カーペット用コロコロテープをフローリングに貼り付かないように使う
埃や髪の毛、ダニ等の掃除の際に役立つコロコロであるが、これのスペアテープを探していると、以外と「フローリング用」の弱粘着性のテープを販売する店舗が多くないことに気づく。
大きな薬局とか100均とかに行けばフローリング用、畳用などの販売はされているものの、小さいスーパーとかだとカーペット用のものはあってもフローリング用のものがなかったりして困ることがある。
加えて、そういう小さいスーパーだと、プライベートブランドとして格安でスペアテープを販売しているのであるが、そのプライベートブランドのラインナップに「フローリング用」がなかったりすると悔しい。
せっかく安い価格でスペアテープがゲットできるチャンスなのに、目的の「フローリング用」がないために、泣く泣く買うのを断念しかねない。
しかし私はそういった格安のスペアテープを「カーペット用」だろうが構わず購入し、これを「フローリング用」として使用している。
そんな裏技を紹介したい。
まあ裏技というほどでもないのだけど。
適当に埃の幕をスペアテープの表面につけておけば強粘性のテープでも貼り付かない
私が購入しているのは、ウエルシア薬局で224円で3巻分が入った「ダニ・花粉 ペットの毛も逃さない! カーペット用強粘着スペアテープ(welmark)」である。
3巻入でしかも90周巻き(幅160mm)で224円はなかなかの価格である。
100均では100円で1本分しか買えなかったりするし、通常のスーパーでは3巻なら大体300円前後はする。
パッケージの裏面にはこのような注意書きがある。
本品はカーペット用です。フローリングや畳など平滑な面に使用するとテープが床に貼りつきますので使用しないでください。
しかしよく考えれば、粘着力が強すぎるからテープが床に張り付くわけであって、それを無理やり若年性にしてしまえば良い。
具体的には、軽い埃の幕を張り付けてからフローリングに使用する。
まずカーペットかジョイントマットの掃除をする
すなわち、まずはカーペットでコロコロ転がして2周くらいさせれば糸くずや埃が表面について粘着力が下がるので、その後フローリングに使用すれば良い。
我が家には小さい乳幼児がいるのでジョイントマットがあるが、ジョイントマットにいきなりカーペット用を使っても張り付かないので、同様に埃を塗りつけることが可能。
フローリングで進行方向に対して垂直の横に滑らせる
しかしカーペットやジョイントマットがなくても大丈夫だ。
まず、フローリングの任意の表面にコロコロを載置。
この状態から進行方向に転がすと、当然のように床にテープが張り付いてしまう。
しかしながら、進行方向に対して直角、すなわちスペアテープの長手方向に向かってコロコロを滑らせた場合はどうだろうか。
床に貼り付かない。
そしてすべり面には埃の幕が形成される。
次に空中でテープを少しだけ転がしてすべり面を変更させ、順次、スペアテープの綺麗な面を埃で汚して行く。
これを繰り返すことによって、強粘着スペアテープが見事に弱粘着スペアテープにクラスチェンジし、仮に近所の店舗に強粘着性のカーペット用スペアテープの販売しかなされていなかったとしても、抜かりなくフロア用スペアテープとして活用することが可能となる。
今までフローリング用がなかったからといってわざわざ遠くの街まで出かけていって高い価格でフローリング用のテープを買わされていた消費者層も、この技を使うことで見事に無駄を省くことができ、家計と時間の節約によって生み出された余剰なお金とエネルギーは、より高みを目指したリソースへ投資することが可能となる。
ぜひこの裏技を遺憾無く発揮し、もってワークライフバランスを充実させ、より高い水準を目指していただきたい。