玄関でのセールスや宗教の勧誘、訪問販売を撃退する上手い断り方
2016/06/21
もうなんかみんないかにしてお金を奪おうかとかそんなことばっか考えてるんだなと学生時代によく思ったもので、何も知らない無垢な自分は一人暮らし始めた当初、とりあえずインターフォンが鳴ったので出てみたら勧誘が始まったのでビビったという話。
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インターホンには出なくて良い。
まあさすがに一番最初の訪問時に、いきなり玄関ドアを開けるということはしなかった。
電話で出てみたら、「近くのもので、ご挨拶に参りました」とのこと。
まあ新参者だし自分もご近所付き合いとかどうやったら良いのかわからなかったため、まあ新しい入居者があったということでアパート内のご近所の人がわざわざご挨拶に来てくれたのかなという推測から玄関を開けてみたら、いきなり革靴がドアに入り込んできた。
で、目の前にはスーツ着て金髪の怖そうな兄ちゃん。
で、開口一番、「〇〇新聞のものです」とのこと。
ああヤッチマッタと思った。
話には聞いてたけど、これがあの悪質な新聞勧誘というやつか。
確かこういうとき「結構です」みたいなこと言うと、「結構」という言葉の意味を肯定的に捉えられて、「新聞を取りますよ」ということにされて次の日から身に覚えのない新聞を毎日入れ続けられて後日集金の催促をされるみたいなこと聞いたなあ。
じゃあ「いらないです」とでも答えるか。
とか呑気なことを考えていたけど、もう何を答えようにも相手の足がドアに入り込んでいるので今更玄関を閉めることもできないので、結果、いろいろいらない理由を言っていたけど、断りきるまでに30分くらい掛かったと思う。
「毎日寒い中ジャンパー着て届けさせてください、お願いします!」
みたいな意味不明な熱意とか出されたけど、いや別にそんな苦労して新聞届けに来なくてもいいよとか思っていた。
で、だんだん相手も諦めたようで帰って行ったのだけど、それまでの誠実そうな言葉とは裏腹に、一転、ちくしょうみたいな言葉を吐き捨てて口笛を吹いて帰って行った。
すごい怖かったし、次の日に玄関ドアの上の方を見てみたら、変なサイン見たいのが勝手に書かれてて超嫌だった。
その後宗教とか変なサークルとか、布団の押し売りとかいろいろな勧誘があったけど、直接的であれ間接的であれ最終的には金銭的なものにつながりそうだったので、当時金のない自分はもうインターホンが鳴っても、完全に無視でいいんじゃないかと思った。
実際、社会人になってからもずっと完全に無視でいいと思っているのだけど、もしも「これは勧誘じゃなくて何か大切なご近所様の用事なのでは」とか「配達物が届いたのでは」という淡い期待を持ってインターホンに電話で出たり玄関ドアを開けてしまったらやっぱり勧誘だった場合の対処法について。
再勧誘の禁止とか、セールスの際に最初に用件と氏名名乗らねばならないとか、みんな知ってるのか
怖い思いをしてから後でいろいろ調べて知ったのだけど、セールスの際には最初に用件と氏名、所属などを明確に言わないといけないという特定商取引法の話ってみんな知ってるのだろうか。
万が一インターホンに出てしまってそれが「ちょっとご挨拶に」とか「あっちの方からまいりました」とか「こんにちわー」とかしか言わないようだったら、用件と名前はなんですか、と答えてしまえば良い。
それで明確に答えられないようだったり、明らかに新聞社とか宗教法人とかを名乗るようだったら、「いりません」と答えて切る。
だけどそれだと後日同じ所属のものがもっと巧みな手段や洗い手段で勧誘に来るのではないか、という不安が残りますが、そうなった場合には「特定商取引法の再勧誘禁止に違反してるので、警察を呼ぶことにしました」と言ってしまえばだいたい相手帰る。
それを超えるような事象には出くわしたことない。
断った直後はどんな仕打ちをされるのかわからなくて不安がつきまとうけど。
この手段は路上のキャッチとかにも適用できる。
まあ路上のキャッチも本当は無視するのが一番だけど。
そういえば、大学時代暇だったし友達いなかったので、山形県の方にある「山寺」というところに電車で行って一人で気持ち良くハイキングしていたら、趣味で風景画を描いているであろうご老人が笑顔で手招きしてきた。
で、世間話をしていたらいきなり「自分は絵だけじゃなくて手相も見れる」みたいな話をされて、まあご老人の趣味に付き合ってあげようか、超ひまだし、と思って見てもらってたら、いきなりお金を請求されそうになってなかなか断るのが難しかった。
お金を奪おうとする人間はどこにでも蔓延っているのなあ。
無料で何かしてもらったらお金を払わなければならないという本質的な心理に注意
人間は心理学的に、何かされたらそれと同等以上のお礼を返さなければならない、という性質を持っているらしい。
まあこれはとてもいいことなのだろうけど、別に非常な手段を使ってくる勧誘に対してまでお礼する必要ないので、例えば何かのタオルとか洗剤とかチケットとかもらったのでお礼に「3ヶ月くらい取ってやるか」みたいな考えが浮かび始めたらこれは要注意と思える。
ちなみに自分は無料でもらうだけもらっておいて、割とお礼をしないことが多いので、人間的にダメなんだと思う。
上記の手相占いに関しても、お金に関する話が最初になかったので、後になって有料だと言われてもそれは詐欺だから無視しても問題なかった。
お礼をしないとバチがあたるのではという心理に注意
ちなみに、占いや宗教系の場合「あなたには悪いものが見える。ここで私に同意しないと大変なことになりますよ」とか言われることが多かった。
まあ私本質的に信仰心に欠けているし、悪いものがあってもしょうがないので、あまり気にしてないのだけど、自分を大切にしたい一般的な人たちは、ここで断ったらバチが当たるんじゃないかと不安になってしまうかもしれない。
でもまあ、科学的に考えて、何か信仰してないからといってバチとか当たるはずないので、断ってもいいんじゃないかと思う。
うまい断り方としては、とりあえず相手と同じ立場に立ったら良い。
例えば、相手は「宗教家」あるいは「占い師」という専門家の立場をひけらかして、こちらよりその方面では知識が上のように装っているので、素人のこちらが何を言っても相手はうまい返しの言葉を持っている。
そういう時は、相手と同等の第三者を持ち出して、例えば「ついさっき同じように占い師の人が来たのですが、その人が「この先1時間以内に別の占い師があなたに話しかけてくるかもしれないが、その占い師の言うことを聞いたら悪いことが起こる」と予言してくれました。そしたら現実にこうして起きていてその人の言うことが正しかったので、その人の言葉を信じて、あなたの言うことは聞きません」と返答したほうがまだマシだと思う。
あくまでも自分は中立的な立場に立って、別のプロを持ち出すとか。
または、自分がちょっと異常があってまともな会話ができない風を装って、相手に心理的な恐怖を植え付けるという手段もあるけど、これは上級者向けなので訓練が必要だと思う。
まあとりあえずは本当に何も答えずに無言で無視し続けるのが一番だと思う。
インターホンを無視し続けても何も不利益はない
まあこれまで家族がいても何でも、いきなりの訪問は居留守を使ってる。
明らかに電気ついてるしテレビもついて音が外に漏れてるだろうけど。
あるいは子どもと遊んでる声とかで居留守使ってるのがバレバレとか。
それでも別に支障はないし、たまに宅配便の不在票入ってて、「しまった後でまた電話で再配達の連絡するのめんどくさい」とか軽い後悔する時もあるけど、それくらい。
もしも配達だったら、階下に宅配のバイクとかトラックとか停まってるかどうかを確認すれば、だいたい見抜ける。
ただ、そうやって確認しようとして窓から顔を出すと、相手が勧誘だった場合にその窓からこそこそと確認してる様子を目撃されたら面倒くさそうなので、やる時には気をつけたほうがいいと思う。
もしもご近所の人だったら、ドアポストに用件残してくれるので後でこちらから訪問すればいいだけだし。
まあその時くらいはせっかくご近所の知り合いが訪問してくれたのにご足労をかけるだけになってしまって申し訳ないことになるけど。
基本的には無視。
部屋に電気がついてようがラジオついてようがお風呂の音が漏れてようが、居留守でいいのです。
こうしてだんだん誰も訪問してくれなくなって、やがてぼっちになって孤独死するんだろうなあという覚悟は割と持ってる。
飛び込み訪問のうまい対処法ってあるのか。
以前、以下のようなことを書きましたので本記事に統合します。
昔の私は、ギャン泣きしてる赤ちゃんの声で追い返す、というのを提案していたみたいです。
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NHK受信料とか変な宗教とか新聞とかの飛び込み訪問のインターホンに出ちゃった場合にうまい断り方ってあるのだろうか。
基本的に私は無視しているのだけど、今のところこれでうまく行っている気がする。
次の日もまた来るかもしれないけど、延々無視や。
部屋に電気がついてようがラジオの音が漏れてようが構わん。
しかしながら、ネットでググると、意外とちゃんと対応している人って多いのな。
インターホンに出た上で、「いらないから帰れ」と一蹴するらしい。
それで成功してるというのが逆にすごい。
ああいうのって、インターホンに出ちゃったらもう相手の思うつぼ、なんじゃないのかしら。
まあ十中八九ああいうのは出る必要ないと思うな。
宅配なら不在票置いていってくれるし。(そういや、宅配の人って昔はインターホン押した直後に「配達です」みたいなことを玄関ごしに言ってくれていたと思うのだけど、最近の郵便の人は、こちらから対応しないと名乗らない人もいるのな。)
ただ、結婚して今のところに引っ越して来てからは、近所付き合いというのが重要な気がするので、全部無視していいのか迷うときもある。
「あの家はいつも出ないのよね」とか思われると微妙な気分や。
独身のときは、必ず出ないようにしてたんだけどなあ。
あと、子どもが産まれて思ったのは、「ギャン泣きしてる子どもを玄関越しまで連れて行く」という手法って便利なんじゃないかとふと思った。
ギャン泣きしてる子どもはもう制御不能であるし、家庭内がてんやわんやしてるのに、そこにしつこく営業をかけてくるというのは非常識きわまりない行為である。
ちなみにさっきまさにギャン泣きして何をやっても泣き止まなかったときに、インターホンが3回くらい鳴って覗き穴から外見たら、ちょっと外れたあたりに若いスーツのやつが立っていたので、明らかに営業だなと思って、次鳴ったら外に出て行って「せっかく寝かしつけしたのにお前のせいで泣き止まなくなった。どうしてくれるんだ」と怒鳴って、近所中に子どもの泣き声を轟かせて困らせてやろうと思ったのだけど、4回目が鳴らなかったので実現しなかった。
っちゅうわけで、便利な対処法は、ギャン泣きした赤ちゃんの声で追い払う、というのがいいのかもしらん。
でも子どもをそんな危険な状況に出すというのも怖いな。