復刻仏蘭西食パン(神戸屋)を食べた感想。食べ応え充分で高コスパだ。
神戸屋から「復刻 仏蘭西食パン」なるレトロな雰囲気の食パンが出ていたので購入した。
どうやら2018年6月の新商品らしく、100周年を記念して復刻されたものらしい。
復刻パンが新発売されている。
昔のパンなのか新しいパンなのかわからない。
しかしそんなことはどうでもいい。早速買って食べて見た。
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復刻仏蘭西食パン(神戸屋)の販売店舗・価格
生協(コープみらい・ミニコープ)にて6枚入りで税抜き価格148円にて購入。
いつも思うが、神戸屋の食パンは品質が良いのにわりと値段が安い。お得な感じがする。
神戸屋のパンを揃えている割と大きめのスーパーならば、期間限定で販売している可能性がある。
復刻 仏蘭西食パン(神戸屋)の原材料
パッケージの記載によれば、小麦粉の他、湯種生地(小麦粉、オリゴ糖、米粉、その他)やホップス種、クリーム(乳製品)などを使用している。
割と他の食パンでは使われていなさそうな原材料名に、特別感を覚える。
復刻 仏蘭西食パン(神戸屋)のカロリー等の栄養成分
パッケージの栄養成分表示によれば、1枚あたりでエネルギー193kcal、たん白質5.7g、脂質3.9g、炭水化物34.2g、ナトリウム399mg(食塩相当量1.0g)である。
これは驚くべきことではなかろうか。
特別に面積が大きいわけでもなく、厚さも普通の6枚切りである。
ジャムやレーズンなどを加えているわけでもない、シンプルな食パンである。
にも関わらず、カロリーが高めだ。
カロリーのみならず、1枚あたりでの脂肪分も高い。
嘘だと思うなら、例えばパスコの超熟でもヤマザキのロイヤルブレッドでも良いので、なんとなくバターが入っていて高脂肪分でリッチな感じの食パンの栄養成分と比較して見たら良いと思う。
何が言いたいかというと、フランスパンと言われると、低脂肪でその分低カロリーなスカスカしたパンを連想させる。
しかしこのふらんす食パンは、フランスパンっぽい名称にも関わらず、脂肪分が少ないどころか、市場の一般的な食パンよりも脂肪分が高めなのである。
これはなかなか興味深い現象である。
しかしやはりこの食パンのコンセプトは、小麦粉、水、塩のバランスでフランスパンのような味わいを出そうとしているものである。
フランスパンのような「さくみのある美味しさ」を表現しようとしているようだ。
ちなみに、「さくみ」という言葉を初めて知って感動している。さっくり食感、のことを意味するものなのだろうか。今後この表現を何かの折に使いたい。
そうすれば、何か「美食家」あるいは「評論家」のような向こう側の人たちに一歩近づけるような気がしている。
ちなみに、パッケージの底面部にもこのようなフランス感のあるデザインが施されている。「神戸パン」という表記が昔風に右から左に流れているレトロ感は良い。
復刻 仏蘭西食パン(神戸屋)の味・食感等の感想・評価とおすすめレシピ
開封の儀。
小麦の芳醇な香りがする。
見た目、生地が若干黄色い。
どことなくレトロ感がある。
キメが細かく、ぎっしりと密度が高い感じがある。
表面に凹凸が少なく、非常に平板で美しい。
柔らかい焼き目の雰囲気は、子供も好きそうな感じである。
密度が高く気泡が少ないので、しっとりふわふわというよりは、若干硬めである。折り曲げるとこのようにパリパリとちぎれていく。
昔子供の頃に食べたかにぱんを想起させるというか、食パンと子供のお菓子のいいとこ取りな感じがしなくもない。
とりあえず、パッケージにはオススメの食べ方として、「トースト」すると書いてあった。
トーストすることでフランスパンらしさが出るらしい。
というわけで焼くのが面倒臭いからそのまま食べた。
なんだこれは。
高脂肪なはずなのに、特段のリッチさが薄い。不思議な感じである。そして密度が高いので、一口かじると結構な咀嚼回数が必要となる。重みがあって食べ応えがある。
なんとなくサンドイッチにしたい。サンドイッチに合いそうな気がする。
というわけで、私が健康的でダイエットにもおすすめな完全食に近いサンドイッチとして提唱するチーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめのレシピを採用した。
これでもかときな粉とヨーグルトとバナナを盛り付けろ。
このボリューム。
この分厚さ。
ラップで巻けば完成だ。
どんなに具材が大量にぶちまけられていても、ラップからはみ出ることはない。
携帯していつでもどこでも朝食にでもおやつにでもランチにでも活用し、ドヤ顔でこれ見よがしに食べるしかない。
美味しい。
おすすめである。