ニッポンのうまい!栃木佐野らーめん(マルちゃん)は安くて美味しい
東洋水産が手がけるニッポンのうまい!ラーメンプロジェクトなるすごそうなシリーズがあったので、その中から「栃木佐野ラーメン」を購入してみた。すごかった。
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ニッポンのうまい!栃木佐野らーめん(マルちゃん)の販売店舗・価格
私はこれを生協(コープみらい)にて購入。
税抜き価格358円のところ半額で179円にて買った。
普段から虎視眈々と半額シールの恩恵を享受することを狙う私、生協では袋麺に半額シールが貼られる確率が比較的高いとの経験則を得ている。
ニッポンのうまい!栃木佐野らーめん(マルちゃん)の原材料・カロリー等の栄養成分
原材料名表示によれば、「めん(小麦粉(国内製造)、食塩、こんにゃく、・・」。
「こんにゃく」が使われているのか。
およそラーメンからはこんにゃくのイメージは想定つかないが、様々な味を追求するために、イメージからは遠そうなこんにゃくを使うことを思いついた最初の人はすごい。
ラーメンというのは奥深いな。
あと、豚脂、魚介エキス、チキンエキス、野菜エキス、昆布エキス、などが使われており、エキスのオンパレードである。
内容量は316gで麺が2人前の220g。
ということはスープは2人前で96gか。なかなかのたっぷり具合である。
販売者はみんな大好き東洋水産株式会社(東京都港区港南2−13−40)である。
栄養成分表示によれば、1人前(麺110g、スープ一袋)あたりでエネルギー403kcal、たんぱく質13.0g、脂質9.0g、炭水化物67.6g、ナトリウム3.2g、食塩相当量8.1gである。
ごく普通の生麺を使用した醤油ラーメンの数値といえよう。
そう。普通なのである。
栃木出身のくせに佐野ラーメンを食べたことがないのであるが、なぜ佐野ラーメンを食べたことがないかというと、なんか普通なんじゃないかという先入観があるからである。
わざわざ宇都宮から佐野までラーメンを食べにいく必要はないんじゃないか、と。
しかし今回、その愚かな思い込みが打ち砕かれることになる。
ニッポンのうまい!栃木佐野らーめん(マルちゃん)の味・食感等の感想・評価
さあ、「佐野らーめん会」が監修し、あの「さのまるサポーターズ」も関わっているとの触れ込みの実力を見せてくれ。
美味しい作り方のレシピによれば、3分くらいの時間だけ麺を茹でるのがお勧めだそうである。
メンマ、チャーシュー、きざみネギ等を具材として追加投入することもおすすめされている。ますます普通の醤油ラーメン感が拭えないが、そんなことはどうでもいい。
開封すると、麺と液体スープの組み合わせ。
他には何もない。実にシンプルである。
そして本来は麺だけ茹でるのが普通だが、我が家は小さい子供がいて時短しないと回らないので、ラーメンであればなんでもかんでも野菜と一緒に煮込む煮込みラーメンになる。
むお! なんという凄まじい湯気だ。カメラが曇るほどの熱量である。凄まじい佐野ラーメンのエネルギー、熱意を感じる。
手もみ風の平打ちちぢれ麺だ。麺はやや細麺といったところか。3分もの長時間煮込んでしまってもよかったのだろうか。
なお、具材としては、青梗菜や小松菜、白菜やキノコといった、全くオススメされていない具材を投下。我が家にいっぱい余ってるから。
4歳の息子用に茶碗に盛り付ける。
そして息子はこれを一心不乱にものすごい勢いで食べた。
私も食べている。なんと、あっさりしていながらも、ものすごいコクである。
単にあっさりした醤油味なだけかという先入観があったが、見た目はあっさりなのに食べてみるとスープは濃厚で複雑な味わいがある。
決して脂肪分が高いわけではないが、脂による濃厚なコクも感じる。
この言い知れない複雑な味わいはなんなんだ。佐野ラーメンの本領を感じる。
そして3分程度煮込んだのに全く弾力性とモチモチ感をを失わないこの細麺。
すごいぞ佐野ラーメン。
佐野に行く時はアウトレットくらいしか目的がなかったが、新たな目的が見つかった。
今度栃木に行った時は宇都宮だけじゃなくて佐野にもラーメンを食べにいくしかない。
そしてこんな美味しい体験をたったの200円程度(半額だから)でさせてくれたマルちゃんに感謝したい。おすすめ。