コスパ最高ダイソーの「選りすぐりのむき甘栗」、「こだわりのむき甘栗」
最近やみつきになっている食べ物といえばローソンの「やみつき鶏」ですが、それと同じくらいやみつきになっているのが100均の甘栗でして、なぜかというととてもコスパがいい。
甘栗といえば秋の味覚の中でももっとメインに据えられていいほど栄養価が高いとふんでいます。
特にダイエットや健康のためにあえて1日1食を貫いている方で、なるべく朝食と昼食を胃腸に負担のない間食のみで過ごそうとされている方には、おすすめでございます。
GIが低く、セロトニンが豊富
甘栗はその甘さからすると太りそうなイメージですが、食物繊維が豊富でGIも60と、砂糖を使ったお菓子に比べればかなりの低インシュリンでございます。
まあナッツ全般にいえますが、食べ応えは充分なのにお腹も満足するので、健康食ですね。
また、幸せホルモンを分泌するといわれる「セロトニン」、これ一般的には肉類に豊富に含まれていることが認識されていると思いますが、実はナッツ類にも豊富に含まれていて、栗も例外ではありません。
食べ物を制限したりすると気分が落ち込んだりもしますが、セロトニン豊富な甘栗であればダイエットにも向いてますし気分が憂鬱になるのも防げるわけです。
しかし問題がその価格でして、たとえば手軽に甘栗を食べようと思ったら「甘栗むいちゃいました」なんかが有名だと思うのですが、これ通常の満足サイズで75gに対して、コンビニでだいたい300円くらいします。
食べきりサイズだと150円程度で買えますが、35gしか入っていないのでものたりない気分が残ります。
ダイソーのこだわりのむき甘栗のコスパが良い
しかし最近の100均はすごいですなあ。
たとえばダイソーの「こだわりのむき甘栗」、これ100円であるにもかかわらず120g分の甘栗が入っているのですよ。
有機栽培栗100%、保存料、着色料、砂糖、甘味料不使用で、100gあたりの糖質は30.9gです。
まあ栗はゆっくりよく噛んで食べるものですから、仮に一食を栗に置き換えた場合、ゆっくり食べていたらせいぜい50g程度が限界じゃないですかね。
そうすると一食あたりの糖質が15g程度に抑えられているわけです。
これは間食としては非常に優秀ですね。ナッツなのでその他の栄養も豊富で、たんぱく質、ビタミン、亜鉛、カリウムなんかも多いといわれています。
食物繊維も50gあたりで3g以上取れれば優秀な食べ物ではないでしょうか。
割れ栗だったり色や大きさもまちまちだったりして、その点が安さのポイントなのでしょうなあ。
しかし味は充分美味しいですよ。
ダイエット中の仕事中の間食とかランチとかならそのまま食べるしかないですが、自宅なら電子レンジを使って多少熱するとより甘みとホクホク感が増します。
あと、手軽に栗ご飯を作る方法として、こういったレトルトパウチの甘栗を米と一緒に炊飯器に投入して炊くという手法があるらしいので、やってみたいと思いました。
何しろ120gで100円。
とか言っていて調べてみたら、実は去年はこれ160gの内容量だったらしくて、その削減量といったら25%減とか半端ないので円安物価高の影響が栗業界にも。
高級路線の選りすぐりのむき甘栗
ダイソーではもう一つのレトルトパウチのむき甘栗が店頭に並んでいて、それがダイソー選りすぐりのむき甘栗。
上記こだわりのむき甘栗のパッケージに比べたら、とてつもないほど勝ち組の溢れる高級感。
パッケージは勝ち組の象徴である金色で縁取られています。
勝ち組感のある「特選A級」という金色フォント。
どれだけ成し遂げたお金持ちがあえてこちらを買うのか。
後ろ。栄養成分的にほとんど庶民の甘栗の方と変わりないです。
ポイントは、おもて面だと「選りすぐりのむき甘栗」なのに、裏面だと「よりすぐりのむき甘栗」となぜか「よりすぐりが」ひらがな表記になっているところか。
たしかに形が全部整っています。
でもまあ予想通り味にほぼ違いがないです。
自分で食べるならどっちも同様に満足感高いので、まあ金持ちの道楽でお金を使いたくないなら「こだわりのむき甘栗」の方を選んだほうがいいよなあ。
ちなみに、「とても高い甘栗を入手したから食べて」と言ってダイソーのよりすぐりのむき甘栗をお茶請けに出した場合、それが実はたったの100円で買えるものだということをどれほどの人が見抜けるのだろうか。
あと、最近間食用にナッツ類を探しているのですが、どれもやっぱり値段が高くて選別が難しいです。
ダイソーのバターピーナッツが量も入っているしなかなかいいなと思ったのですが、油と食塩使っているのでどうも。まあ美味しいのですが。
アーモンドやカシューナッツは食塩や油、砂糖無添加の素焼きなのでこちらのほうが望ましいですが、量が寂しいのでこちらもなかなか手が出ません。
その点、甘栗は無添加なのにこの量と価格なので、やっぱりどうしても甘栗を選んでしまいます。