レモン牛乳ソフトアイス(フタバ食品)は美味しいし低価格でおすすめだ
栃木県宇都宮市出身で生まれも育ちも宇都宮である私にとって、レモン牛乳とは切っても切れない仲である。
相思相愛である。
私はレモン牛乳のことを愛しているし、レモン牛乳も私のことを愛しているに決まっているのである。
そんなレモン牛乳であるが、昨今、全国的に話題になってしまってしかも関連商品が出まくっているので、相思相愛な私としては複雑な気持ちを禁じ得ないのだが、こと、アイスに限っては許そうと思う。美味しい。
レモン牛乳アイス(ソフト・箱物)の販売店舗・価格
栃木県内だとあちこちのスーパーで普通に売られていると思う。ざまあみろ東京民。
私が購入したのは、こちらも小さいときから一緒に育ってきたスーパーオータニである。
私はオータニのことが大好きだし、オータニも私のことが大好き。同じ釜の飯を食った仲といっても過言ではない。
そんなオータニでは、毎週木曜日が箱物アイス半額セールが開催されている。知ってた？知らないでしょう。ざまあみろ東京民。
したがって、ここぞとばかりに箱アイスを買い集める主婦層がひしめき合うわけであるが、そこを分け入ってレモン牛乳アイスを買うのである。
今回購入したのはコーンがついたソフトクリームタイプのやつである。
カップタイプもあるが、コーンのワンハンドタイプのものをゲットだ。
仕事をしたりスマホをいじくったりあそこをいじくったりするのに忙しい現代人にとって、やはりワンハンドタイプのアイスは必須である。
片手でエネルギーを摂取し、美味しい味とともに癒やし効果を得ることでストレス解消を図る一方、他方の手で常にインプットおよびアウトプットを怠らず自己研鑽するこの姿勢。
これこそが資本主義社会を生き抜く秘訣よ。両手を使ってカップアイスを食べるなど悠長なことは言っていられない。資本主義経済を生き抜く猛者は、どう考えてもワンハンドタイプのアイス一択よ。
小さいミニのコーンアイスが５個入っていて値段は３５０円。
のところ、半額の税抜き価格１７５円である。
安い！ 安すぎる。オータニとのコラボで、普段手が届かなかったようなあのあこがれの箱アイスも、このざまよ。
やはり、箱アイスが半額になるという情報強者こそが、この高コスパを享受できる。
セール情報をぬかりなくゲットし、いつも指に手を加えて見ていたあのあこがれのアイスをゲットせよ。
レモン牛乳ソフトアイスの原材料・カロリー等の栄養成分
パッケージによれば、原材料名は「砂糖、乳飲料（無脂肪牛乳、生乳、砂糖、ぶどう糖）、脱脂粉乳、植物油脂、コーン、水あめ、バター、デキストリン、クリーム、果糖、香料、安定剤（増粘多糖類）、着色料（紅花黄、アナトー、紅麹）、加工でんぷん、乳化剤、（原材料の一部に卵・乳成分を含む)」だ。
いろいろ入りすぎている。やばいくらい多い。
しかしこれだよ。
あの駄菓子屋でもんじゃ焼きを食べながらチューチューストローで吸ったジャンキー感。
あのジャンキー感は、これほど大量の原材料がぶち込まれることによってなせる業といえよう。
なんつったって、牛乳とか生乳とかよりも、砂糖が最初に来るくらいにたっぷり砂糖が入っているのだからね。素晴らしい。糖質制限ダイエットとかどうでもいい！あの子ども時代のジャンキーさを再現してくれ。
どうでもいいが、コーン部分の原材料名はコーンなのだね。そして、脂肪分たっぷりの生乳と脂肪分が少ない無脂肪乳とを両方使っているあたり、なんとも不思議な感じだが、これも企業努力のたまものといえよう。
なんつったって、製造者は、栃木県民ならみんな大好きフタバ食品株式会社ＦＤ（宇都宮市一条４丁目１－１６）だぞ！
種類別はアイスミルクだ。ラクトアイスとかそういう次元じゃないぞ。乳脂肪分が高い高級な感じだ。
栄養成分表示によれば、１個７０ｍｌあたりでエネルギー76kcal、たんぱく質1.1g、脂質3.5g、炭水化物10.0g、ナトリウム20mgだ。
砂糖たっぷりとか言ったが、実際は１個食べても１０グラム程度だから、糖質制限ダイエット中でも全然許容範囲なロカボなおやつといえるぞ。
子どもにだって食べさせても大丈夫なおすすめなアイスだ。
なお、栃木県民ならみんな大好き「関東・栃木レモン」が１０％入っているぞ。
たった１０％とあなどるなかれ。後述するように、その味の再現率はかなりのものだ。
そして栃木県民ならみんな知ってるように、レモン果汁は一切使われていないぜ。
レモン牛乳ソフトアイスの味・食感等の感想・評価
さあ、開封だ。
まるでうずまきソフトみたいなソフトクリームの写真に、レモンが飛び交うあのおなじみのレモン牛乳を彷彿とさせるパッケージを開封だ。
お馴染みすぎて、いろいろまねされるとアレだから、色商標とか意匠とか、まあ特許はとれないけど、何らかの知的財産で保護したほうがいいんじゃないかと思うくらいだぞ。
箱はすごく大きく、中身はたっぷり入ってそうな期待を抱いてしまうが、あけてみると、割とすっかすかだぜ！
ほうらごらん。美味しそうな黄色！
プラスチックカップで個包装されていて、ふたがついていて、手を汚さずに食べられるぜ！
よく駄菓子屋のアイス売り場の冷凍庫から取り出して食べるあのソフトクリームっぽいアイスを想起させるぞ。
あの郷愁の小学生時代をもう一度。
レモン牛乳とともに！
食感は柔らかく濃厚でとろけるようでありながら、あの優しい甘さと牛乳のコク！
よくぞやってくれたフタバ食品！
さすが、栃木県民のソウルフードの味をわかってらっしゃる！
そしてカップには、elite cupなる文字が。
エリートカップ。佳い響きだ。
まさに、資本主義社会を勝ち抜くエリートが食べるにふさわしいアイスだ。
いやー、おすすめ。