Google社員食堂でランチしてTensorFlow User Group for Bizに参加
2016/12/09
六本木ヒルズのGoogle本社に行ってランチブッフェをしたのち、TensorFlowに関するビジネスセミナーに参加した。
未来を感じた。
そこで、上記TensorFlow User Group for Bizで得た知見について詳細にレポートし、ビジネスに役立つ情報を提供することをこの記事の目的とする。
それに付随して、初めて六本木ヒルズのオフィスに入った際の所感や六本木ヒルズでの過ごし方についてを、ごく簡単に述べる。
Contents
ランチブッフェまでのおすすめな暇つぶし
弊社においては、人工知能、AIの導入を検討しており、その際のツールとしてはTensorFlowを考えている。
しかしながら、TensorFlowによってどの程度のことができるのか、何が解決できるのか、という点については、未だ暗中模索の日々だった。
したがって、TensorFlow User Group for Bizに参加することによって、他社の導入事例について学ぶ必要があった。
そのセミナー時間は16:30~18:30であった。
これがGoogle本社訪問の最大の目的である。
そして、別件でランチタイムに打ち合わせが入っていた。
その時間が12:00からであった。
しかし15分ほど早く着きすぎてしまった。
そこで暇つぶしをすることにした。
まず、オフィスビルの目の前にあるオブジェ。
これを眺めるだけでも価値がある。
加えて、12月はクリスマスに関する何らかのツリーが飾られている。
それを愛でているうちに、まず5分は経過する。
次におすすめしたい暇つぶしは、オフィスビルに来た際に誰もがやるであろう、テナント入居企業を眺めて遊ぶ、という手法だ。
さすが六本木ヒルズだけあって、名だたる企業が入居していた。
特に外資系企業やIT企業が多かった。弊社でいつもチューンさせていただいているj-waveもあった。
高給取りでおなじみのゴールドマンサックス証券が入る45F〜48Fにおいては、他の会社と入り口の改札すら別枠になっていた。
格の違いを感じる。
これらの企業名を見ながら、日本の未来について考えていると、10分の暇つぶしができた。
そして、軽く咳払いをした後、受付の美人な女性の方に、「グーグルの〇〇さんと非常に重要なビジネスミーティングを行いに来たのだが」と、重厚な低音のボイスで話しかけた。
そして、ビジネスカウンターパートからあらかじめ通知されていた番号を述べると、このような入館証がもらえた。
写真が多少ぶれているのは、初めての六本木ヒルズにビビっているあまり、手が震えているからである。
その後、LLのエレベータホールに向かい、27階に止まるであろうエレベータに乗った。
止まる階数が奇数階と偶数階とで別れているため、気をつけなければならない。
私ほどの英語の達人になると、oddとevenの意味を熟知していたので、迷わずに乗り込むことができた。
電車でGo!がある
27階の社員食堂に案内されると、入り口に電車でGo!があった。
自由闊達なグーグル本社の雰囲気ということで色々と面白いものが社内に散りばめられているとは聞いていたが、まさか電車でGo!まであるとは。
とてもやりたいと思った。
打ち合わせ後にやらせてもらえないだろうか、ということを、どのタイミングで言い出そうかと考えていた。
その他、ドロイド君やストリートビューを作るための自転車なども展示されていたが、圧倒的に電車でGo!がやりたいと思った。
飯のレベルが高い
社員食堂はバイキング形式で、和洋折衷全てが満遍なく揃っていた。
さすがグローバル企業だと感じた。
勿体無いので色々食べようかと思ったが、これは重要なビジネスミーティングだし、はしたない真似はしないように、少食を心がけようと思った。
決してお代わりなどをしてはならない。
そこで、初回で最もすごそうなメインディッシュを狙う必要があった。
この日のメインは、漬けマグロであると確信した。
その分厚い切り方たるや尋常ではない。
そして柔らかくて臭みがなく、これは普通の飲食店で食べたら相当な高額になるぞと思った。
中には、丼飯にご飯を盛った後、その飯にこのマグロを乗せて、オリジナルの大盛りマグロ丼を構築する猛者もいた。
また、ランチボックス用の紙のパックも用意されており、これに料理を詰めて他の場所で食べることができるというシステムも採用されているようだった。
そのランチボックスを使う人においても、やはり漬けマグロをたくさん詰め込んでいた。
本当にうまい。
グーグルの社食は全部美味いが、特にマグロがおすすめである。
なんと、グーグルでは自動販売機のペットボトルまで無料だった。
お金を入れなくてもボタンを押せば飲み物が出てくる。
そこで、私は、自動販売機のボタンをとにかく連打しまくるとどうなるのかという疑問を解決してみようかと考えたが、さすがに重要なビジネスミーティングの場でおおっぴらにはそれはできないな、と思った。
あとで隠れてこっそりやってみようと思った。
ビジネスミーティングの場でたくさん食べるなどはもっての外で、特にお代わりをするなどということは、マナー的によろしくないと思われる。
しかし、1回までのお代わりなら大丈夫、というローカルルールが、突如として許された気がした。
そこで、マグロ及びアボカドを再投入したのち、先ほどより漂っていたカレーの匂いに吸い寄せられて、カレーうどんを取得した。
なお、カレーうどんには多くの塩分が含まれていると考えられるため、合わせてカリウムが多く含まれているであろう果実を取ることも忘れなかった。
この時期、柿のような旬な果物を食べることは健康の上で重要だし、キウイフルーツやパイナップル、オレンジなども、ビタミンの摂取に最適であった。
栄養をしっかり取ることで、良いビジネスもできる。
グーグルはさすが、食事の大切さを理解されている企業だと肌で感じた。
そしてこの景色を見ながらご飯が食べられる。
かつて人々は、天高く登ろうとして塔を構築し、神の怒りに触れた。
しかしグーグルは天高く上っていても未だ神の怒りに触れていないばかりか、自らがネット業界の神にならんとしている。
そんなことを考えながらグーグル社食を後にしたあと、あまりにも満腹でうっかり忘れたが、コーヒーを飲めばよかったと思ったし、電車でGo!をやるのも忘れた。
次回のビジネスミーティングにおいては、この点を抜かりなく実施したいと決意した。
セミナーまでのおすすめな過ごし方
さて、ランチミーティングを終えると、16:30までのセミナー開始までには時間がある。
ここで、先ほどの飲み忘れたコーヒーを飲むために、オフィスの1階のスターバックスコーヒーに向かったところ、すでに満席であった。
なお、1つのテーブルにおいて、小学3年生か4年生くらいの女子3人組がコーヒーを飲みながら世間話をしていた。
今時の小学生は、スタバでお茶をするのか。
そこで、折しも、2016年のクリスマスマーケットが開催されており、皆思い思いにドイツビールを真昼間から飲んでいるものだから、仕方がないので飲むことにした。
すると、不思議なことに、何だか気分が良くなってきた。
そこで、さらに飲むことにして、飲める場所を探していたところ、このような景色が見える絶好の飲み場に遭遇した。
オークドア(The Oak Door)という名前で、グランドハイアット側に位置するレストランらしい。
隙間から、快晴の空に六本木ヒルズレジデンスとともに月が見える。
少々値段がするが、ここで飲むと気分がさらに良くなる気がした。
TensorFlow User Group for Bizのネットワーキングタイムでさらにビールが飲める
TensorFlow User Group for Bizの会場は30階で、ここも社員食堂のようだ。
ビリヤード台もある。
とても気分が良くなった状態で聞くセミナーは最高だったが、特に最高なのは、セミナー終了後のビールであり、今後の日本及び世界の未来は明るいんじゃないかという気持ちを強めた。
昼から夜まで六本木ヒルズで感じたことは、ここにいれば明るい未来が見えるし、飯も酒もうまいということであり、飯や酒がうまい場所には、いいビジネスが集まる、ということだった。
また来よう。