ルヴァンのレシピ

パン・オ・ルヴァンのレシピ

あまりにもすごいパンを目の前にして、手が震えて写真がぼやけてしまった。

レシピとしては、「シチューやハンバーグによく合います。」とのことである。

当然ながら洋食とのマッチングが良い。

加えて、「リベイク」すなわち「おいしい焼き直しのコツ」なるものが紹介されている。

カットしたパンの表面に、軽く霧吹きをして温めておいたオーブントースターで約1分〜1分半、リベイクするとさらにおいしくお召し上がりいただけます。

断言する。

面倒臭い。

1分とかの時間を待てない。

そしてよく上記記載を読んでみればわかるが、リベイクによって「さらに」美味しく食べられるわけであって、リベイクしなくても「おいしい」のである。

パン・オ・ルヴァンのレシピ

時間をかけて焼く手間によって得られる味と、手間暇をかけずに得られる味とのコストパフォーマンスを比較考量した結果、私はそのまま食べることをおすすめする。

さあ半分にちぎりなさい。

パン・オ・ルヴァンのレシピ

この灰色な生地は我々に五穀の恵みを与える。

ここで、山崎パンの公式ホームページでは、「パン・オ・ルヴァンを使ったおいしいレシピ」なるものが紹介されている。

しゃらくさい。

パン・オ・ルヴァン

この本格的な小麦粉だけでも噛みしめれば十分に甘い上に、ゴマやライ麦、食塩といった「ふりかけ」による味付がなされている。

すなわちこれをそのまま4分割して1個1個咀嚼することが、このルヴァンそのものを丸ごと味わう上で最善の手法なのである。

これ以上何を望もうというのか。

なお、筆者はそのまま食べる手法も採用するが、チーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめで紹介した究極のサンドイッチレシピの手法をこのパン・オ・ルヴァン五穀ロールに適用することにより、より高みの登ることを実践している。

活用されたい。

低価格で最高の味わいと恵みを提供する山崎製パンの企業努力に拍手を送りたい。

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