ゆうちょ、楽天銀行、セブン銀行どれにする?子供名義の預金口座開設
2017/03/26
よし、アベノミクスで株価が3万円を超えるとか円安が加速して1ドル200円に行くとか言うので、世界分散投資してるから計算上もう自分の老後の積み立てはがんばらなくて良いだろう。
とか考える人はまずいないと思いますが、自分の稼ぎから今後の子どもの教育費を捻出しなければいけないと考えると、最初から明確に子供用の銀行口座を作っておいたほうがいいんじゃないかと最近思い始めました。
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メガバンクかネット銀行か
なので、どこが良いのかいろいろ考えたのですが、まずは自分も使っているゆうちょ銀行。
しかし、私は割と先の教育資金のことを考えているので、自分の老後資金と同様、子どもの将来の教育資金についても、投資信託での運用を考えています。
実は、セゾン投信でもSBI証券でも、振込先の銀行口座としてゆうちょ銀行は指定できません。
となるとゆうちょ銀行は候補先としてはボツ。
ゆうちょ銀行はどこに行ってもATMあるし最大の銀行だから、作っておくといいのかもしれませんがね。
次に、東京三菱UFJ銀行がいいのではないかと思いました。
ここの銀行は他のメガバンクよりも成し遂げている部分があり、それは土日でもATMでテレビ窓口というのを使うことにより、口座を簡単に開けるのです。
しかしながら、未成年の口座についても開けるのかを電話で確認してみたところ、やっぱり無理とのことでした。
テレビ窓口は、あくまで本人の口座開設のみであって、親の同意が必要な未成年には適用されないようです。
ということで、投資を簡単にできそうな銀行の候補先をいろいろ考えると、ネット銀行がいいのではないかと思いました。
通帳が無いのがちょっと不便かなと思ったのですが、逆に場所取るから通帳なんか要らないだろうとも考えます。
ネット銀行のうち、未成年でも作れる銀行は、楽天銀行とセブン銀行があるということが分かりました。
早速手続きを進めています。
ちなみに、私はネット銀行で一番好きなのはSBI銀行なのですが、ここは未成年の口座は作れません。
楽天銀行は入金が3万円以上じゃないと手数料取るとか、一時期改悪が続いてこの銀行の先行きは暗いのではと思った時期もありましたが、さすが楽天ブランドは便利さでは画期的です。
口座を作る際も、印鑑不要、手続き書類の送付がなんとアプリで行えるという画期的さです。
しかし、子どもの口座を作る場合はやっぱり郵送じゃないとダメなようです。。。
やや面倒だ。。
セブン銀行は、あのセブン銀行用ATMが至る所で使えるという点で成し遂げています。
ゆうちょ銀行のATMでも使えますしね。
セブン銀行では、預金口座を作る際に少々書類の確認が厳重なところがあります。
たとえば、楽天銀行では、子どもの健康保険証コピーと、親の運転免許証の2つだけで済みます。
ところが、セブン銀行の場合は、これに加えて、直近6月以内の電気料金の明細書等が必要になります。
いつもこう言った明細書等、邪魔臭いからビリビリ破り捨てているので不安でしたが、なんとか残っていました。
危ないところでした。。
今週中に恐らく楽天銀行の方の口座が作れそうなので、そうしたら抜かり無くセゾン投信とSBI証券に口座開設の流れを取る予定です。
子供用の口座で積み立て貯蓄をしていて贈与税がかかるケース
なお、贈与税に関して。
別に贈与税は払っても構わないと思っていたのですが、教育費目的だとうまくやれば免除になるとかならないとかいう話を聞いたことがあります。
ここは、昔取ったファイナンシャルプランナーの知識を生かして、いろいろ考えてみようと思いました。
年間110万円以内の贈与なら非課税という枠もありますが、仮に年間110万円以内であっても、長期で積み立てて合計この金額を超えて「はい、全部あげる」となった場合は、全額に対して税金がかかるので結局非課税にはならないようです。
これが全部教育費目的だったらどうなのか、というところを調査する必要がありそうです。
さらに、教育費目的の場合だと、国公立であれば年間110万円もかからないため、毎年徐々に切り崩して贈与する場合であれば、年間110万円以内の枠にはまるので非課税なんじゃないか、とも思ったりします。
投信を老後資金で積み立てておいていざ定年後になった場合に一気に引き出すわけではない、という点にも共通しそうですが、教育目的で運用している場合でも、全額一気に引き出したりするわけじゃないので、その辺よく考えて資金の運用をしていく必要がありそうです。
セブン銀行と楽天銀行の未成年口座が開けました
さて、上記のように申し込みをしていたところ、楽天銀行からキャッシュカードが届きました。
ちなみに、セブン銀行からはおとといくらいに届いていたので、セブン銀行の方が手続きが早いらしい。
これは意外でした。
楽天銀行はいろいろと審査が甘いイメージがあったので、楽天の方がすぐに来ると思っていたのですが。
両方とも同日にネット上から書類申し込みをして、口座開設キットが届いたのが各々3日後くらいだったような気がするけど、一日くらい楽天銀行の方が早かった。
それで本人確認書類を返送して大体7日後くらいにキャッシュカードが届いたことになります。
一方セブン銀行は、楽天銀行よりも1日遅れくらいで返送した上に、本人確認書類の必要書類も楽天銀行より1つ多くて、電子メールで「口座開設したからこれからキャッシュカードが届くよ」という通知が来たのも楽天より遅かったけど、実際にキャッシュカードが届くまでの期間はセブン銀行の方が短かった。
まあ口座が開ければどっちでもいいですが。
使用時の手数料に注意
さて、さて、口座を開いてから気づいたのですが、セブン銀行のキャッシュカードは、セブン銀行に加えてゆうちょ銀行のATMでも入金手数料は無料なのかと思ってました。
が、セブン銀行以外からだと預け入れに手数料がかかるみたいですね。
一方、一時期イーバンク銀行から改悪されたという楽天銀行は、ゆうちょ銀行やセブン銀行含めて、入金額が3万円以上なら手数料無料です。
そうすると、ゆうちょ銀行から子供用のセブン銀行あるいは楽天銀行にお金を移動させる場合、楽天銀行であれば、ゆうちょ銀行のATMだけで移し替えができますが、セブン銀行宛の場合は、ゆうちょ銀行で一旦引き出してからセブン銀行のATMに移動する必要がありそうです。
(セブン銀行ATMでゆうちょ銀行キャッシュカードを使う場合ももちろん手数料がかかります)
ただし、出金時でも、楽天銀行は口座残高10万円以上なら手数料無料で引き出せるので、割と楽天銀行の方が使いやすいんじゃないかと思ってきました。
投資信託購入の目的ではそんなにATMを使わない
と、上記のようにいろいろと考えてみたところ、そういえば最近はATMをそんな頻繁に使ってないことに気づいた。
銀行から証券会社に入金する場合でも、ほとんど「即時入金システム」でネット上の操作で瞬時にお金を移動できる。
即時入金システムを採用していないセゾン投信のような場合でも、たとえばSBI銀行からなら振込が月間6回程度まで無料だった気がするので、手数料を気にせずにオンラインで振り込めばいい。
さらに、最近ではスーパーやコンビニ、薬局等でもクレジットカードに対応しているため、自分の生活面だけ取ってみても、たいていクレジットカードだけで済んでるから財布に現金がほとんど入っていない。
だからもうネットに対応してる銀行なら、ATMの手数料うんぬんとかATMの利用できる場所がどことかあんま関係なくなってきたかもしれない。
加えて、今回息子用に作った銀行口座は、その後証券会社に移行して長期運用する予定のお金です。
そんな10年以上も先の各金融機関のATM状況なんて予想できるわけないから、いちいちATMの出勤時の手数料がどうとか気にしても仕方がないなと思いました。
セブン銀行だとnanacoポイントがたまって楽天銀行だと楽天ポイントがたまるという点については、特に息子用に作った口座でポイントを使う予定も無いので無視でいいか。
インターフェイス的に可愛らしい感じのセブン銀行がメイン銀行になるのかな。
サブ銀行になったほうは、残しておくかいずれ閉じるか、そのうち考えます。
子ども名義の預金口座を開設することにメリットはあるのか
そもそも、子ども名義の預金口座開設にメリットがあるのだろうかということを考えます。
しかし、実質的に親がその貯金の管理をしていることを考えると、単に管理手続きを複雑で面倒なものにしているだけで、あまりメリットを感じません。
万が一自分が死んだ時とかに相続税とかかからないから前以て子ども用の口座を作っておけば税金対策になるのかなとも思っていたのですが、そんな単純な話ではないらしいし。
だからデメリットの方が多そうな気がする。
じゃあなんで作ったかというと、そういう制度があるから作ってみようという興味に惹かれてみただけで、実質的な利点は少ないかもしれない。
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