東京都でパンの耳が無料でもらえるパン屋・安い値段で売ってる店
2018/08/03
食パンの耳は美味しい。
おやつにしても良いし料理にも使える。
油で揚げてラスクのようにして食べれば子供のおやつになるし、なんならそのままスナック感覚で食べれば健康的なおつまみにもなり得る。
赤ちゃんのパン粥にだって使おうと思えばいける。
よく噛んで食べれば顎を鍛えることも可能。
パン耳のレシピ・食べ方は無限大である。
そんなコスパの良い食パンの耳を私は最高だと思っており、むしろ食パンを食べる際には最初にかじりつく耳を食べたときにこそ幸せを感じるのだが、なぜか世間では不要物扱いをされることが多く、廃棄の対象になったりもするようだ。
しかしながら、世の中にはそんな不要になったパン耳をタダでくれたり、格安で買えたりする貴重なパン屋もあるようだ。
したがって、我々のようにパン耳大好きな人がそういったありがたいお店の場所を熟知すれば、お店側でも消費者側でもウィンウィンの関係が構築できて、世の中の食品ロスを防止する一助になるだろう。
そんな願いを込めて、以下では私がこれまでに発見したパン耳をタダでくれたり安い価格で譲ってくれたりする東京のお店を列挙していく。
私が新たな店を発見するたびに随時更新していく。
杉並区 好味屋(こうみや)
杉並区の成田東にある家庭的なパン屋。香味屋ではなく、好味屋と表記する。
開店時間は9時からなのだが、だいたい朝一とかで行くと、店舗の隣のテーブルの上で、前日に売れ残った惣菜パンやサンドイッチなどが50円等の格安で売られている。
そんな中に、冒頭の写真のように大量のパン耳が袋詰めになっておかれていたりする。
このパン耳には値札がついていないし、特にこのパン耳について何も記載がないので、いったいこのパン耳はなんなのだろうと戸惑う人も多いだろう。
実はこの耳は無料でもらって行って構わない。
道路に面している店舗なので、店の前を通りがかった際に外にこのパン耳があれば、すかさずいただいて行こう。
しかしながら無料でそのまま持って行くのは流石に躊躇するので、私はいつも50円の惣菜パンなどを買ってからパン耳をいただくことにしている。
上の写真はゴボウをマヨネーズであえた感じの具材が入った惣菜パン。50円で買った。
話が逸れて申し訳ないが、香味屋の惣菜パンは具沢山で美味しすぎる。
裏面。ゴマが豊富だ。
中を解体するとごぼうのシャキシャキ感がすさまじい。そのうち好味屋のパンを食べまくる話でも書こうと思う。
(好味屋(こうみや・杉並区南阿佐ヶ谷)の美味しいパンを全制覇するという記事に書いているので、そちらをご参照いただきたい。)
こちらは50円で買った薄皮のあんパン。美味しい。
ラッキーな場合には、このようにトロが入っている。(貧乏な時代にパン耳を近所のパン屋からもらっていたお笑い芸人の春日が、パン耳の袋に入っている食パンの端っこの大きな部分を、「とろ」と呼んでいた。)
それにしてもものすごい量である。
おそらくサンドイッチを作る際に出た耳なのだろう、レタスやハムの切れ端が一緒に入っていたり、パン耳に卵やマスタードのペーストがついていたりして、パン耳を食べるだけでサンドイッチの香りや味わいを感じる。
普通の白いパンだけでなく、ブランパンのようなパンの耳も入っていたりする。
栄養豊富でいろんな味が楽しめてお得だ。
添加物や保存料など使っていないパンだろうから、大量にもらってきたパンはなるべく冷凍庫に保存した方が良い。
とはいえ、冷凍庫もいっぱいになってしまうので、私は冷蔵庫に保存してちょっとずつ毎日おやつ感覚につまんでいたりするのだが。
いや本当にお得。
早い者勝ちだし、開店直後くらいしか見かけなかったりするので、店の前を歩いていてもしもパン耳を発見した朝はラッキーだ。
最寄駅は丸ノ内線の南阿佐ケ谷駅だが、そこから徒歩だとまあまあ遠いので注意。
住所:東京都杉並区成田東1-38-8
定休日:木曜日
営業時間:9時〜
練馬区平和台 コロネット
これは私が2010年ごろに練馬区平和台駅近くに住んでいた頃に、よく通っていた素朴なパン屋である。
住宅街の中にポツンと存在する。
情報が古くて今はどうなのか知らないが、当時は店の前にワゴンセールをしている時があり、そんなときに運が良いとパン耳の袋詰めが安く売られている時があった。
だから足しげく通ったものである。
今も当時のようにパン耳が買えれば良いのだが。
最寄駅は有楽町線平和台駅。東武東上線からでも行けるがやや遠い。
あと、正確な営業時間とか認識していなかったし、不定休になることもあった気がする。
住所:東京都練馬区平和台4-16-16
定休日:土曜日
食パンの耳を使った安いし美味しいレシピ
さて、パン耳といえば砂糖と油で揚げてドーナツにしておやつにするというのが私が子供の時の一般的な食べ方であったが、大人になるとそのまま食べたほうが美味しく感じる。
胃もたれもしないし、薄味の素材の味の方が美味しいような気がしてくるのである。
しかしそのまま食べるだけでは大量にもらったパン耳を食べ切ることは困難なので、何か優れたレシピを考えたい。
そこで、パン耳をつなげてサンドイッチを作るというレシピを提案したい。
さらに、パン耳がほぼタダなのだから、全体として低コストな方が良い。
かつ、健康的で栄養面も抜群な高コスパを狙いたい。
具体的には、私がことあるごとに提唱するチーズきな粉バナナヨーグルトのサンドイッチはダイエットにおすすめに紹介した健康的なサンドイッチである。
しかしパン耳をつなげただけでサンドイッチは作れるのだろうか。
具材がこぼれないのだろうか。
結論から言えば問題ない。
バナナはなんでも良いが、具材がパン耳の隙間から漏れ出る危険性を回避するために、完熟王等のもっちりした水気のすくないバナナが良い。
ヨーグルトも同様にビヒダスかヤツレンの毎日直送酪農ヨーグルト等の低価格で比較的硬めのヨーグルトが良いだろう。
そこに業務スーパーで買うべき安いし美味しい高コスパのオススメ商品まとめ業務スーパーで買った超安いきな粉をふんだんに投入。
ヨーグルトとバナナときな粉を混ぜればそれだけで自然な甘みのある健康的なデザートサンドの具材が完成だ。
お好みに応じてチーズを使っても良いが省略する。
ここにパン耳を乗せてスプーンでスコップコロッケのように食べるということも考えたが、そんなことをするよりも各々個別に食べた方が美味しいような気がするし、やはりあの時間がたってパン生地にヨーグルトの水気が染み込んでからの美味しさの方が格別なので、やはりサンドイッチにすることがおすすめである。
ラップにパン耳を敷き詰める。
ここの具材を遺憾なく大量に乗せよ。
見た目が汚いとかはどうでも良い。とにかくのせよ。
さらに追いパン耳で具材を隠すくらいにパン耳をのせる。
ラップで巻けば完成だ。
時折サンドイッチの切れ端からこぼれ出るハムとかきゅうりとかがあったりするとバナナの甘さに馴染まないような気がするが、そんなことはどうでも良い。
生ハムメロンというレシピがあるように、しょっぱいものと甘いものが同居していても何も気にすることはない。
下から見ても横から見ても全く具材がこぼれていない。
無料のパン耳を豪華で完全栄養のサンドイッチに仕立て上げる錬金術を構築したことで意気揚々とした心持ちになる。
これ見よがしに携帯してランチなどに楽しむと良い。
オススメは2個作ることである。
2個もあればお腹も心も体も満足。
お財布も満足。
ほとんどお金がかからないこの最強パン耳サンドイッチレシピ。オススメだ。