Pascoイングリッシュマフィンは美味しいし低糖質・低価格でおすすめ
2018/06/08
当ブログでは、ヤマザキ「食物繊維たっぷり ブランブレッド」とPasco「麦のめぐみ全粒粉入り食パン」の比較等のように、精白された小麦だけではなくライ麦や全粒粉等を使った低GI値なパンを追求しているが、パスコの「イングリッシュマフィン」シリーズはかなりおすすめであるといえる。
以下、イングリッシュマフィンシリーズの中から、特に筆者がオススメしたいラインナップを紹介していく。
パスコ イングリッシュマフィンライ麦入り 4個入り
パスコのイングリッシュマフィンライ麦入りはおすすめである。
生協(ミニコープ、co-opみらい)にて168円(税抜き)という値段で購入した。
なお、パスコの通販においては税抜き175円、税込で189円なので、上記は低価格であるといえる。
やはりパンのような日配品は可能な限りスーパーマーケットで買うようにし、必要に応じてネット通販を活用するというのが合理的な使い方だろう。
どのあたりがおすすめか。
すなわち、食物繊維が1個あたりで1.7g入っている点にある。
当然ながら、食物繊維がほとんど入っていない精白された小麦だけを使ったパンに比較すれば、この値は非常に高い。
食物繊維量が多ければ急な血糖値上昇が防止できて低インシュリンダイエットに資するとともに、便秘解消にも役立って健康的になる。
通常、ライ麦が入っているとパサパサ感が増して硬くなってしまうと思われがちだが、パスコにおいては、ライ麦のふすまや胚芽まで丸ごと使用しておきながらも、独自の技術でそのうまみを閉じ込めて柔らかく仕上げているという。
凄まじい技術革新である。
原材料としてサワー種が記載されており、おそらく上記技術のヒントはこのサワー種にあるのだろう。
これを使うことによって、酸味やよい香りを実現できる。
栄養成分表示によれば、1個あたりでエネルギー148kcal、糖質28.5g、たんぱく質5.2g、食物繊維1.7g、脂質1.1g、ナトリウム281mgで食塩相当量が0.7gである。
柔らかい食感でありながらも脂肪分が少ない点はありがたい。
また、糖質量が30グラム未満であり、糖質制限ダイエットに資するロカボな食事が実現できる。
さて、そんな凄まじいイングリッシュマフィンの食べ方であるが、パッケージにはオススメの食べ方として、「こんがリングでおいしく食べよう!」なるものが記載されている。
「こんがり」と「リング」とを掛け合わせた秀逸な造語である。
トーストする時は、こんがリング(フチ一周にこんがり焦げ目)がつくまで焼きましょう!
外はカリッと中はもっちり。2つの食感のコントラストがクセになります!
これは美味しそうだ。
しかし残念ながら筆者は、この食べ方ができない。
なぜか。
そもそもトーストしないからである。
パスコファンの私は、パスコのパンそのものが好きであり、さらに焼くとかしなくてもそのまま食べても充分に美味しいと感じている。
従って、そのままのパスコの味を享受したいと考えており、トーストするという小技を使うことをあえて避けている。
というか単にトーストするのが面倒くさいだけである。
従って、ここで紹介される3手順のうち、1番目の「周りのスリット(切れ目)に沿って咲き、手でザックリと2枚に割ります。」は実現できるが、2番目の「オーブントースターで焼く」フローは省略する。
3番目の「お好みでバターやジャムなどを塗ってお召し上がりください」は適宜である。
筆者はそのまま食べても美味しいと感じているので、あえて何も塗ったり挟んだりしないこともある。
なお、1番目の手続きの「表面がザクザクになるのがポイント!」というすんごくテンションが高い部分は、割と何が言いたいのかわからない。
表面は自然とザクザクになってしまい、できることならザクザクにならずに表面を綺麗に割りたいところだが、筆者は不器用なのでどうしてもザクザクになってしまって残念と感じている。
しかしそれを「ポイント!」と励ましてくれている感じに、自信が持てる。
公式ホームページでは、ピザトーストっぽくしたりエビをのせたりパイナップルやブルーベリー等のフルーツをのせたりするおしゃれレシピ、調理例が公開されているようだ。
しかしながら繰り返すが、筆者のおすすめレシピは「何もせずそのまま食べる」ことである。
なお、鮮度保持剤が封入されているが、一度開封されると消費期限まで日持ちしないらしいので、4個も入っているけど一度開けたら頑張って早めに食べるしかないらしい。
しかし筆者はそういうのあまり気にしないし、そもそも冷凍保存するので、消費期限切れのものを平然と美味しく食べる。カビない限りは。
ご覧いただきたい、このまん丸の満月のようなフォルム。
表面の黄色の粉はとうもろこしの粉であり、この粉と酸味とがいかにもイングリッシュマフィンであって健康的な食事パンという風情であるが、この粉がポロポロこぼれて掃除が大変だというデメリットもある。
床や服にポロポロとこぼれると大変なので、下に何か敷いた方が良いと思う。
お弁当などにこのイングリッシュマフィンと食べる場合において、うっかりライ麦のつぶつぶに見とれて油断していると、大事なスーツなどにこぼれ、午後の重要な会議で恥ずかしい思いをする危険性もあるから注意しろ。
しかしこの噛めば噛むほど甘みが増す感じとライ麦のつぶつぶ食感がたまらん。
そのまま食べることの何がメリットかというと、最初は甘くないのに噛んでいるうちに自然な甘みがでる点である。
一方で最初からジャムなどを塗ってしまうと、味がほぼジャムになってしまって噛めば噛むほど甘くなるような成長曲線を感じることができない点がよくない。
とはいえ、何か低GIのものを挟んで食べた方が栄養バランスも取れて低GIになってより一層ダイエット効果が増すというメリットもあるので、時には筆者はチーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめで紹介した素晴らしいサンドイッチを構築してこれを楽しむ。
見た目はアレだが、栄養面でも健康面でも最強なのでお試しあれ。
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パスコ 麦のめぐみ 全粒粉入りイングリッシュマフィン 4個入り
パスコの「麦のめぐみ 全粒粉入りイングリッシュマフィン」はさらに上を行く。
何しろ、1個あたりで食物繊維が2.3gだ。
これはローマンミール社の胚芽、ふすま等を含む小麦とライ麦の粒を丸ごと引いた全粒粉をふんだんに使用していることに基づく。
これによって次のような栄養上の特徴が得られる。
すなわち、栄養成分は1個あたりでエネルギー152kcal、糖質28.2g、たんぱく質5.7g、食物繊維2.3g、脂質1.3g、ナトリウム272mg、カリウム83mg、鉄分0.7mgで食塩相当量が0.7gであり、糖質量がライ麦のものよりも少なくと食物繊維量が多い。
つまり、ライ麦のイングリッシュマフィンよりも糖質制限ダイエット(低糖質ダイエット)、低インシュリンダイエットに向いていると言える。
加えて、外皮などを取り込むことで鉄分等の追加のミネラルが含まれているところも栄養面でポイントが高い。
ライ麦と全粒粉とは同じ値段で販売されているので、筆者は全粒粉の方をお勧めする。
(なお、イオンマーケットのピーコックストアで税込159円で販売されていた。すなわちコープよりも安く買うことができたので、店舗によって多少の価格差はある。当然であるが。)
しかし食感の上では、ライ麦のように大きなつぶつぶが無い文、プチプチした楽しみがないと言える。
しかしながら噛みしめれば噛みしめるほど甘みが強くなる全粒粉の自然な甘みは、そのデメリットを補ってあまりある楽しみを我々に与えるだろう。
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パスコ イングリッシュマフィン 4種のナッツ 4個入り
ナッツは極めておすすめであるが、やや価格が高い。
しかし店舗を選べば安く購入できる。スーパーいなげやでは168円で販売されていたところ、さらに値引きシールによって20%の割引価格を享受。
なお、スーパーサミットでは188円であった。
ちなみに、「Pascoの通販」では売られていないようであり、イングリッシュマフィンラインナップの中でも特別感がある。
余談だが、イングリッシュマフィンのキャンペーンのシールは1点分であり、約200円する6枚切り食パンで得られる点数を同じであることに鑑みれば、キャンペーンの点数を集めたいならばイングリッシュマフィンを安く買うことで高コスパとなるだろう。
ナッツの種類としては、くるみ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツのミックスナッツとなっている。
栄養成分は1個あたりでエネルギー190kcal、炭水化物29.5g、たんぱく質6.4g、脂質5.2g、食塩相当量0.7gであり、カロリーや脂肪分が多い。
これはナッツの良質で太りにく脂肪分によるものと推察されるため、必要以上に気にする必要はない。
食物繊維量が不明であるが、ナッツ類や胚芽によって普通のパンに比較して相対的に多く含まれているといえ、炭水化物全体としても30グラム未満である点は、糖質制限されたロカボな食事が実現できる。
外見を眺めているだけでも、内部に大きなナッツが含まれている感じが透けて見える。
大きくゴロゴロとしたナッツがたくさん散りばめられている。
これによってカリカリした楽しい食感が楽しめる上に、ナッツ類の豊富なビタミンをも摂取。さらにナッツの自然な甘みと脂肪分が味わいに彩りを添えるので、そのまま食べても十分に美味しい。
最高におすすめである。