シティバンクを店頭で解約した。その方法や手続きの感想。(既にSMBCに統合されたけど)
2016/05/19
ついにシティバンクを解約しました。
解約理由
どうもシティバンクの雲行きが怪しいという情報を得ました。
日本の個人相手業務から撤退するとかいうニュースが流れたのでそろそろヤバいのかなと感じてから、解約をしようと思い始めました。
でもまあ、いずれ海外に行くこともあるかもしれないし、別にシティがどうなっても預金保全されるから問題無いし、たぶんこんな大きな銀行ならどこかがサービス買収してくれるだろうからサービスがいきなりストップすることはないだろと思ってそのまま持っていたのだけど。
ちなみに、マルチマネー口座では様々な通貨を一元管理できて便利なのですが、どうも日本円以外は他行の普通の外貨預金と同様、経営破綻時には預金保全の対象にはならないらしいので日本円に戻しておいた。
で、結局その後半年経ってもまったく使わなかったのと、なるべく生活をシンプルにしたいという気持ちから、銀行口座も必要以上に持たないようにしたほうがいいんじゃないかと思って、急に思い立って店頭窓口に赴いたわけです。
海外に行くにはシティバンクは便利だった
シティバンクを作った理由は、海外留学があったからです。
マネーパートナーズのコンバージョン等との組み合わせで、海外のお金(私の場合はポンド)を作るのに手数料が非常に安いというメリットがありました。
ただ、よく考えれば、成田空港(実は羽田空港でも受け取れるらしいなあ)等でも受け取りを指定できるので、別にシティバンクにこだわる必要もなかったのだけど。
あとは、1000万円の預金をしていると、シティゴールドに選ばれて、その後の海外送金手数料が無料になる。
だから日本に拠点を置きつつ海外でも生活してるという人は、シティバンクの口座を作っておくといろいろ便利でした。
また、シティバンクのeセービングという口座は良かった。
途中からあまりにも条件が良すぎたため、銀行側に不利になったためか、新規口座開設ができなくなりましたけど。
このeセービングだと、口座維持手数料は無料でした。
しかし途中からはある条件(何万円以上口座に入金しておくこと、など)を満たさないと、口座維持手数料がかかるようになりました。
今後の行く末が不安になるような改悪でしたね。
郵送での解約と店頭で直接の解約、どちらの方が楽か
郵送でもできるらしいですが、店頭でやったほうが楽だと思う。
なぜなら、その場で直接解約したい旨を申し出て、30分以内で終わる。
これが郵送だと、割と時間がかかるらしい。
混んでなければ、の話ですが。
豪華な佇まい
新宿のシティバンクに行ったのですが、やっぱりシティは勝ち組感が違うなあ。
この雰囲気が楽しめるだけで、口座開いといてもいいんじゃないかとか後ろ髪をひかれました。
預金50万以上持っていれば口座維持手数料かからないらしいし。
ちなみに、私はかなり前にシティバンクを開いていて、ネット専用のeセービング口座というカテゴリの口座だったので、仮に50万円下回っても、口座維持手数料2100円を徴収されることはなかったわけです。
なかなか便利な口座で、これはもう新規には開けなくなっていたらしいので、割とプレミア感あったのだけど、やっぱ使わない口座は持っていてもしょうがないな。
あまりにも丁寧な接客と雰囲気の豪華さに、何度も解約を戸惑った。
でも頑張った。
実際、海外在住時に便利とのフレコミで預金1000万円以上だと送金手数料がかからないというすごいサービスもあるのだけど、海外に長期滞在するにしても、一気に外貨に両替するとその後の為替変動で一気に円高に触れたときに損をするわけですし、そんな為替変動に頭を悩ますくらいなら、クレジットカード決裁にして為替変動リスクの時間分散をはかったほうが健康的でもあったので、まあ海外旅行や海外在住する場合であっても、必ずしもシティである必要はなくなってきたのかもしれない。
銀行口座は理想的にはメガバンク一行とネット銀行一行の計2行、これに加えてネット証券会社1つだと理想なのですが、各々のサービスのいいとこ取りをしていたら、割と増えてしまって管理が面倒になっている今日この頃。
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