布団干したら階下のベランダに引っかかった場合の対処。近所付き合いって大事。
2016/03/26
布団を干していたらするりと布団が下に落ちて行きました。
まあ風が強い日だと軽い掛け布団がベランダに見当たらない、下を見たら落ちているので拾いに行くなどということはあります。
私は団地に住んでいて階下が公道というわけじゃなくて敷地内の庭というか芝生というかまあ雑草が生えただけのところなので、人が下にいることはほぼありません。
したがって物を落としてしまったことでの危険性も比較的少ないし、ちょっと外で遊んでいる子供たちや近所の方々に見られて恥ずかしいという気持ちさえ我慢すれば焦る必要はありません。
というわけで、そのときも「あーあまたやっちゃった」などという軽い気持ちで下を覗き込んだのですが、どうも下の草むらの地面に見当たらない。
で、よく見ると、階下の住民のベランダに綺麗にその布団が干されているではありませんか。
つまり、ベランダから落ちて行った布団がそのまま1階下の家のベランダに引っかかったわけです。
二度もある
まあとりあえずその際にどのように対処したかということは置いておいて、同じことが最近また起きてしまいました。
今度はござですが。
夏場は敷き布団の上にござを敷いて、背中が蒸れずに涼しくなるようにした上で寝るわけです。
で、その状態で朝、布団を干そうとする場合、ござは摩擦係数が小さいですから、ござと布団とを一緒にまとめて干すと、するりと下に落ちる危険性はあるわけですね。
でも実際に落ちるとは思ってないので勢い良く干したらするすると滑り落ちて下を見たら階下のベランダに引っかかっていると。
私は3階の部屋に住んでいて2回とも2階の部屋の人のベランダに引っかかってしまいました。
いや階下の人にしたらびっくりするでしょうね。
いきなりベランダに見知らぬ布団がある。見知らぬござがある。
あるいは、上から降って来てベランダにすぱっと綺麗に引っかかる、という現場をリアルタイムで目撃したのなら、それはそれで驚いたでしょう。
それにしても、ござなら軽いので、まるでティッシュを高いところから落とした際のように、ひらひらと空中で左右に動いてたまたまベランダにひっかかる、ということは理解できるにしても、重い布団がどうやってひっかかったのか。
よほど風がベランダ側に強く吹いていることがない限り、そのまま垂直に落下してしかるべきだと思いますがね。
それとも引き込み効果みたいのがあるのかしら。
たとえば車を運転している際にトラックとすれ違う、あるいは駅のホームで電車が高速で通過して行った直後などに、自分の車体あるいは体がそちら側に引き込まれるということはあるのですが、似たような感じで引き込まれたのかとかも思ったのですが全然現象的には違いますね。
まあ階下で窓が開いていたりすれば、周囲の空気がその窓のほうに吸い込まれるように流れている可能性があるので、そこに布団も引き寄せられて引っかかった可能性はありますなあ。
どうやって取らせてもらおう
さすがに1回目の布団のときは焦りました。
なにしろ休日の朝だったし、お休みのところインターホンを押すのも気が引ける。
しかも万が一旅行中とかだったりした場合、布団がずっと使えないことになります。
そのときは冬だったので布団無しはキツい。
で、何を考えたかというと、物干竿でひっかけて布団を下に落ちるように取る。
でも他人の所有権が及んでいる場所に対して無断で侵入しているようなそのような行為は許されるか分からないし、誰かにそんなところを目撃されたら、泥棒をしているなどと噂が立ちかねません。
そういえば学生のころ小さいアパートに住んでいて、台風のときに洗濯物が隣の家のベランダに飛んで行って見事にそこの手すりに引っかかった、ということがありました。
もう布団たたきか何かでがんばって身を乗り出せば取れないことはない、という距離でした。
が、わざわざインターホンを押して隣の部屋の学生に取ってもらいました。
まあ住居等侵入罪とか思われたらやばいですし。
ちなみに社会人になってから、見知らぬ衣服が自分の物干竿に引っかかっていて、5分後くらいにインターホンが鳴ったということがありました。
で、とりあえず知らない人からのインターホンは出ないことにしていたので無視していたら、玄関ドアのポストに何かが入る物音がして、「たぶん営業か宗教の勧誘か何かだろう」みたいに思って放置後、次の日の朝見たら綺麗な文字が書かれた便せんで、「洗濯物が期せずして飛んで行ってしまい、申し訳ないが取ってくれないか」とのことだった。
全然近所付き合いもしてなかったしそこも学生が住むようなアパートだったので、あまり同じ建物内の住民の礼儀について期待していなかったのですが、その際はとても嬉しかった。
で、洗濯物をとって隣の部屋のインターホンを押しても不在だったので、何か綺麗な袋に入れてポストにドアポストから衣服を投函しておいたところ、また後日手紙が入っていて、ものすごく丁寧な礼儀でした。
まずは直接お願いする、ダメなら次に手紙
最近はインターホンを押してもセキュリティ的に出ない人が増えているということもあり、直接インターホンをいきなり押すことに躊躇してしまいがちです。
なので最初から手紙だけを書いて投函、自分の家のドアの前にでも置いておいてくれとお願いするのが一番心象的に楽かもしれません。
が、やっぱり人付き合いなので、ここは直接インターホンを押してみることにしようと思いました。
しかしいずれの場合も早朝だったので、とりあえず9時過ぎるまで待とう。と思って、手紙だけをしたためていたら、逆にインターホンが鳴っていずれの場合も階下の人が快く届けてくれました。
さすがに2度目は同じ過ちだったので本当に申し訳なかったのですが。。。
ここで重要なのは、我が団地では当番制の集金とか掃除とかを持ち回りでやっているので、お互いの顔が見えているということです。
これが近所付き合いが全くなかった場合、いざというときに物を頼みにくいです。
最近は隣の部屋の人の顔を知らないという話を聞いたことがありますが、そういう場合はこんなとき気を使うだろうなあ。。。
なので、いざというときに助けあえるように近所付き合いは大切にしていこうという気持ちを新たにしたわけです。
あと、3階と2階の間ですら布団がひっかかったりするので、これ高層マンションみたいな風が強いところだったら布団干せなくないかと思ったけど、そもそも最近の高層マンションだと外干しするの禁止されてるか。
昭和の古い物件だと普通に外干ししてますわ。