沖縄料理は那覇空港の空港食堂と国際通りのゆうなんぎいがおすすめ
2017/11/30
例えば会社の出張などで那覇に行った際に、短い時間で沖縄料理を堪能したいなら、空港食堂とゆうなんぎいがおすすめである。
那覇空港の空港食堂で遅い朝食やランチに沖縄料理
とりあえず1泊2日の沖縄出張に仕事で行くことになったのだけど、東京の羽田空港から那覇空港に飛び立って到着が午前中の11時くらい。
用務が那覇市内の県庁寄りのところで13時過ぎくらいから。
というわけで、ランチの場所をゆっくり探す暇がないので、空港内で沖縄料理を楽しもうと思った。
そんな時おすすめだと聞いていたのが「空港食堂」である。
聞くところによると、概ね沖縄料理の代表的な定食メニューが網羅されていてしかも価格が安いらしい。
んで、営業時間は9時から20時までで、人気店らしいけれどもサクッと食べるのに最適なくらいに回転率が良いらしいと聞いたので、ここに決めた。
時間がないので「ポークたまごおにぎり本店」で沖縄名物のポーク玉子おにぎりを食べても良かったのだが、おにぎりだけだと味気ない気がしたので、やはり定食が食べたい。
しかしながら店を探すのに超迷った。
食べログとかで「那覇空港ビルディング1F 正面入口入って左奥」みたいに書いてあったので、それっぽい場所に向かったのだけど全然店らしいものがない。
それで仕方がないからインフォメーションの人に聞いたら、すんげえわかりにくいところの狭い通路を行くとその食堂があるっぽかった。
その方向に行くと、通路の行き止まりに青いのぼりが見えてきた。
「空港食堂」と書いてある。
マジでこれ事前知識がないと、食堂にたどり着くの困難。
すんげえ数のメニュー。
カツカレー650円、ジューシー160円、沖縄そば540円、ソーキそば650円、野菜そば650円、てびちそば650円、カツ丼600円、ゴーヤーチャンプルー600円、トーフチャンプルー600円、フーチャンプルー600円、焼そば600円、ポーク玉子定食600円。。。
沖縄名物っぽいのもあればそうでないものも入り混じっており、幅広いラインナップを展開。
しかもどれも料金が安い。
ジューシーという名前のものが気になったが、やはり一番人気のソーキそばか沖縄そばあたりを試したい。
しかしてびちそばなる謎の名前のメニューも気になる。
すんごいごっつい豚足見たいのがボリューム満点に乗っている。
それでいて650円とか安い。安すぎる。
タコライスもある。
そういえば沖縄といえばタコライスも有名だった。
そばも食べたいしタコライスも食べたい。
どうすれば良いのか。
そこでおすすめしたいのが、沖縄そばとタコライスのハーフサイズのセットメニューである。
外のディスプレイではわからないが、食券機で購入する際に、ハーフアンドハーフのメニューが650円で販売されていることが判明する。
これで両方楽しむことが可能。
沖縄そばはダシが効いていてうまい。
人生で2回目くらいの沖縄そばだったような気がするし、1回目はいつ食ったか覚えてないが、見た目は薄味っぽいが、しっかりダシが効いていて本当に美味しい。マジで美味しい。
タコライスはタコライスである。
実にタコライスであった。
タバスコをかけると完全に味がタバスコになって後悔した。でも美味しい。
なお、テーブルに酢っぽいものがあった。
これは沖縄そばに入れると味にバリエーションが出て美味しいんじゃないかと思った。
しかしそのまま飲んで見たら、想定外の味がして脳が一瞬何が起きたのかわからなくなる。
酸味がない。
「島とうがらし」なので相当辛いような気がしていたのだが、それほど辛くない。
しかし明らかに酒である。
原材料:島とうがらし、泡盛、島マース
え。マジで?
島マースがどんなものかわよくわからないが、とにかく2番目に「泡盛」って書いてある。
普通にテーブルにこれが薬味っぽい感じで置いてあるのだぞ。
多分中学生とか高校生とか普通に旅行で来て飯食ったりできるくらいのカジュアルな食堂のテーブルに、泡盛。酒。
割とアルコール度数を感じる。
それが無造作にテーブルに置いてある。
多分未成年も酒と知らずにラーメンやそばなどにぶっかけるであろう。酢か何かと勘違いして。
やった。泡盛を注文せずに無料で沖縄名物の酒がランチで飲めた。飲み放題だ。島とうがらし最高だ。
住所:沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港 国内線旅客ターミナルビル 1F
夕食はゆうなんぎいなる居酒屋で沖縄料理を食べるのがおすすめ
とりあえず仕事を終えたらゆいレール一日乗車券800円で乗り放題にして首里城観光とか国際通り観光とかすると思うのだが、その際に夕食では沖縄料理を楽しみたい。
そして沖縄料理と沖縄の酒を同時に楽しめるのが居酒屋であるが、調べてみると、適当に居酒屋に入るとやばそうな雰囲気がする。
というのも、多くの店で沖縄民謡などの生ライブがいきなり始まったりするらしく、客はそれに合わせて踊ったりするような文化があったりするらしい。
一見さんが適当に入っていきなり周りの客が踊り出したりするの無理。
つうわけで、すんごく美味しくて接客も良くて生ライブも始まったりしないという噂のゆうなんぎいに入った。
すんごい人気店で予約取るのも難しいとかどうとかで、まあ適当にいきなり言って入れたらラッキーと思っていたところ、平日18時半くらいに2名で突入したらカウンター席が空席だった。ラッキー。
定休日じゃなかったのも運が良かった。
とりあえずオリオンビールを注文するのが鉄板っぽかったので、それを頼む。
昨今では東京のスーパーでもオリオンビールはどこでも入手可能なのでわざわざ沖縄でも同様にオリオンビールを飲む動機付けが薄いような気がするが、一応儀式的に。
とりあえず色々それっぽいのを頼んだ。
ラフテー。
めちゃくちゃ美味しい。このタレだけでビールが進むくらいに美味しいし、見た目以上に豚の角煮が柔らかい。
絶対注文した方が良い。
海ぶどう。
東京でも買ったことがあるが、どういうわけかここで食べる海ぶどうの方が口の中にジュースが満ち溢れる気がした。
プチプチ弾けるとともに、想定外に溢れ出すジュースが我々を幸せにした。
ポン酢につけて食べるらしい。美味しい。
ゴーヤチャンプルー。
味は予想通りなのだが量が多くてコスパが良い。
グルクンの唐揚げ。
骨が多いし身が小さく、味も淡白なので味は見た目通り感があるのだが、やはり沖縄に来たからにはグルクンなる魚を食べるべきだろうと思って。
唐揚げにすると普通だが、水揚げされた状況では青とか赤とかの珍しい色をしているらしい。
あと、豆腐よう、というものが500円と書いてあったので注文した。
珍味だけど大丈夫か、と店員さんに確認されて、まあ良いですよと答えた。
私の想像では、あの台湾とかでおなじみの臭豆腐的な超臭い豆腐をイメージしていたのだが、実際は泡盛につけられた発酵食品みたいで、臭いは酒粕みたいでいい香り。
味もアルコールと微妙な甘みが口に広がってこれは超美味しい。酒が捗る。
美味しすぎて写真を撮るのを忘れたのだが、色は白っぽかった。
さらに泡盛も飲んだ。
会計は二人で4300円くらいで、一人当たり2000円ちょっと。
安いし美味いし落ちついて飲めて最高の店だった。低予算でいけるのに質は非常に高い。
夜8時くらいに店を出る際には多少行列ができていた。
なお、割と酔った気がするのだが、割と豆腐ようのアルコール度数が高かったのではないかと推察されるが、泡盛もたくさん飲んだので良く分からない。
住所:沖縄県那覇市久茂地3-3-3
最寄駅:県庁前駅から徒歩で割とすぐ