ホンビノス貝は安いし美味しい二枚貝で味噌汁や酒蒸しにおすすめ
スーパーでいつものようにアサリを買おうとしたところ、「ホンビノス」なる聞き覚えのない謎の貝を発見した。
ホンビノスガイの販売店舗・価格
クイーンズ伊勢丹にて100gあたり78円という低価格で購入。
一緒に買ったムール貝は100gで158円なのに、その半額である。
半額シールが貼られたムール貝と同等の価値。
さらに後日、ホンビノスに半額シールが貼られたものを買ったりしているので、その場合は100gで39円。
高級スーパークイーンズ伊勢丹において、これほど安く魚介類が手に入るのも珍しい。
しかしこれだけ安いと逆に怪しい。
例えば私はクイーンズ伊勢丹で100gあたり118円だか128円だかのアサリを半額シール貼付時に大量に買ったりして味噌汁に使ったりするのだが、この日はちょっと勇気を出してあさりに替えてホンビノスなるものを買ってみた。
見た目も大アサリみたいだし味が格別にまずいとかいうことも多分なさそうなので大丈夫だろう。
そして私がよく行くサミットとかいなげやとか生協にはこんなものはない。
そういえば魚介類のラインナップが多い三平ストアでは売っていたような気もしないこともないが、忘れた。
ホンビノスガイのレシピや感想等
とりあえず酒蒸しにしておけば大丈夫だろう。
仮にものすごく不味かった時のため、美味しいことが保証されているムール貝を一緒に作ることで、おかずとしての二枚貝確保に保険をかける。
二枚貝なので全部開くまで火を通したいところだが、ホンビノスは総じてなかなかしぶとい。
ずっと閉じている奴が1個だけあったので、これは死んでるんじゃないかと思った。
ちなみに私は開かないアサリをこじ開けたり、どう見ても買った時点で開き切ってて若干身が溶けているようになっているアサリを加熱して平気で食べているが、人生で一度も食中毒等でお腹を壊したことはない。
さあ蒸しあがったぞ。
まずはムール貝から。
美味しい。当たり前である。
見た目は大きなアサリである。
浅蜊とハマグリの中間に位置するようなサイズ感か。
そして食べる。
なかなかの弾力。
味は若干の磯臭さがあるが、淡白でイケる。
アサリと比較すると、アサリよりも薄味には思えるが、それでもこの激安価格で売りたたかれている意味がよくわからない。
酒のつまみにもいい。
そして何より、酒蒸しをした後の煮汁。
これが出汁が出まくっていて濃厚で美味しいのである。
ホンビノスの真骨頂は、身本体ではなく、そこから湧き出る出汁にあった。
私はアサリを味噌汁にした時のあの出汁の味わいが好きであり、アサリそのものも美味しいのだが、出汁の滲み出た味噌汁が好きで、出汁目的に大量にアサリを買ったりするのである。
しかしそれと同等の効果をこのホンビノスはもたらしてくれる。
しかも少量で。
よって、ホンビノスのおすすめレシピは、酒蒸しよりも味噌汁であると認められた。
なお、4歳の息子は昔からアサリが大好きで、というか二枚貝が大好きで牡蠣もムール貝もアサリも無限に食べ続けるほどなのだが、このホンビノスも大好物になったようだ。
子供にもおすすめである。
安く売ってたらラッキーだ。絶対にゲットした方が良い。
なお、料理の際に下処理とか砂抜きとかそういう感じのものは一切しなかったが、まあ腹を壊してないし食感も普通に良かったし味も美味しかった。本当は色々下準備、下ごしらえが必要なのかもしれないが、面倒臭いのでまあいい。