府中刑務所文化祭は楽しいので子連れ家族におすすめ。ランチや混雑等
2018年11月3日土曜日の文化の日に、第43回府中刑務所文化祭なるものに行ったのだが、これが4歳の息子でもかなり楽しめるイベントだったので行ってよかった。
以下、その感想を書いていきたい。
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府中刑務所までのアクセスと開催日時
府中刑務所までは電車で行った。
府中に詳しくない私は、とりあえず京王線で府中駅まで行けばいいんじゃないかとか思っていたのだが、最寄駅はJR武蔵野線の北府中駅とかいうところらしい。
それ以外からだとバスを使わなければ到着できないとかいう辺鄙なところっぽかったので、しゃあないから中央線と武蔵野線で向かった。乗り換え回数が半端なかった。
駅から降りると、4歳の息子を連れてだったので徒歩で10分以上かかった。
でも昔はこんな距離だとベビーカー必須だったのに、4歳にもなるとちゃんと自分で長距離歩けるんだなと思って感慨深い。
乗馬体験とかできるっぽくて、馬に乗りたい家族連れが並ぶ光景が見えてきたところで右折。やや直進すると、なんか警備員っぽい人がいたので、府中刑務所はどこかと聞いたところ、ここが入り口だからこっから入れと言われた。だからこっから入った。
でも入り口っつうか、まだ会場は見えてこなくて宿舎の敷地内を歩くことになる。
会場がどこなのか定かではない。道行く人は、途中から右折する人もいればそのまま直進する客もいて、もうどこが目的地なのかよくわからない。
開催時間は午前10時から午後3時までなところ、すでに正午近くになっているので出遅れた感はある。
バッタがたくさんいるので虫捕りが楽しい
なんか宿舎の敷地内を歩いていたら、途中の芝生で息子が何かを見つけたっぽかった。
バッタだった。
これくらいの子供は大体虫好きになってくるのだろうかはしらないけど、4歳の長男はカマキリやバッタを捕まえるのが大好きであり、持参したビニール袋に次々と投入して行く。
てか、こんなにたくさんのバッタ、東京都内でも捕まえられるんか。
私の住む杉並区だとこれほどのバッタがいるエリアはなかなかレアである。
田んぼのある駒場東大前の駒場野公園くらいまで遠征しないとなかなかいない。
しかし府中は凄まじいな。
それにしても、ここは宿舎であって人が住んでいるゾーンだぞ。毎年毎年こんな騒がしくなって、職員の人はこのイベントをうざがっていないのだろうか。
とりあえず、宿舎ゾーンでは職員の方々のご迷惑にならないよう、大きな声を出したり騒いだりしないように心がけた。
府中刑務所製パン・プリズン弁当とかカレーとかお土産とか催し物とか
もうバッタ捕り以外は息子にとっておまけみたいな感じっていうか、もうバッタの芝生から動かなくなっちったので、しょうがないから妻と息子を遊ばせたまんま一人で色々偵察していた。
色々模擬店とかあった。もう超色々あったがどれも混んでて嫌んなっちゃう。
模擬店とかは安いのかどうなのかわからんのだけど、すごい行列ができてるお菓子のコーナーとかがあって、多分安いんだろうと思う。
パンの販売とかはとりわけ100人以上は並んでいたと思う。
あと、弁当とか販売されてたけど、価格が700円くらいしててムッチャ値段高いと思った。
中でカレーとかも食いたかったけど絶対混んでるだろうから入る気が起きない。
視察を終えてまた宿舎ゾーンに戻ると、息子が30匹くらいバッタやキリギリスの類を捕まえていてほくそ笑んでいた。妻はうんざりしていた。
ランチとか消火器とかプリズンアドベンチャーツアーとか
とりあえず息子はバッタ捕りだけを延々とやっていたいっぽかったし、私ももう人混みがうんざりなのでバッタ取りができればもう満足かなと思い始めていたのだけど、妻はせっかく来たから色々刑務所飯食ったりとか物販買ったりとか体験とかしてみたいっぽかった。
名残惜しそうな様子を見せながらも息子は、しゃあねえな、という雰囲気で消火器体験のところまでやって来た。
とりあえず楽しそうに消火器で水を的に当てるという体験をした。
あと、防災の標語を考えると景品の消しゴムがもらえるっつうコーナーもあったので、妻と二人で投稿して、息子のために消火器の消しゴムとか消防車の消しゴムとかをもらっておいた。それなりに喜んでくれた。
刑務所のご飯はここの消化器体験ゾーンのすぐ近くの建物内にあった。
せっかくなので刑務所ランチとか食いたかったのだけど、弁当は予想外に高いし、食堂は割と混んでいる。
なんでこんな麦飯使った質素な飯が大人気になるの。
トイレもムッチャ混んでいるし、すげえな刑務所祭り。大盛況じゃん。
途中で天龍源一郎を見かけたりして、ものすごいイベントだと実感した。
しかし息子はまたバッタゾーンに戻りたいっつうので戻ったら、オオカマキリを捕まえてしまった。チョウセンカマキリかもしれない。それをカオス状態になっているビニール袋に入れると絶対食われるので、別の袋にいれてつかまえた。お土産にしたいらしい。まじかよ。
やばい、今回の目玉イベントであるプリズンアドベンチャーツアーの受付が締め切られると思って、割と急いで歩いた。
ムッチャ混んでるかと思ったけど、割と空いている。
手荷物検査の後、すんごい高い塀のゾーンに連れていかれる。
まるでディズニーランドかどっかのアトラクションのように、最初にそれっぽい説明がなされて、感情移入する。ワクワクする。
それにしてもおしっこしたいのだけどトイレどこかなと思っていたら、中に入ると出てくるまでの所要時間は30分程度。その間、トイレにはいけないとの注意がなされた。マジかよ。
で、中に入ったら色々添乗員がついて案内してくれるのかと思ったら、割と自由行動だった。
かなり歩くので流石に4歳の息子は疲れたようだ。最後はちょっとおんぶした。
刑務所のなかってお風呂も綺麗だし石灯籠もあったりしてすごく住み心地良さそうだ。
確かにホームレスの人とかがわざと犯罪起こして刑務所に入りたがる気持ちもわからなくもない。
職場環境も良さそうだし、健康的になれそうな気はする。
余談だが、ほぼ隣に東京農工大がある。
農業関わってるから、絶対学食のメニューとかソフトクリームとか美味しいと思ってて、なんらなここで昼食をとっても良いだろうし、最悪、おやつの時間に来てアイスは食べたいと思っていたのだが、実際にきてみると、土曜日は学食やってないらしい。
マジかよ。俺工学部卒だけど、理系って土日祝日も研究してたから、土日も母校は学食やってたけど。キャンパス内では、やたらアカペラサークル所属っぽい人たちが所構わず歌いまくってて、研究どころではないらしい。歌で忙しい。
残念だったが、息子はここでもキリギリスとカマキリを見つけてご満悦だったがまあいい。
ここから北府中駅まで歩いて帰った。楽しかった。