【書評】落合陽一「日本再興戦略」を読んだ感想
現代の魔術師とか、レトルトカレーをストローで吸うとか、ほとんど寝ずに研究ばかりしているとか、とにかくいろんなことをやっている天才という雰囲気で昨今人気があるらしい落合陽一氏。
どれくらい天才なのか興味深かったので、今回、落合氏の「日本再興戦略」なる著書を拝読した。
かなりの良著だったので、読書感想文を書き残しておきたい。
なお、本来、書評とか読書感想文とかそういうものは、もう一度読み返しながら重要なところを抜粋し、その部分について読み手側のコメントを書き残して行くスタイルであると思う。
しかしながら、この本はどの部分をとっても重要な部分ばかりなので、重要な部分を抜粋しようとすると全ての文章をそのまま転載することになってしまい、著作権違反にもなりかねないので、そのスタイルはやめておく。
また、手に取ってからものすごい勢いで読み進めていったので、夢中で読み進めていった当時の勢いをそのまま書き残したいという思いもある。
してみれば、再度落ち着いた頭で精読するということを行うと、初読の際の臨場感を壊してしまうことになりかねない。
そこで、初読の際に私が読みながら考えていたことを思い出しながら、当時の思いをそのまま時系列で書き残して行きたいと思う。
落合陽一氏は超頭いいし色々やっている
まず最初に本を手に取ったら巻末のプロフィール欄を見るよな。
うおお、なんと東大の修士号か何かを飛び級みたいな感じで取得しているのか。超頭いいじゃないか。
しかもなんかデザインとか個展とか色々やってんの?なにこの人すごい。
ツイッターとかもちゃんとやってるしテレビとかラジオとかに出たりしてタレントっぽいこともやってるのに研究もビジネスもやってるとかめちゃくちゃすごすぎる。
なんなんだこの人は。
とりあえず最初から読んで見るか。。。
うお、なにこれ脚注多すぎ!
てか、落合氏って理系じゃないの?研究ばっかりやってる人じゃないの?なんでこんなに日本の文化とか歴史とかに詳しいわけ?
めっちゃ頭いいじゃん。
うわだんだん専門用語多くなってきて疲れたわ。。。
もう結論先に読もうかな。。。
最終章に飛ぼう。
おお! やっぱそうだよね、色々やったほうが得だし、とにかくあれこれ考えずに色々行動しまくるしかないよね。
なんかやる気出てきたぞ。
どこかしら堀江貴文氏の多動力にも通じるなあ。。
あ、やっぱり出てきた堀江氏の名前。
そうかやっぱインフルエンサーとか言われている人はだいたいその辺りで繋がってたりするんだよなあ。
ってことはだいたいもうこの本の結論は「個人ベースではとにかくポジションとって行動しまくれ」ってことだよな。
よしだいたいの結論が見えてきたところで、また最初から読み直すか。
いややっぱ最初の方むずいわ内容が。
やっぱ最後から順番に読んでくわ。
筋トレが重要である
おお!なんか面白いことが出てきた。
今後AIすなわち人工知能が発達していってホワイトカラーの仕事が駆逐されて行く中で我々個人が準備すべき重要なこととして、「筋トレ」が挙げられている!
やっぱ筋トレだと思っていたよ僕は。
最近どうも体が重くてだるいし、そうなってくるとデスクワークもモチベーションが上がらなくなってくるのよ。
のみならず、育児も家事も以前よりも気分が乗らなくて、すごくだるく感じるようになってきちゃうの。
動かなくなるからますます筋肉が衰えて行くし、そうするとますます色々やる気がなくなってくる気がするの。
だからやっぱこれからの時代は筋トレ、スポーツだと思ったよ。
走ろうかなあ毎日。
あでも僕毎日最寄り駅まで片道20分、往復40分歩いているし、電車の中でも立ってるしエスカレーター使わずに階段使ってるから、一応筋トレになってるんじゃない?
でも足だけじゃダメなんだよなあ。。。
確かに歩くことはふくらはぎを鍛えることになるので、血流が良くなって脳の活性化にもなるんだけど、それだけじゃなダメなんだよ。
このだるさを解決するには、やっぱ上半身を鍛えて肩こりとかそういうのを無くしていかないと根本的な解決にならないような気がするの。
でも腕立て伏せとかって疲れるんだよなあ。。。
疲れるし辛いことって続かないんだよ僕。。
となると、日常生活の中に上半身の筋トレを導入するしかないよなあ。。。
あ、そういえばうちに生後5ヶ月の赤ちゃんいるから、一応抱っこしたりしてると上半身の筋トレになってるよなあ。
6.5キロもあるし。
あとは4歳の息子ももっと抱っこしてあげようかなあ。12キロくらいはあるし。
あと、仕事の後「疲れた」とかいってすぐに寝っ転がるのやめて、もっと息子と体動かして遊ぶようにしよう。
これだよこれ。日常の家事とか育児とかをそのまま上半身の筋トレに変えればいいんじゃん。
やったこれで全身ムキムキになれる!
今は超ガリガリだけど、この先筋トレしまくってマッチョになって、AI時代を生き抜いてやるぜ!
英語よりも日本語や日本文化が重要
うっそ、今の若くて成し遂げてる人って、日本独自の文化とか日本語教育とかよりも英語教育を重要視しそうなのに、落合氏はむしろそういう文化とか日本語教育の重要性を訴えてるじゃん。
意外ー。
でも確かに、今は英語とかプログラミングとかが重要とか言われてるけど、そういうのは機械化されやすいから結局は文化とかそういう人間らしい曖昧な感じのふわっとしたものが将来的には重要になってくるのかもなあ。
まあなにが重要なのかよくわからん。とにかく目の前のことをあれこれ考えずに色々やってみたほうがいいんじゃないか。
よしやろう。
前向きにやろう。
さっき家に帰ったら、いつもは僕疲れたーっつって横になっちゃうけど、さっさと風呂掃除して赤ん坊風呂に入れて、長男と野球やって体動かしたぞ。
なんか前向きになってきた。やっぱ体動かすと違うわ。前向きになるわ。いやーいい本だった。やっぱ筋トレだよ。あと文化。
そういえば4歳の息子が最近ひらがなを覚え始めて書きまくってるので、一緒にひらがなを書いて日本の伝統文化を学んだぞ。
この調子だ。
いやー、この本読んで変わった。マジで変わった。
おすすめの一冊だ。