トマトジュース(ペットボトル)で美味しいし安いおすすめを探す
2018/09/10
最近トマトを毎日食べたい。
しかしトマトは値段が高い。とはいえ、あのトマトの味を毎日楽しみたい。
そんな時に重宝するのがトマトジュースだ。
あのトマトのドロドロ感と酸味、自然な甘みが楽しめる上に、720mlや900mlのペットボトルのトマトジュースなら重量比にして生のトマトをそのまま買うよりも一般的に値段が安い。
そういうわけで私は最近トマトジュースを買うことを始めた。
その中で、ペットボトル入りトマトジュースは各社から様々なものが販売されていることを知る。価格帯もまちまちだ。
できれば安いほうがいい。とはいえ、美味しさも追求したい。
そこで、この記事では美味しいし安い高コスパなトマトジュースを探すことにする。
私が新しいトマトジュースを買って飲む旅に、随時更新される。
Contents
トップバリュ 14個分の完熟トマトを使用したトマトジュース 900g
このトマトジュースは格別に安い。さすがTOPVALUのベストプライスシリーズである。
ウエルシア薬局にて1本当たり税抜き価格147円、税込価格で158円で購入した。
原材料名はトマトのみだ。濃縮トマト還元トマトジュースである。
販売者はイオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1−5−1)である。
1本900g当たりで中サイズのトマトが約14個分も使用されている。
14個のトマトをスーパーや八百屋で買おうと思ったら相当な金額がかかるところ、たったの150円程度でその恵みを享受させてくれるトマトジュースはやはりお得だ。
栄養成分表示によれば、180mlのコップ1杯当たりでエネルギー38kcal、たんぱく質1.6g、脂質0g、炭水化物は糖質7.2g、食物繊維1.3g、ナトリウム23mg、カリウム481mg、ビタミンAが43μg、ショ糖0.1g、リコピン23.4mgだ。
さすがトマト100%。
果物を使った甘い野菜ジュース100と比較すると低カロリー低糖質で低炭水化物ダイエットにおすすめである。
若干のドロドロ感、とろみ感はあるものの、全体的にはサラサラしているといえる。
飲みやすい。
そしてどのトマトジュースにも言えることだが、砂糖も食塩も入っていないのに、普通のトマトよりも塩味と甘み、そして旨味が強いのはなぜなのだろう。
ミキサーにかけると旨味等が強くなるのだろうか。あるいは濃縮還元によるものなのだろうか。
トマトジュースはやはり味に関してもお得感がある。
デルモンテ 食塩無添加トマトジュース 900g
デルモンテと聞くと、大手だし値段も高そうなイメージがあるが、私はスーパーいなげやにて税抜き価格148円で購入した。
上記トップバリュと同じ値段である。安い。
セールのようだった。ペットボトル入りトマトジュースは未開封時なら常温保存でも賞味期限が長いので、安売りの時に買いだめすることをおすすめする。
なお、保存料が入っていないことが一般的なので、開封後は冷蔵庫に保管して速やかに飲まないと腐る恐れがあるから注意だ。
血圧が高めの方におすすめなようである。
ちなみに私は今年の健康診断で最高血圧が98、最低血圧が60くらいであった。よく貧血にも悩まされる。
大学生の頃はむしろ計測時に緊張したりして高血圧の数値が出てしまうこともあったのだが、いまはどんなタイミングで測ろうが最高血圧が100を超えないことがほとんどである。
原材料名はトマトのみ。
販売者はキッコーマン飲料株式会社(千葉県野田市野田250)である。
製造所は日本デルモンテ株式会社(群馬県沼田市清水町3748)だ。
飲んだ感想としては、上記トップバリュと顕著な差異は見出せなかった。
ドロドロ感は少々感じられるくらいで、すっきり飲みやすい。旨味が後を引いて何倍でもお代わりしてしまいそうだ。
コープ 濃いトマトジュース 食塩無添加 糖度7°
コープ(生協)で購入。税抜き178円であった。
濃厚なジュースをうたっているし、糖度が高いことが明記されているにもかかわらず、随分と低価格だ。両親的である。
製造者はゴールドパック株式会社あずみ野工場である。主に果物や野菜ジュースを販売する会社でお馴染みである。
栄養成分表示によれば、200mlのコップ1杯当たりでエネルギー58kcal、たんぱく質2.2g、脂質0g、炭水化物は12.2gで糖質8.0g、食物繊維4.2g、食塩相当量0.04g、カリウム551mg、ビタミンAが49μg、リコピン24mgだ。
心なしか比較的ドロドロしている感はある。
やはりドロドロしている。
あでもやっぱりサラサラしているといえばいえる。どっちなんだ。
味は明らかに美味しい。
酸味が少なくて甘みが強い。これで178円なのか。明らかに同価格帯の安いトマトジュースの中では美味しい方な気がする。特段糖質量やカロリーが突出してい高いわけでもないのに。
ダイエットにもおすすめだし、これは良い。
デルモンテ 桃太郎ブレンド 食塩無添加トマトジュース 900g
さて、上記「デルモンテ 食塩無添加トマトジュース 900g」に桃太郎トマトを5%使用してブレンドするとどう違うか、という話である。
金色のパッケージで高級感が思いっきり高まっているが、価格はウエルシア薬局で税込で204円であった。税抜きだと188円くらいであって、さほど価格が高いわけでもない。
いくら桃太郎トマトが高級でフレッシュアロマ製法というすごそうな製造方法を使っていると言っても、分量が5%であればこの程度の価格差ですむのか。
栄養成分表示によれば、200mlのコップ1杯当たりでエネルギー44kcal、たんぱく質1.8g、脂質0g、炭水化物は10.1gで糖質8.4g、食物繊維1.2-2.1g、食塩相当量0.01-0.07g、カルシウム24mg、カリウム495mg、ビタミンAが39μg、リコピン20mg。
特段顕著な数値はない。依然としてトマトジュースはダイエットに向いているなと思うような低カロリーで高食物繊維ぶりである。
高級感が溢れているのでものすごくドロドロしているかと思いきや、割とサラサラである。
しかし飲んでみるとスッキリしていながらも、トマトの固形分の実感が感じられる。
なお、普通の「デルモンテ 食塩無添加トマトジュース 900g」との違いはよく分からなかった。どっちも十分美味しい。
デルモンテ リコピンリッチ 食塩無添加 900g
「デルモンテ リコピンリッチ 食塩無添加 900g」はすごい。
値段はウエルシア薬局で税込289円と、上記デルモンテの桃太郎ブレンドや通常の食塩無添加トマトジュースに比べて一気に価格が跳ね上がる。
とろーり濃厚でリコピンたっぷり1.5倍であるため、その高価格であることも頷ける。
なお、折しもバーコードを集めて応募すると商品券やディズニーシー貸切が当たるキャンペーンが開催されていたので、応募してこれらをゲットしたい。
なんと完熟トマトが28個分も使用されていてぎゅっと濃縮されている。
トップバリュの14個分のトマトが使用されているジュースの倍の量だ。半端ない。それに比して値段も倍額近くする理由も頷ける。
実に高級感あふれてリッチである。
リッチなアレンジメニューとして、温めてオリーブオイルを加えるだけで簡単リッチなスープになることが紹介されており、実に美味しそうである。
なお、余談であるが、私は夏のトマトジュースのレシピとして、冷たいトマトジュースにすし酢を少々加えるというものをよくやるが、これもまた美味しい。
栄養成分表示によれば、200mlのコップ1杯当たりでエネルギー67kcal、たんぱく質3.1g、脂質0g、炭水化物は14.9gで糖質12.2g、食物繊維1.7-3.7g、食塩相当量0.03-0.22g、カルシウム26mg、カリウム755mg、ビタミンAが40-134μg、リコピン34-58mgである。
確かに上記桃太郎ブレンドと比較しても全ての値が1.5倍くらいになっている。半端ない。
販売者はキッコーマン飲料株式会社(千葉県野田市野田250)であり、製造所は日本デルモンテ株式会社(長野県千曲市桜堂485)。
意外と知らない人もいるかもしれないが、キッコーマンは醤油だけじゃあない。デルモンテと比較的昔から提携している。
なお、トマトジュースは開戦後の消費期限は3〜4日程度になるが、私は割と夏場でも冷蔵庫で一週間くらい放置してしまうが、普通に飲めている。本当はカビが生えるかもしれないからもっと早く飲んだほうが良いのだろうが、今の所お腹を壊すとかそういう事態になった試しはない。
話が逸れた。
このトマトジュースはかなりどろっとしていてもはや固形感が強すぎてスムージー状態なんじゃないかと期待していたが、意外とスッキリしている。
口に残るくらいにドロドロしているかと思いきや、そうでもない。割とさらさらしている。
しかし上記ノーマルなトマトジュースに比べれば確かに1.5倍分くらいはどろっとしている感はある。
そして何より甘い。甘みが強くなっている。これは意外だった。美味しい。低カロリーでダイエットにも向いているという罪悪感のなさが、次から次へと私におかわりをさせる。美味しい。
カゴメトマトジュース プレミアム 低塩 2018数量限定
つくづくいけないなと思うのは、プレミアムや数量限定という特別感のあるワードに負けて購入させられるということであり、その2つのワードが入っているこの「カゴメトマトジュース プレミアム 低塩 2018数量限定」はもうお客さんを誘惑するだけの魔力がふんだんに込められた商品といえよう。
それと注意しなければいけないのは、トマトジュースでよく「塩分控えめ」な「低塩」というワードが入っているものがあるが、これ、一見すると「あ、塩分控えめだから健康的なんだな」と勘違いしてしまうけれども、それは逆である。
普通のトマトジュースはむしろ食塩使ってないから、普通のトマトジュースの方がむしろ健康的なのである。
「低塩」は例えば塩分控えめであっても食塩を使っているぶん、塩分が入ってしまうから注意だ。
決して、「普通のトマトジュースよりも塩分を使ってませんよ」という意味ではない。
インスタント味噌汁のような「減塩」のイメージとは逆である。
栄養成分表示によれば、180mlのコップ1杯当たりでエネルギー35kcal、たんぱく質1.6g、脂質0g、炭水化物は7.8gで糖質6.7g、食物繊維0.7-1.5g、食塩相当量0.2-0.5g、カルシウム4-23mg、カリウム480mg、リコピン17mgである。
まあやっぱりコップ1杯飲んで0.5gも塩分をとってしまうのはいただけないような気がする。
しかしカリウムも豊富に入っているから、それと相殺して塩分は体外に排出されるから問題ないのか。
あと、トマトジュースはコップ1杯の基準が200mlだったり180mlだったりするが、これは後者なので、一見するとカロリーがものすごく低く感じるが、まあコップ1杯の分量も少ないからそう見えるだけかもしれない。
いずれにせよ低カロリーでダイエットに適しているのだが。
契約農家さんが丁寧に育てた、とか、特別な凛々子なるすごそうなトマトを使っているとか書かれると、より一層の特別感でついつい買い物かごに入れてしまう。
リコピンたっぷりとれたて製法というすごそうな製法を使っていそうだし、旬のトマトのみずみずしさ、とかパッケージに書かれるともうお客のハートを鷲掴みにすること間違いなしだ。
ちなみに価格は税抜きでスーパーサミットで198円だった。
200円以下だと安いような気がするが、容量が720mlなので、900mlに比較するとコスパはやや落ちる。
食感はすんごいサラサラ。
本当にトマトを使っているのかと疑ってしまうくらいにサラサラである。
それでいてトマトの味は濃厚。酸味がきいている。そこに多少塩分が使われると確かに美味しい。
まあ私はどちらかというと、あのどろっとしていて食物繊維もたっぷり入っていそうな食感、つまり「食ってる感」があって舌に残る感じの方が好きなので、あまりこれをリピートしたいとは思わないが、サラサラ食感が好きな人にはお勧めだ。
私にとっては、コスパはあまり高くなかった。
カゴメトマトジュース プレミアム 食塩無添加 2018数量限定
こちらはプレミアムの食塩無添加バージョンだ。
コンセプトは全く同じであり、内容量720mlで価格はサミットで198円で同様。
違いは食塩が入っているかどうかだけである。
トマト100%のこのジュースの栄養成分は、180mlのコップ1杯当たりでエネルギー35kcal、たんぱく質1.6g、脂質0g、炭水化物は7.8gで糖質6.7g、食物繊維0.7-1.5g、ナトリウム0-28mg(食塩相当量0-0.08g)、カルシウム4-23mg、カリウム480mg、リコピン17mgであり、食塩以外の成分は全て上記低塩バージョンと同じだ。
飲み口のサラサラ具合も同じ。
唯一の違いは味であるが、塩分が入っていない分、トマト本来の甘さが強く感じられる気がする。
しかもトマトは塩を入れなくても微妙に塩味を感じるので、やはりトマトジュースは塩分無添加の方が好き。
デルモンテ うれC!ビタミンC みんなのトマト 食塩無添加
Del monteのみんなのトマトは、なかなか面白いトマトジュースだ。
私はツルハグループのくすりの福太郎で税込192円で買った。900gの内容量のトマトジュースとしては値段が安い。
ちなみに、ツルハグループは実店舗でありながら楽天ポイントで決済できるという貴重なお店である。
何が面白いかというと、トマト果汁が100%ではなく90%な点だ。
残りの10%はじゃあ砂糖でも入っているのかというとそういうわけではなく、パインアップル調整品とビタミンCなどが入っている。
デルモンテ農園で採れたパイナップル由来の成分が入っており、なかなか面白いコンセプトである。
トマトとパイナップルのコラボは珍しい。
このビタミンCによって栄養機能食品の表示がなされているようだ。
栄養成分表示によれば、200mlのコップ1杯当たりでエネルギー40kcal、たんぱく質1.6g、脂質0g、炭水化物は9.0gで糖質7.7g、食物繊維0.5-2.1g、食塩相当量0-0.13g、カルシウム6-29mg、カリウム388mg、リコピン18mg、ビタミンA18-72μg、ビタミンC100mgである。
ビタミンAやビタミンC以外に関しては、普通のトマトジュースとの顕著な差異はない。
パイナップル果汁も入っているような飲みやすさを打ち出していることから、すごくサラサラな食感なのかと思っていたが、意外にドロドロ感もある。
が、パイナップル由来の味わいで飲みやすい。
トマトの濃厚感が苦手な人でもこれなら飲めるのではないだろうか。
価格も手頃だしオススメである。
伊藤園 理想のトマト
ツルハグループのくすりの福太郎で税込192円で買った伊藤園の理想のトマト。
もしかしたらこれは今まで飲んだトマトジュースの中で一番美味しいかもしれない。
「トマト30個分を使用し、濃厚な美味しさと栄養のバランスを追求した一品」とのこと。
飲んでみればわかるが、まさにその通りだと思う。
鯖のトマトチーズ煮など、美味しそうなレシピもあるが、これほど濃厚なトマトジュースだと、トマト缶のように様々な料理にも適用できよう。
原材料名はトマトジュース(濃縮トマト還元)と濃縮トマト汁。
もはや濃縮度が半端ない。
栄養成分表示によれば、180mlのコップ1杯当たりでエネルギー69kcal、たんぱく質2.9g、脂質0g、炭水化物は14.8gで糖質12.7g、食物繊維2.1g、食塩相当量0-0.41g、カリウム502-1207mg、リコピン28mg、ビタミンE 2.8mg、ビタミンK 1-17μgである。
他のトマトジュースと比較して、カロリーを含め全ての成分が高い。
すごい濃縮具合である。
見た目もどろりと濃厚だし、食感もその通り。
味は塩気の中にも高い甘みがある。
まさに理想系。
これで192円は安い。これは最も高コスパでおすすめなトマトジュースな気がする。