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【Mac】OS X El Capitanアップデート後デスクトップに何もない。ウイルスバスターがHS_GENIEO.SMJGの誤検出。ライブ変換便利。

   

HS_GENIEO.SMJG誤検出

OS X El Capitanにアップグレードできるとのアラートが来たので、特に何も考えずにアップグレードしてみたのだけど、いろいろとおかしなことがあって、「ああこれウイルスか」とか「データのバックアップ取っておけばよかった」とか考えて焦りました。
まあいろいろ調べてみるとたぶん何ら問題ないみたいでややホッとしたのですが。

OS X El Capitan はMacintosh HDにインストールできません

OSのアップグレードって空き容量かなり必要ですなあ。
最近写真データが多すぎて空き容量が2GBくらいになってしまっていたのですが、XcodeやらOSやらのアップグレード時にはそれでは足りないので頑張って10GBくらい空き容量作りました。
それで今回のOS X El Capitanとやらをダウンロード後、インストーラ画面にて、「OS X El Capitan はMacintosh HDにインストールできません」みたいな表示が出る。
あれ、おかしい。。
これまでのYosemiteだって普通にMacintosh HDにインストールしていたし、というかここにインストールできなかったらどこにインストールするんだ?
ということで、別に焦ってアップグレードする必要ないし、大抵新しいOS出た直後はエラー修正等されるまで待つのが安全策だと思うので、アップグレードやめようと思いました。
が、貴重な空き容量がOSのダウンロードのせいで3.5GBくらい消費してしまったので、ここで中断するのも悔しい。
というわけで一旦インストーラを終了して再度アプリケーションのLaunchPadからOS X El Capitanのインストーラを立ち上げたら普通にMacintosh HDを選択できるようになってインストールできるようになりました。
さっきの不具合はなんだったんだろう。

再起動後に11件ものHS_GENIEO.SMJGファイルの検出

で、インストールおよび再起動までに30分くらいかかったような気がするのですが、まあそのまま放置してそろそろ再起動されたかな、という頃合いになってから画面を見ると、ウイルスバスターfor Macが何か警告している。
どうも11件もの「HS_GENIEO.SMJG」というものを検出、結果は「無視」だそうな。
何これ怖い。
今までウイルスバスターが脅威を検出するようなことはなかったし、変なものをダウンロードしたり怪しいサイトに行った記憶もないし、というかそもそも単に正規のApp StoreからOSをダウンロードしてインストールしただけでどうしてそんな脅威がひっかかるのだろう?

まずHS_GENIEO.SMJGがなんだかよくわからないので調べてみると、拡張子のSMJGはさておき、「GENIEO」というのは、怪しいサイトから何かをダウンロードすると一緒に入りこ飛んでやたら広告を表示させるようなマルウェアらしい。
グーグル検索するだけでブラウザの左右に広告を表示させたりとか、ブラウザの初期画面を変なサイトにしてしまうとか、いろいろいたずらしてくるみたいですよ。

デスクトップにアイコンが無い

というわけで、とりあえずsafariを立ち上げてみて、自分のMacがgenieoとやらに感染したのかどうか確かめようと思ったのですが、それができない。
なぜかというと、デスクトップのアイコンやらdockやらメニューバーやら、全てが表示されてないのですよ。
表示されているのは壁紙のみ。
いや、正確に言うと、ウイルスバスターfor Macのアラート表示はされているので、そのアラートのウインドウをクリックした時のみ、メニューバーが表示されます。

でも、デスクトップのアイコンがないからsafariを立ち上げられないし、デスクトップをクリックするとメニューバーが消えるものだから、そこからブラウザアプリを立ち上げることもできない。
これいろいろおかしいから、左上のリンゴマークからシステム終了をクリックするのですが、全く受け付けずに終了されない。

どうしようか思案していたら、ウイルスバスター for Macのヘルプからブラウザを立ち上げることができたのでようやく自分がgenieoに感染しているか確かめることができました。
特にへんな現象は起きてない模様。
なのでこれはウイルスバスターの誤検出か。

でもアイコンがなくて自分の大切な写真データとかがどこに行ったのかわからないことは確かであって、しかもシステム終了とかできないし、どうしたらこの現象を修復できるのかググってみたところ、いろいろ対処法がヒットしたのですが、もう面倒臭いので電源を無理やり切ってまた立ち上げたらちゃんとアイコン表示されるようになりました。

が、また起動直後にウイルスバスターが「HS_GENIEO.SMJG」を検出。
何これ。

打ったそばからどんどん変換されていく

で、またいろいろとグーグル検索しようとしたら、なぜかキーが打ったそばからどんどん勝手に変換されていく。
何これ怖い。これが「HS_GENIEO.SMJG」というマルウェアの仕業か。。。まじで感染されてたんだなとがっくりきたのですが、この現象をグーグル検索してみたら、これこそがOS X El Capitanの目玉仕様の「ライブ変換」というものらしくて、マルウェアじゃないみたいで安心するとともに、不慣れなこの現象に、OSのアップデートを再び後悔するわけです。

が、こうやってブログに長文書いてると、かなり漢字変換が正確だし、ほとんどスペースキー使わなくて済むので、これはかなり素晴らしい機能だと考え直しました。
これはブログが相当捗りますよ。

ということで、結果的には何も不具合なかったし、OSのアップデートやってよかったという結論でした。
ふう、いろいろと焦りました。。。

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