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前から来る人とすれ違う時に何度も同じ方向に避けることで恋愛となる

   

前から来る人とすれ違う時に何度も同じ方向に避けることで恋愛となる

先日、スーパーでおばちゃんに恋愛感情を抱かれた。


何度も同じ方向に避けることで共感を覚え、心の距離を近づける

ある日スーパーで歩いていると、向かいからおばさんが歩いて来る。

したがって、私は直前で右に避けた。

しかしおばちゃんも右に避けた。

よって、今度は私はとっさに左に避けた。

おばちゃんも同時に左側に寄った。

これはよくありがちなパターンにはまっているなあと思いながら私はまた反射的に右に避けた。

おばちゃんも右に避けた。

その後、私は「これはまずい。もしもこのあとすぐに左に避けたらまたおばちゃんにぶつかりそうになる。したがって、ここは動かないでおいて、おばちゃんだけ左側に行かせよう」と考えた。

そして私はその場で動かずに待機した。

すると、おばちゃんもその場で待機した。

「やれやれ。向こうも同じ考えかよ。じゃあ俺が左側によけるよ」と私は思いながら、左側に歩を進めた。

するとおばちゃんも同じ方向に避けた。

完全にぶつかりそうになった。

私は苦笑した。

おばちゃんも苦笑いだった。

そしておばちゃんはパァッと笑顔になってこう言った。

あらー、やだわあ。本当に奇遇ね。こんなところでこんなおばちゃんと出会っちゃっても困っちゃうでしょ。

困っちゃう、とか言いながらも、どこか嬉しそうである。

しかも、「出会う」とはどういう意味だろうか。

出会い頭にぶつかりそうになったわけで、それによってこうして歩を進められないでいるわけだから、確かに困っている。

しかしおばちゃんの言外にはどこか別に意味合いが見え隠れしていてならない。

その後おばちゃんの横を通り過ぎてレジで会計を済ませ、買い物かごをサッカー台に乗せて購入済み商品をバッグの中に入れている時だった。

あらやだ。

声がしている方に顔を上げると、すぐ隣におばちゃんがいた。

また会っちゃったわね。

また会っちゃった、とはどういうことだろうか。

今回は明らかに私の方がこの台に到着している。

台は他にもあるのだから、やだならそっちに行けばいい。

なのになぜあえて私のいるこの台を使い始めたのだろうか。

でも、あたしみたいなおばちゃんだと困っちゃうわよねえ。

今回は別に困りはしない。

なぜなら、1つの台は正方形状であり、1辺を1人で使える程度の大きさはある台だから、1つの台を4人同時に使うことができる。

したがって、私とおばちゃんが同時に同じ台を使って荷物を詰める程度のことはなんら問題はなかった。

ということはつまり、その「困っちゃう」には、単に「荷物を詰める上で障害となるから困っちゃう」という意味合いではなく、もっと別の抽象的な意味合いが込められていたと推測される。

すなわち、「恋愛」である。

おばちゃんが言いたいことは、最初に同じ方向に何度も避けようとした時も、偶然(を装って)同じ台を使ってしまったことも、何かお互いに共鳴し合う運命的なものがあり、そのように大多数の中から全く同じ行動をする男女がいるということは、それはお互いに惹かれあっている運命的に出会った二人、ということであるに違いなかった。

しかしその運命的に結ばれる二人が、私のような30歳代と、おばちゃんのようなおそらく60歳代とでは、年の差がありすぎる。

どうせ恋愛をするなら相手が若い方がいいだろうし、運命の相手が30歳近くも年上の彼女では、私にとってメリットが少ないだろうということを、おばあちゃんは懸念しているのだった。

それを指して、「困っちゃう」という表現をしたのである。

これはもう苦笑いをするしかない出来事なのだが、私はここからある学びを得た。

すれ違いざまに同じ方向に何度も避ける現象、すなわち連続回避本能の共鳴は、恋愛のきっかけとして認識されうるということである。

恋愛の始まりはいつだってお互いの共鳴、共感である。

同じ行動をする、似た性質を有している。

このような現象をきっかけとして互いにシンパシーを感じ、「この人とは合う」と互いに思うようになることをきっかけとして、その後の恋愛に発展する。

実際、わたしはこのおばちゃんとの間に運命的なものを感じ始めていた。

これはストリートナンパのテクニックとして有効利用できるのではないか。

連続回避本能をストリートナンパに活用する

具体的にはこうする。

まず、道行く人を観察する。

そして、30メートルくらい先から、なかなか好みの女性(男性)が歩いてきたとする。

そうしたら、その人に向かって歩き始める。

そして上記のように、ぶつかりそうになりながらお互い同じ方向に避け合う連続回避本能を遺憾なく発揮し、笑顔でこう言うのだ。

僕たち(わたしたち)って本当に行動が似てる! 似すぎ! なんで出会ったばかりなのにこんなにガンガン共鳴してるの!? もうこれって運命じゃない!?

しかしいきなりこんなことを言われても相手は引くだろうから、伏し目がちに一歩下がった発言をする。

・・・でも、こんな僕(わたし)じゃ、困っちゃうよね。。。?

これも上記おばちゃんの「こんなおばちゃんじゃ困っちゃうわよね」を応用したものである。

おばちゃんのナンパテクニックは凄まじい。

だって、君(あなた)みたいに僕(わたし)は全然カッコよくない(可愛くない)し、全然釣り合わないよね・・・?

これも百戦錬磨のおばちゃんの「こんな年の差カップルじゃ釣り合っていない」というニュアンスの発言を応用したものである。

ごめんなさい!

そして逃げるように立ち去る。

まずはこれでいい。

いきなり攻めすぎるだけでは相手は引く。

しかし、相手が引く前に、こちらから先に引くことによって、相手の心を揺さぶる。

まずは思いっきりせめて置いて、相手の意向を確かめる前に一挙に立ち去るという「放置プレイ」を発揮することで、相手に「ちょっと。わたし(僕)のことナンパしようとしたんじゃないの!? わたし(僕)のことに好意を持っていたんじゃないの!? もうわたし(僕)のことなんてどうでもいいの? もう一度会ってその真相を確かめた」と思わせる。

そして30分後くらいになってまた偶然を装って、例えば買い物中に同じ商品を同時に手に取るとかして運命を感じさせるイベントを作り上げれば良い。

これもおばちゃんの、「もう一度サッカー台でまた会っちゃった感を装う」という手法を採用したものである。

これによってもう相手の心を射止めたも同然である。

あらかじめ避けておくタイプの相手の場合

しかし上記のテクニックは、ぶつかる直前でお互いに避け合わないと効果が期待できない。

世の中には、直前で避けずに、あらかじめ正面から来る人のいないレーンを歩くように事前に避けておく慎重派な人もいる。

そういう人の場合、「ぶつかる直前」で急に避けるということをしないので、連続回避本能の同調を発揮しにくい。

となれば、遠距離攻撃しかない。

あらかじめ30メートル先からすでに相手と同じレーンでぶつかるように歩く。

相手はその時点で右に避けるだろう。

そしたらあなたはその時点ですぐに右に避け、相手をずっと見据えながらまっすぐ歩く。

すると相手は25メートル先で左に避けるだろう。

あなたは今度は左に避けておく。

そしてお互いに目が合ったタイミングでウインクなどを相手に投げかければさらに良い。

相手は今度はさらに左に避けようとする。20メートル先で。

あなたは左に避ける。目が合っている相手に投げキッスをしながら。

このような飛び道具を駆使しながらお互いの距離を近づけていけば、「あらかじめ避けておく危機回避能力の高い相手」であってもなんら問題ない。

ぶつかりそうになっても避けない相手の場合

世間には、ぶつかりそうになっているのに一切避けることをしない豪腕もいる。

その場合には、堂々とぶつかろう。

しかしぶつかっても相手はぜんぜん避けないから、そのままお互いにぶつかりながら相手を押しのけるようにして前進しようとする。

あなたも負けじと相手を押しのけるようにして一切避けることをせず、堂々を正面に向かって歩き続ければ良い。

お互い避けることをしないタイプであって、まるで相手が見えていないかのようにお互い前進しようとしているわけだから、当然顔と顔とはすでに密着しており、ごく自然な感じでいきなり抱きしめあっているし口づけができている。

自転車に乗っている場合

お互い自転車に乗っている場合にこれをやると、相手を転倒させてしまう危険性がある。

したがって、自転車に乗っている時には、直前でお互いに避け合うテクニックを使うことは推奨されないが、この場合でもナンパのチャンスに変える手法がある。

それは、あなたが先に転倒してしまうことである。

あなたは相手を避けようとしてハンドルを2、3度左右に揺らしたのち、その場で転んでしまえば、相手は「ああ、わたし(僕)のせいで転ばせてしまった」という引け目を感じて、何かあなたに貢献したいと思うような心理が働くだろう。

状況的にはあなたが優位に立てるので、ここから運命的な何かにつなげることは、容易になる。

相手の避ける方向を予測する

しかしうまく相手とあなたとの避ける方向が同じ方向になるかどうかは確率的には半分以下になる。

そこで、相手の避ける方向を事前に予測するというテクニックが必要になる。

そこで活用したい知識は、相手は避ける方向に足を踏み出す前に、その方向に目線を向けるというものである。

したがって、常に30メートルくらい先からずっと相手の目線を確かめながら歩き続けると良い。

もうずっと凝視しながら、ガン見しながら歩き続けることによって、相手と全く同じ方向に避けることが可能となる。

ただ、なんかヤバいやつと思われて、すれ違う距離になる前にどこかに逃げられる危険性は否めない。

相手が歩きスマホをしている場合

これはもう楽勝である。

相手は画面に夢中になって前の状況がわかっていないから、あなたもスマホを取り出して画面を見るふりをしながら、狙いを定めてその相手にぶつかって「うわあ!奇遇ですね!僕(わたし)も歩きスマホしていたんですよ!全く同じ!これは運命ですよ!」かなんか言えば良い。

もしもあなたがスマホを持っていないのならば、かまぼこの板かなんかをスマホに見立てて歩いているのでも良い。

相手が歩きタバコをしている場合

この世から歩きタバコがなくなって欲しいので、すれ違いざまに相手の指からタバコを抜き取ってやれば良い。

タバコを抜き取ったあとの、その虚空をつまむような相手の親指と人差し指の間に、あなたの人差し指でも差し込んでやろう。

すると相手は、あなたの人差し指をタバコと勘違いしてあなたの指にそっとキスをする。

あるいは、すれ違う時点で相手が口にタバコをくわえている状況なら、そのタバコを抜き取ってやる。

そして、タバコがなくなって虚空を咥えるような、まるでチューをしているような形状の唇に、あなたの唇をそっとつけてキスをする。

そしてドヤ顔でこう言ってキメるのだ。

タバコより僕(わたし)の唇の方が、ずっとイイでしょう?

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