真夏の子供送り迎え自転車。電動アシスト無し自転車の感想。
以前子供乗せ電動アシスト自転車の必要性と塩野自転車ショコラママのコスパというところに、子供乗せ自転車を買うにあたり、電動アシスト自転車か電動付きでないものかについて悩んだ結果電動無しで問題無いんじゃないかということを書きました。
で結果的に塩野自転車ショコラママを島忠ホームズにて税込み39800円くらいで買ったのだけど、買ってから約2ヶ月くらい経ったのでその感想を書いてみたいところです。
総合すると電動アシスト無しで充分
買う前にいろいろ情報提供をいただいたところ、
といった感じの意見を複数いただきました。
が、島忠で試乗させていただいたところ、そんなに重くないというか、むしろそれまで乗っていた自転車が重すぎて(一台はだいぶ古い折りたたみ自転車、重い上に車輪が小さいから全然進まない、もう一台はママチャリですがギアが壊れてて一番重い状態が常時)、息子を乗せていたとしてもそれまでより軽いわけです。
まあ毎日続けるとどうなるかということはやってみないと分かりませんでしたが、多少はきついものの、まあやっていける感じです。
精神的な面で楽
体力的にもまあまあやっていけますが、精神的な面ではやっぱり価格が安いというのは大きいです。
電動アシスト自転車だと、充電等のメンテナンス作業が発生することを常に念頭においていないとマズいですし、壊れたり盗まれたりすると価格が高いだけにショックが大きくなりそうです。
それに、高価なだけに雑に扱えない。
私のマンションは外置きしかできず、鍵のかかった車庫に自転車を入れることはできません。
10万円を超えるような高価なものを、野ざらしになっているような車庫に放置しておくのはなかなか心をそわそわさせるものがあります。
実際、最近回覧板で、「自転車置き場に置いておいて鍵をかけておいた自転車が盗まれた」との住民からの通知がありましたし。
まあその自転車は近くのコンビニで発見されたようですが、おそらく犯人が近所のコンビニまでかついで運んで、コンビニ駐輪場で鍵の解除を試みて失敗したのでしょうか。
いずれにせよ怖いです。
ならば部屋に運んで部屋内で保管すればいいじゃないかという意見もありそうです。
が、エレベータ無しのマンションで3階まで子乗せ自転車を毎日運ぶのはほぼ不可能でしょう。
ロードバイク等の軽くて分解できる自転車ならアリですが。
また、仮に部屋内の運べるとしても、目を離したすきに子供が自転車で遊んだりしていたら、たとえば車輪に指を挟んでしまうとか転倒させて怪我をしたりする等の危険性もあるので怖いことになるでしょう。
また、電動アシストつきは、故障したときの対応が面倒であり、しかもお金もかかると聞きます。
メンテナンスに余計な出費があるようなものは、生活を複雑にさせる要因ですから、なるべく持たない方がシンプルで良いです。
なので、盗難等の心配がある野ざらし駐輪場しか無い場合、電動アシスト無しの自転車は、精神的に持ち主を楽にさせることでしょう。
坂道どころか通常の道でも真夏は辛い
最初の頃は、子供乗せてても全然OKだなと思っていました。
しかしながら、仕事で疲れている状況でしかも35度を超える猛暑日だと、体力が奪われて自転車をこぐのがしんどくなってきますね。
特に漕ぎ出しが。
坂道が急勾配だと大変ですよ、などという意見を買う前にいただきましたが、いやいや勾配が全然急ではない上り坂であっても、もう降りて押していますよ。
でもまあ、漕ぎ出しは一番軽いギアにしておくとか、上り坂は歩くようにするとか、ちょっとした工夫と労働力投入により、猛暑日と疲労で体力と精神力を削られている状況であっても、毎日の保育園送迎において電動アシスト無しの自転車が使えないということはありません。
坂道の急勾配のところは、こぐのを断念して押せばいいだけです。
昔の人は電動アシストの無い自転車を使っていた
発達して一般的にコモディティ化した文明を享受するのが人生を楽しむコツだと思いますが、あまり必要でないものは贅沢品であって、贅沢品を保有することは、保管の心配に時間を奪われることになるから、心の自由さを奪われていることにつながると思います。
なのでやっぱり電動無しを買って正解でした。
道行く人はみな電動アシスト有りを使用している状況なので、あたかも電動無しは非国民みたいな雰囲気を感じますが、まあ昔の人はみんな電動アシストなんか無かったわけで、それが普通だったわけですから、別にダメなことなんて無いし不可能なことも無いわけです。
あと、わざわざライザップ等のスポーツジムに行かなくても、毎日体力が鍛えられるので、無料で健康になれると思えば前向きになれます。
電動アシスト無しの自転車は、生活をシンプルにさせる上に、格安で健康を提供してくれるサービスなのですから、むしろ推奨したい商品だと言えます。