親知らずの虫歯予防。ダイソーの糸ようじが虫歯対策に効果的だ。
2016/03/14
以前親知らずの抜歯、痛い下の歯と痛くない上の歯。かかった費用など。ということを書いた。
まあ上の親知らずの抜歯は結果的に全然痛みはなかったのだけど、下は本当に痛くて、プロ中のプロがいるであろう大病院で抜いてもらったにもかかわらず超痛かったから、もう二度と経験したくない。
というわけで、残った左下の親知らずは絶対に虫歯にならないようにする必要がある。
口内の肉が歯に被さってて歯ブラシが当たらない
なので、全体を綺麗に磨くのは当然ながら、さらに左下の親知らず部分については入念に時間をかけて磨くべきなのだけど、親知らずの側面、特に上面よりの側面にほっぺたの肉が覆いかぶさっている関係上、どう頑張っても歯ブラシが当たらないという根源的な問題がある。
簡単に言うと、歯ブラシじゃ絶対に届かないような深い歯周ポケットがある、とでもいうべきなのだろうか。
これを解決するには、何か細いもので掻き出す必要がある。
一般的に、歯ブラシの届かない位置にはデンタルフロスを使うという手段が考えられるのだけど、もはやこの位置ではフロスを入れるのが困難。
次に考えられるのは、木でできた爪楊枝を使うという手段なのだけど、これだとちょっと太くて歯周ポケットの奥まで届かない上に、使っている間に木の素材がだんだんふやけてきてますます太くなってしまい、全く使い物にならなくなる。
しかも、1回使うと捨てる必要があるため、そのランニングコストが長期的に見るとバカにならない。
というわけで、唾液で濡れてもふやけないプラスチック製であってかつ先端が非常に細長い道具を使うのが良い、ということになって、そうなると一般的に「糸ようじ」と呼ばれてるあれ、一方端にはフロスがついてるけどもう片方は糸が付いてなくてとんがってるやつ、を使うしかない。
それで薬局に行って探すと、両端に糸が付いてるやつもあれば一方端だけのやつもあるのだけど、色々見てくと、だいたい30本入ってて300円以上したりするので、1本10円かー、高いなーと思う。
あと、ようじの先端がそんなに細くないのもあったりする。
それでもっとコスパの良いものはないかなーと考えていたら、まあだいたい安くてお得なものは100円ショップに行けばありそうなのでそうしてみたら、超いいの見つけた。
ダイソーの糸付きようじ55本入りのコスパがいい
さすがダイソー。
55本入ってて100円(税抜き)で売ってた。
1本あたり2円くらいじゃん。
しかも楊枝の部分が十分に長くて、しかも先端が細いぞ。
先端というのはどこのことを言っているかというと、上記写真の丸をつけたところで、ここの部分の形状が、今後の親知らずの虫歯予防のカギになる。
なお、糸楊枝の本来のポイントはこのとんがってる部分じゃなくて糸が付いてる方なのだけど、親知らずの虫歯予防という観点からすると、別に糸が付いてる方はどうだっていいです。
どうせ届かないし。
あと、親知らずの話は抜きにしても、自分の場合歯間が狭すぎてこう言った糸楊枝の糸だと強度が低くてちぎれてしまって歯と歯の間に糸が残って非常に気持ち悪くなるので、歯間の掃除のためには、カラカラ回して取り出すあのロール状のフロスを使ってる。
糸の専門家は糸の専門家に任せた方がいいわけです。
で、このダイソー糸楊枝の使い勝手が超いい。
しかも1回使って洗ってまた使えば、20回分くらいは持つ。
まあ一週間は1本で持ちこたえるということでしょうか。
(どうもプラスチック製とはいえ、何度も水に濡らしては乾かすということを繰り返しているうちに、強度がもろくなってきて、限界を超えると先端が折れるようだ。あとは、親知らず部分以外にも普通の歯と歯の間とかも流れで使ったりしてるのでもっと負荷を与えているので、使用目的を完璧に親知らず部分だけに限ればもっと持ちこたえそう。)
これを続けていたら、地獄のような右下親知らず抜歯から4ヶ月に1回歯医者に定期健診に通ってるけど、虫歯になる気配が全く無くなった。
となると55本の糸楊枝1パック買えば多分1年以上の親知らずの虫歯防止効果は発揮できるわけで、虫歯予防の年間維持費が立ったの100円と考えると、テクノロジーと資本主義の威力に感服せざるをえない。