こみつりんご2kg(大阪府泉佐野市ふるさと納税)は高コスパでおすすめ
2019/03/07

いや、こみつりんごという存在を知ってから、一度は食べてみたいと思っていたが、まじで美味しいわこれ。最高峰のリンゴ。
こみつりんごの販売店舗と価格
とにかく値段が高い。
私は実店舗のスーパーでは、以前クイーンズ伊勢丹で発見した。
その時の具体的な価格は忘れたが、小さいのが2個入りで600円くらいはしたと思う。
高級デパートか高級スーパーに行かないと、東京ではなかなか手に入らないだろう。
で、こんなの誰が買うんだろう、と思ったのだが、その蜜の入り方がすごく記憶に残っていて、「やっぱアレ食べたい。あの時日和らずに買っておけばよかった」とじわりじわりと後悔の念が押し寄せてきたのである。
りんご好きとしては、一度どれくらい美味しいのか試してみたい。
仕方がないので通販で調べたところ、アマゾンでも楽天でも、2kgの箱入りで3000円は軽く超える。
まじかよ、3000円あれば普通の訳ありりんごが10kgは買えるじゃないか。
いや訳ありじゃなくても倍以上の量のサンフジリンゴとか買える。
どれだけ高級品なんだ。
しかしあのたっぷりの蜜。試してみたい。
そこで考えたのがふるさと納税であった。
ふるさと納税の枠は毎年あるけれども、そろそろ何を返礼品として選んだらいいかわからなくなってきて持て余し始めてきた。そこで、この枠を利用してこみつをもらうことを考えたのである。
調べてみると、やはり出てきた大阪府泉佐野市。
当然ながらポチった。10000円の寄付で2kgもらえるらしい。
こみつりんご2kg(大阪府泉佐野市ふるさと納税)の感想・評価

よっしゃついに届いたぞ。秀A等級のこみつだ。
1月下旬に寄付を申し込んでから、届いたのが2月下旬。軽く1ヶ月はかかった。寄付順にどんどん配送していたらしいが、やはり人気があるのだろう。
届くまでには時間がかかる。

青森県産のこみつである。
「りんごの宝石」と呼ばれているらしい。
大阪に寄付しているのに、青森の新鮮な高級リンゴが届くこのスキームは素晴らしい。

こみつの会、なるものがあるらしい。

さあ、一度食べたら忘れられないと自称するその実力を見せてくれ。
美味しい食べ方として、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保管し、輪切りにして皮ごと食べることがお勧めされている。
輪切りで食べるリンゴというのはなかなか珍しい。
生産者が少なく、幻のりんごだそうだ。これは超レア案件である。
なお、蜜が多いりんごは賞味期限が短いと言われることから、ちゃんと冷蔵庫で保管しないとすぐに腐ってしまうと推察される。
届いたらすぐに袋に入れて密封して冷蔵保存した方が良さそうだ。
まあ冬場なら私は常温保存でも構わないとは思うが、せっかくのレアリンゴを台無しにしたらショックがデカそうである。

株式会社ナインブロックの丁寧なお礼状。
ロックな雰囲気を醸し出している大阪府泉佐野市だが、非常に丁寧な文面とのギャップが面白い。

さあいよいよだ、こみつ。玉数は10個だ。
ちょうど丸かじりするのに良さそうな小さいサイズだ。
それでも海外で売られているリンゴよりはやや大きい。
そして香りが強い。甘い香りが箱いっぱいに充満している。

包丁で真っ二つに切ってみる。
うお。なんだこの蜜の量は。
面積の半分。いやそれ以上は蜜がしめているんじゃないか。

6割、いや部分的には7割は行くんじゃないか、蜜の量。

ほら、この皮ギリギリまで到達しそうなほどの蜜の量。

輪切りにすると、まるで蝶々が羽を開いたときのような絵柄である。バタフライ型蜜配置。
放射状に飛び散って皮まで到達せんとするリンゴもある。蜜の勢いを感じる逸品である。まるで芸術を見ているようだ。

透明な蜜の部分から向こう側が透けて見えそうだ。
そしてりんごの蜜の部分はほとんど水分なので甘みは薄いと言われているが、食べてみると甘い。
何これ、酸味もありながらも甘みが強い。
シャキシャキ食感はフジリンゴよりも強い。
硬めの食感である。
それでありながら果汁がたっぷりでジューシーである。
シャキシャキジュワ。そして強い甘み。
何これ、最強のリンゴじゃないの。
これは高い金を出して買う価値はある。
というか私はふるさと納税なので出費はほぼゼロなのだが。
いやーこれ、死ぬまでに一度は食べておいた方が良い伝説のフルーツの1つに該当するだろう。超絶おすすめ。