共楽堂の焼き上げショコラとスウィートチョコ餅が東京でもおすすめ
「旬果瞬菓 共楽堂」なる広島県三原市の菓子店のショコラが美味しすぎて、贈り物や手土産に最高である。
共楽堂はいちご大福やマスカットだけでなくショコラも美味しい
共楽堂といえば、旬の果物、フルーツを使った和菓子が有名であり、10月の秋季限定品としては「ほくほ栗」といった栗のお菓子、冬であれば「柿中柚香」なる柿の和菓子などが美味しい。
さらに、大いちご大福やひとつぶのピオーネ、ひとつぶのマスカットなども、目を引く見た目であった。
果物が惜しげも無く使われている感が素晴らしい。
そこへきて、フルーツを使っていない「ショコラ」はどうなのかという点が気になっていた。
そんな昨今、東京の杉並区高円寺のJR高円寺駅の駅ナカに設置された「マンスリースウィーツ(Monthly Sweets)」にて、この共楽堂が出店されていた。
ここに出店されるということは、今話題の和菓子であるということを意味する。
広島が本店の和菓子屋だが、東京でも盛り上がりを見せている。
現に、大いちご大福がテレビ番組に取り上げられたという最近のニュースを大々的に宣伝していた。
テレビ朝日のマツコ&有吉の怒り新党という番組らしかった。
したがって、現在は第いちご大福推しなのかと思っていたところ、店員さんは必死に「焼き上げショコラ」を宣伝していた。
焼き上げショコラを試食用に綺麗にカットし、道行く人にオススメしている。「大いちご大福」の大きな宣伝広告の前で。
「旬果瞬菓」というコンセプトにそぐわないチョコレート。
全く果物感のないショコラ。
これを率先してオススメしてくる店員さんに、どことなく社会への反旗を翻したロックな雰囲気を感じ取り、私は吸い寄せられるようにそこに近づいた。
そして試食する。
美味しい
その焼き上げショコラはガトーショコラの様相を呈しつつも、冷えた生チョコがとろりと舌の上でとろけて行く食感に感動を覚えた。
共楽堂は果物を使っていないチョコレートも美味しい。
これは買うしかない。
しかしながら、焼き上げショコラは2個入りで540円の価格だった。
残念なことに、財布の中には小銭で400円しかなく、クレジットカードは使えないということだった。
そこで目に入ったのが、「スウィートチョコ餅」であった。
1パックで324円。
しかも、先ほどの「大福」も目に入っていたことから、ちょうど餅も食べたいところだったし、チョコレートと餅が同時に食べられる「スウィートチョコ餅」はとても捗ることが予測された。
スウィートチョコ餅はコスパがいい手土産
スウィートチョコ餅の濃厚なガナッシュは冷やして食べるに適している。
さらに求肥のもちもち感、延び力が本当にすごい。
口の中で生チョコのとろける味わいを楽しむのもいいし、咀嚼してもちもち感を楽しむのもいい。
舐めればいいのか、噛めばいいのか、どっちにするか迷う。
原材料には餅粉、チョコレート、生クリーム、牛乳、卵白、さらに山芋なども含まれているようだった。
これらによって、もちもち感と滑らかさ、コクが引き出されているものと推察された。
1パック内に6個程度の餅が入っていた。
したがって、3個は咀嚼せずずっと口の中で舐め続けてとろけ具合を楽しむことができ、残りの3個は噛み砕く食感を楽しむことで、2通りの楽しみ方ができるなと思った。
さらに、信玄餅のきな粉が周囲に溢れるように、周りに振りかけられた粉状のチョコレートがテーブルの上に舞うのも風流だった。
一粒が大きくてしっかりしており、食べ応えも抜群。
これは焼き上げショコラに比較して値段が安いものの、かなり好まれる手土産であると判断できる。
コスパがいいので今後使わせていただきたい。
なお、これに加えて「焼き上げ生ショコラ」なるものもあるようで、こちらの方がよりとろける食感を楽しめそうだ。
東京で共楽堂が買える店舗及び通販
公式ホームページの店舗一覧によれば、東京では恵比寿三越店、小田急新宿店、西武池袋店、東京ソラマチ店、エキュート立川店で購入できるようだった。
やはり新宿や池袋ではたいていの有名なお菓子は手に入る。
あとは、大丸東京などでも期間限定で売り出されたりするようなので、催事情報を定期的にチェックするしかない。
あるいは、公式ホームページで通販もなされているが、送料が関東で648円もかかるのでやはり自分で足を運んで買いたい。
Amazonや楽天では発見できなかったので、やはり自分で足を運んで買いたい。
自分で足を運んで買った手土産の方が愛情がこもっているし、もしかしたら試食ができるかもしれないので、やはり実店舗に足を運んで買いたい。
本当に買いたい。誰かに買ってほしい。また食べたい。本当に美味しい。