新高円寺で子連れランチにもおすすめの人気のラーメン屋はタロー軒
丸ノ内線新高円寺駅付近で小さい子供を連れてランチをするためにおしゃれなレストランを探していたところ、「タロー軒」というおしゃれなラーメン屋を発見した。
ランチ時の混雑具合
どれくらいおしゃれかというと、一見するとラーメン屋なのだけれども、カレーも食べられるという、ファミレスのような感じである。
しかししセルフサービスで立ち食いカウンターが主、テーブル席が2つしかなく、喫煙可であって分煙されているわけではなく、店内は狭いというネックもあった。
完全にセルフサービスであり、入り口の引き戸を開けてすぐ目の前に出てくる券売機で券を購入するという今風のスタイルであった。
さらに、24時間営業であるという点は、もはやおしゃれなレストランというよりは、深夜も働くトラック運転手やタクシーの運転手、あるいは忙しい肉体労働者の方々がさっと食べて帰るようなスタイルに適していそうだ。
さらに、立ち食いのラーメン店ということから、軽くビールを飲んでスポーツ新聞でも読んでいる人たちがたくさんいそうな雰囲気をも感じる。
だから最初は、こんなところに子供を連れてくるのはおかしいというか、子連れには全く不向き、と思っていた。
しかし入店後、店員さんかこれをくれた時点で、必ずしも子連れに不向きではないことがわかった。
子供用の食器である。
ミッキーマウスのフォークと取り皿であり、非常に可愛らしい。
これが出てくるということは、子供が歓迎されていないというわけではない。
むしろファミレスのように小さい幼児であっても構わないし、そういう実績もこれまで積み上げられてきているという証拠ですらある。
加えて、祝日の12時ちょうどというランチどきであるにもかかわらず、テーブル席が空いているということも素晴らしかった。
というか人が少ない。
したがって、このように回転率が高く長居しづらそうなお店であっても、それなりにくつろいでお昼ご飯が食べられると思った。
なお、その後12時15分くらいからどんどん来客してすぐに満席になり、店の外に多少の行列ができたので、12時ちょうどに全く客がいなかったのは奇跡的だったかもしれない。
その際、隣のテーブルも小さい女の子を連れた家族だったので、やはりこの店は家族連れに適しているといえる。
テーブルのすぐ近くに灰皿があったものの、誰もタバコを吸わなかったので、運が良かった。
駅からもバス停からも徒歩圏内でアクセスが良い点もポイントが高く、全ての点で幸運だった。
わかめラーメン及びゆで卵のトッピングの量が大盛り
おすすめのメニューは、ラーメンと半カレーのセットであり、これが830円ということでお得に見えた。
しかし息子はつけ麺が食べたいということを言ったし、さらにワカメもゆで卵も食べたいという主張をしたので、つけ麺を680円で購入し、さらにトッピングで100円のわかめと50円のゆで卵もつけた。
手前がつけ麺、真ん中がつけ汁、奥が普通のラーメン。
ワカメラーメン。
とりあえず見た目はラーメンもつけ麺のつけ汁も全く同じであり、ラーメンの麺とつけ麺の麺も全く同じであった。
麺が汁の中に入っていればラーメンであり、外に出ていたらつけ麺になるという、雑な区分けであった。
そしてワカメの量が半端なく多かった。
ワカメラーメンになるとその量が大盛りになっていた。
このラーメン及びつけ麺には、美味しくて柔らかいチャーシューとネギ、海苔、ワカメ、ごま、メンマ、卵が入っている。
卵も普段買わないような大きなサイズであり、食べ応えがすごかった。
はっきり言って栄養のバランスが良い。
タンパク質、ミネラルなど、豊富に入っている。
そして麺の細さ、柔らかさは子供にも食べやすい仕様になっていた。
さらに、味が美味しかった。
このうまいラーメンを子供が食べないわけがなく、次々にネギも卵も食べ、ワカメも食べ、バランスの良い食事を取ることが可能となった。
特にワカメへの意欲が半端なかった。
なんどもワカメを要求された。
しかしワカメの量が半端なく多いので、すごく食べるのに時間がかかる。
加えて、すぐ外は東京都道318号環状七号線が走っており、子供の大好きなバスが丸見えであった。
あのバスはどこに行くのか、などと質問してきては、興奮していた。
店内は満席であった。
早めに店を出た方がいいかな、迷惑をかけているな、という心理的な焦りがあった。
しかし子供はラーメンの美味しさとバスが見える状況に、最高の気分の様子だった。
すごく楽しいランチの思い出として、我が子の記憶に刻まれたことと思われる。
また、本来は回転率の高さを目指しているであろう店員の方々には長居してご迷惑をおかけしたと思うが、すごく親切に接してくださって感謝している。
タロー軒
住所:東京都杉並区高円寺南2丁目16番13号