きな粉は値段で違いが大きい!美味しいきな粉とおすすめの食べ方
2017/06/09
当たり前かもしれませんが、最近きな粉の美味しさは値段に比例、相関があると実感している話。
もちろん、砂糖や黒砂糖で味付けしたものや、黒ごまや抹茶などを入れたような純正の大豆のみ使用したものではないきな粉製品はそりゃあ高くなるわけですが、純正の大豆のみしようしたものであっても価格帯がまちまちなので疑問だったわけです。
北海道産大豆100%ならどれも同じじゃないかと。
それがそうじゃないんですね。
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きめ細かさが違う
きな粉の味は、固形の物、たとえば餅やご飯等にかけたときには対して差が出ないのですが、牛乳やヨーグルト等の液状の物に溶かした時に大きく違いが出ますなあ。
なんとなく液状化すると甘くなる印象があるのですが、挽き方や粒の細かさで溶けやすさに違いが出ると、食感のまろやかさも異なってくるのですよ。
純正の北海道産大豆使用で100gあたりの価格を見るに、200円を超えた当たりから高級路線が始まる気がします。
ローソンストア100のバリューラインvlのきな粉なんかは200gで108円でしかもチャック付きという半端ないコスパなので、しょっちゅう使っていて美味しく感じていたのですが、いつも合わせて買っているvlのヨーグルトが高くなった上に、乳酸菌、ビフィズス菌的にビヒダスの方が良いという結論に達してからローソンに行かなくなり、必然的にきな粉もビヒダスと一緒に買えるサミットに変更と相成ったわけです。
(ローソンストア100のきな粉については、100グラムで108円の北海道産大豆のより高品質なものもあります。それは別途下の方に書いています。)
そこで売られているきな粉の高いこと。しかし味は、今までのローソンで買っていたものよりもだいぶ上です。
まあローソンのでも充分に美味しいですし半端ないコスパなので、近くにローソンストア100があればそこで別途きな粉を買いたいですが、質の高いきな粉もこれはこれで納得いく価格帯です。
「玉三 北海道産きな粉」はコスパがいい
しかし私は毎日ものすごい量のきな粉を食べる、多分一日30グラムくらいは食べるんじゃないかと思うので、100g入りのきな粉では一週間もたないわけです。
というわけで同じサミットでも150g入りで150円の「玉三 北海道産きな粉150g」(トヨマサリ使用)を買っていますが、これも食感的にはローソンのを上回ります。
「感動の北海道 全粒きな粉 175g」も美味しいぞ
これは生協でしか今の所見かけません。
上記ローソンストアのものよりは高いですが、値段と味、食感のバランスがいいきな粉だと思います。
これもしばしば買い置きしています。
納豆なら安ければ安い方が得だな
この点、同じ大豆製品でも価格帯に大きな差異が無いし、高いのを買ったとしても大豆そのものの味に大きな差が感じられない納豆とは違うなと思いました。
余談ですが、納豆はタレが重要かと思いまして、金のつぶのたれたっぷりシリーズ(特に、金のつぶ®たれたっぷり!たまご醤油たれ 3P)がものすごい美味しいと思いました。
野菜ジュースとまぜると格別の味が
きな粉といえば和菓子のイメージが強いですが、なんと野菜ジュースに混ぜると、私がバカ舌だからでしょうけど、ねっとりとした洋菓子みたいな味になって格別に美味しいんですけど、やっぱり舌がおかしいのかなあ。
トマトベースの野菜ジュースだとそれほど美味しくはないかもしれません。
リンゴとか人参とかをベースにした100%野菜ジュースをはじめとする、甘い果実を使った野菜ジュースがいいですね。
個人的には、伊藤園の充実野菜ならどれに混ぜても美味しいのですが、特にマッチするのが「伊藤園 充実野菜 完熟バナナミックス」あるいは「伊藤園 充実野菜 完熟バナナ&ヨーグルトミックス」かもしれません。
とにかくポイントは、たくさん入れることですきな粉を。
ダマになっているくらいでちょうどいいというか、ダマの部分がまた格別に美味しい。チョコレートでも食べているんじゃないかという濃厚さです。
あと、きな粉で困るのがこぼれることかもしれません。
何もないお皿にきな粉を入れると砂埃みたいに粉が舞い上がるのも嫌がる人もいるかもしれませんので、先にまずはジュースを深皿に入れ、底にきな粉を入れてスプーンで混ぜるといいですね。
そしてまるで冷製スープを上品に飲むかのようにスプーンですくいながら飲むのです。
あと、きな粉でこぼれるといえば信玄餅ですが、あれはこぼれるので食べにくいという論をよくききますけど、正式な食べ方として、もうこぼれるのが前提で包み紙のふろしきを下にしいて食べるとか、もう最初から風呂敷をお皿のように使ってそこに全部ぶちまけて食べるという食べ方が公式HPに紹介されています。
まあきな粉はこぼれがちで、テーブルや床にこぼれたときの憂鬱さはハンパではないので、気をつけたいところです。
あと、上記でタマサンのを150g買っていると書きましたが、その後最近はいなげやで200g入りのを買うようになりました。
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業務スーパーのきな粉1kgは格安で美味しいのでおすすめ
上述したことを書いてから、近所のコープで「感動の北海道 全粒きな粉 175g」が置かれなくなってしまいました。
これは非常に残念でした。
そして色々コスパの良いきな粉を探していたのですが、どうも業務スーパーのきな粉(前原製粉株式会社。義士きな粉)がかなりのコストパフォーマンスではないかと思うようになりました。
1キログラムも入っていて立ったの327円という破格の値段です。安い。安すぎる。
通常のスーパーでは100gで100円を超えますが、業スーのこのきな粉は100gで33円くらいですからね。安すぎる。
では安かろう悪かろうでその質は良くないのかと思われますが、試してみたところ、特にそんなことはなく、美味しいです。普通に。
というわけで、上では値段と味や品質は比例するようなことを書きましたが、業務スーパーの存在によって、その論理が破綻してしまいそうです。
安くても美味しいものはある。
国産か輸入品の外国産か(大豆はアメリカかカナダが多い)を気にする人もいるのかもしれませんが、やはりこの圧倒的な値段の差を見せつけられると、毎日ヨーグルトに大量にきな粉を入れるのできな粉消費量が高い我が家にとっては、この業スーのきな粉の存在はありがたい。
前原製粉株式会社は普通に100g程度の小分けの一般的なきな粉も販売していますが、大量消費したいなら、やはり業務スーパーでこれを買うしかない。
なお、話は逸れますが、業スーでは納豆や豆腐も格安(納豆は3つ入りパックで39円、豆腐は一丁300グラムで29円で売られていた)であり、大豆製品は業務スーパーは一押しなんじゃないかと思います。
チャック付きで保存にも便利だし、賞味期限も充分に長い。
たっぷりのきな粉に大さじ、いや、大きめのスプーンを突っ込む瞬間は、きな粉好きにとっては至福の時です。
きな粉は砂糖が入っていなければ、ダイエット中にも積極的に撮りたいほどの健康食品。
カロリーを気にせず、じゃんじゃんヨーグルトに投入したい。
そして1キログラムという豊富な量により、残量を気にせずじゃんじゃん摂取したい。
ローソンストア100バリューラインの北海道産大豆きな粉は100gで108円
さて、上の方で、ローソンストア100ではきな粉が200グラムで108円と書きました。
が、さらに高品質な北海道産大豆きな粉108円というのもローソンでは販売されています。
具体的に何が違うのかというと、私はその食感の滑らかさにあると感じました。
北海道産大豆100パーセントを使って香ばしい、のようなうたい文句がパッケージに記載されていますが、確かに香ばしさはあるものの、やはり大きな違いはその滑らかさにあるのではないかと。
やはり北海道産大豆は絹のような繊細さを感じます。
それはさておき、食べ方の紹介が面白いです。
「きな粉の召し上がり方」の欄には上の写真のように記載されています。
まず、最初の「あべ川もち」はいいのですよ。
お餅を焼く、お湯にくぐらせる、きな粉に砂糖と少量の塩を加えてまぶす、のように、丁寧な文章で書かれているので、その作り方が目に浮かびます。
しかし次の「おはぎ」になると、「春・秋のお彼岸に。」の一言で終わるわけです。
もはや「召し上がり方」の説明はほぼ皆無で、作り方についてもなんら説明がなく、お彼岸におはぎを食べるという日本の文化を紹介しているに過ぎません。
やや投げやり感があります。
次の「おだんご」に至っては、だんごの絵が書いてあるだけです。
だんごならテキストを使わなくても誰でも知っているだろうから絵でも書いておけば十分、という意図なのでしょう。
しかしちょっと待ってほしい。
だんごなら普通、一緒に飲む飲み物はお茶です。
しかし、和風のだんごの隣に描かれているのは、洋風のコーヒーなのですよ。
これについてはやはり説明が欲しい。
そして次の「ご飯にふりかけ」に至っては、「お子様に栄養。」との、召し上がり方でも作り方でもなく、何かこう、きな粉を飛び越えて、「子供達に栄養を与えて欲しい」のような世界の願いのようなものが読み取れます。
とにかくここから読み取れることは、きな粉は汎用性が高いし、世界の願いを成就する食べ物であるということです。
きな粉素晴らしい。