Xcodeでアップロード時にApp Store iOS 1024ptのアイコンを入れる
XcodeでiPhone/iPadアプリをiTunes Connectにアップロードした際に、以下のようなアラートが出るようになりまして。
iTunes Store Operation Failed
WARNING ITMS-90704: "Missing App Store Icon. iOS Apps must include a 1024x1024px App Store Icon in PNG format. Without providing the icon in the Asset Catalog or via iTunes Connect, apps cannot be submitted for App Review or Beta App Review. Refer to https://developer.apple.com/ios/human-interface-guidelines/icons-and-images/app-icon/ for more information."
これ、最初なんのことかなと思ったのですよ。
なんで1024x1024pxのサイズのアイコンが必要なのかと。
そのサイズのアイコンはiTunes Connect内の「提出準備中」の「App 一般情報」のところでファイルを選択して別途アップロードするものでしょうが、と思ったのですね。
これですこれ。
これ。
でもまあ、「1024x1024ピクセルのアイコンを含めることが必要」とはいうものの、警告レベルだしアップロードし直さなければならないものでもないのだろうな、と思ってとりあえず無視しましたし、この状態でも普通に審査通過できるはずなのですが、念のためちゃんとXcode内でアイコンアセットの確認をして出し直しをしてみたのですよ。
そうしたら、「AppIcon」のところで一番下の方に、「App Store iOS 1024pt」ってシレッと追加されているのですね。
普段はiPhoneアプリ限定のものしか作らないので、iPadに関連するところから下は全部見てなかったから、一番下にこんな項目が追加されているのに気づきませんでした。
でまあ、何の意味があるのかなと思って入れて見たのですね、ここに。
こうやって。
その状態でアップロードすると、以前の黄色い警告が消えて「Upload Successful」なるわけですが、実際にアプリを使う時は1024ptのサイズの巨大なアイコンなんてどの端末で表示するんだろう? 不要じゃないか、と考えていたけど、ここで効果を発揮するのですね。
なんとビルドを選択するだけで、「App Store アイコン」に自動的にアイコンが表示される。
アセット内に1024ptのサイズが含まれていないバイナリをビルドすると、「ファイルを選択」で空っぽのママです。
これは地味に便利。
毎回思うのですが、iTunes Connect内で記入しなければならない項目が多くで、手間がかかってうざかったのですよ。
この、1024ptのサイズのアイコンを別途アップロードするというのも、まあそれ単体では大した手間ではないのですが、ほかにやらないければならない作業がいっぱいあって、ほかの作業と積み重なることによってすごく面倒に思えていた。
だからこの仕様変更は地味に嬉しいです。