日清のラーメン屋さんチルド(冷蔵)の醤油,みそ,塩が美味しいし低価格
2019/10/21
「ありがとう30周年」ということで2017年9月にリニューアルで新発売された日清のラーメン屋さんなるチルド麺(冷蔵用)がスーパーいなげやにて148円という低価格で売られていたので食べてみたところ、これは非常にコスパが良い袋麺であることを実感したのでおすすめしたい。
以下、その感想をレビューする。
ちなみにメーカー希望小売価格は税抜きで284円らしいので、セールでその半額近くで買えたことになるのだが、普通にスーパーで買っても200円以内で買うことが可能であり、何れにしても庶民的なスーパーであれば200円くらいで買えると思う。
ネット通販だとうもう少し高い価格に設定されている印象がある。
Contents
日清のラーメン屋さんは湯切りが要らないので調理が簡単
全部で5種類の味があるようだが、いずれにも共通する点は、「湯切りいらずで手軽においしい」という点である。
「お鍋ひとつで作れる」ので、どんなアレンジレシピだろうと、お湯を捨てる必要がない。
これを日清では「打ち粉いらず製法」と呼ぶらしい。
野菜と肉をを適当に鍋にぶち込んで調理したところにお湯とラーメンとスープを入れてそのまま茹でて完成という料理法が可能となる。
これによって、日々我々をいらだたせる料理の手間が大幅に解消される。
かなりのメリットを享受できるといえる。
日清のラーメン屋さん まろやか信州みそ 2人前
上記で「5種類」のフレーバーがある旨記載したが、筆者が愛用するいなげやでは3種類しか置かれていなかった。
具体的には、醤油、塩、味噌の一般的な3種類の味である。
残り2種類は「日清のラーメン屋さん 濃厚豚骨しょうゆ 2人前」と「日清のラーメン屋さん 博多風とんこつ 2人前」である。
何かトンコツに対して個人的な恨みでもあるのだろうか。
しかし確かに豚骨ラーメンというのは、醤油、塩、味噌に比べて市場プレゼンスが少ないマイナーイメージは否めない。
おそらく売れ行きも、メジャーな3つの味に比べると劣ってしまうのではないかとは推察される。
さて、まずは「まろやか信州みそ」であるが、パッケージにはひき肉とネギが乗せられた写真がある。
これを参考にして調理すれば成し遂げた味が楽しめるのだろう。
「化学調味料無添加スープ」とも記載されており、健康的な印象を受ける。
日清独自の生めん製法により、生めんのおいしさはそのままで、湯切りなしのお手軽調理を実現しました。
まじですか。
生麺のモチモチ感が楽しめるうえに湯切りが要らないとか、どれほど日清は成し遂げてしまったのだ。
凄まじいほどのただならぬ企業努力を感じる。
スープはまろやかな信州味噌に香味野菜を利かせたスープだそうだ。
これは凄そうである。
何がスゴそうか。
「味噌」ではなく「信州味噌」である点、および、「野菜」ではなく「香味野菜」である点である。
「信州」のような地名を記載されると特別感が出るし、「香味」と書かれると普通の野菜よりも美味しさが引き立った特別な野菜感が出る。
信州味噌がなんであるか、および香味野菜がどんな野菜であるかを一切知らない筆者は、「信州味噌」でありながら「香味野菜」であるスープの入った生ラーメンを148円でゲットできたので、もうこの時点で勝ち組感を思う存分味わっている。
作り方が記載されている。
なんと麺の茹で時間はたったの2分30秒だ。
さすが中細麺の手軽さ。
加えて、スープをそのままぶち込んで湯切りが要らずにどんぶりに移して完成なのだから、凄まじい簡単さである。
お好みにより痛めた豚ひき肉、もやし、キャベツ、ネギなどを加えてお召し上がりくださるとおすすめなレシピになるようである。
従って、その通りの野菜炒めを別途焼いておいた。
ラーメンのスープは透き通ったあっさり感。
スープによく馴染み、しかももっちりとした食感。
最高だ。
スープの脂肪分は少ないのでそのまま食べるとあっさりしているのだが、野菜炒めの油や肉汁と相まって、食べ応え抜群である。
1人前140グラムで熱量は338kcal、たんぱく質は12.0g、脂質は4.2g、炭水化物は63.1g、食塩相当量は6.9gである。
カロリーはたったの300キロカロリー台。
これにたっぷりヤサイマシマシで食べても一食あたり500キロカロリーで済むかもしれない。
ラーメンと聞くとダイエットに向かなそうなイメージがあるが、こんなに美味しくて肉も野菜もたくさん食べられて栄養豊富、それでいて低カロリーなのだから、健康的に痩せられる最高のダイエット食を言っても過言ではない。
2人前で200円以内で売られていたら、これはお得である。おすすめ。
日清のラーメン屋さん 鶏だししょうゆ 2人前
日清のラーメン屋さん鶏だししょうゆ2人前は最高である。
どのあたりが最高か。
ただの醤油ではない。鶏と和風だしの旨みを際立たせたコク豊かなスープを使用しているとのことである。
もはやうまいラーメンを表現する際に必ず使われるであろう各ワードをこれでもかと一言に詰め込んだこの文章に、いやでも期待が高まる。
味噌味の際は、トッピングの野菜を別に用意したが、さらに手間をかけないように、ネギやきのこ、ワンタンなどの適当に冷蔵庫に残っていた具材も一緒に鍋にぶち込むことで、さらなるお手軽さを実現。
3歳の子供も美味しく食べたし、小さい子供、幼児向けの料理としてもお勧めできる最高の一品である。
1人前134グラムで熱量は351kcal、たんぱく質は12.1g、脂質は7.9g、炭水化物は57.9g、食塩相当量は7.3gである。
脂肪分は味噌味よりも高いが、炭水化物量は醤油の方が少ない。
これは何を意味するか。
糖質制限ダイエットを心がけている人は、味噌よりも醤油の方がお勧めであるということを意味する。
しかし有意な差はそれほどないと思われるので、もう勝手に好きな味を好きなだけ食べるのが良い。
とにかくたったの148円で2人前の生ラーメンを享受できてしかも手間隙いらずという点が、忙しい現代社会における福音となることだけは強調しておきたい。
日清のラーメン屋さん 鶏ガラしょうゆ 2人前
2019年10月にスーパーいなげやでセールが開催されていたので、鶏ガラしょうゆ、なるものを税抜き価格158円で買った。
買ったことあるよな、と思いつつも、なんか微妙に見覚えがなくて、調べてみるとどうやら2019年9月1日にシリーズがリニューアルされていたらしい。
多分この「鶏ガラしょうゆ」というやつは、上記「鶏だししょうゆ」の後継なのだろう。
しかし栄養成分はだいぶ異なっていて、1人前131グラムで熱量は324kcal、たんぱく質は11.3g、脂質は5.3g、炭水化物は57.8g、食塩相当量は6.3gとなっており、上記鶏だししょうゆよりもかなりあっさりめでヘルシーになっている模様。
このしなやかな中細麺、タレの感じ、そしてコシがあって美味しいラーメン。鶏の出汁がしっかり出ている感じは健在だ。ますますパワーアップしてしかもお手軽なこの煮込み醤油ラーメンはおすすめである。
日清のラーメン屋さん 香味野菜コクしお 2人前
日清のラーメン屋さん香味野菜コクしお2人前は最高である。
何が最高か。
まず上記のめんの記載をご覧いただきたい。
しなやかな食感の、スープとよくなじむ細めん。
上記2つでは、「もっちりとした食感の、スープとよくなじむ中細めん」であった。
普通、同じシリーズであれば、麺の種類は一定であってスープだけ異なるものなのかと考えていた。
しかしながら日清のラーメン屋さんにおいては、スープに応じて麺の種別も変更している。
研究に研究を重ね、スープと麺との最適な相性を発見したのだろう。
たゆまぬ企業努力を感じる。
細麺なので茹で時間もたったの1分半である。
それでいて食感も良い。
これが最高な理由だ。
1人前126グラムで熱量は327kcal、たんぱく質は10.0g、脂質は5.9g、炭水化物は58.5g、食塩相当量は6.2gである。
(なお、スープの分量がフレーバーによって異なるらしいが、麺の重量はいずれも100グラムで変わらないようである。)
健康的な栄養成分表示は健在だ。
味も最高。
どのくらい最高か。
写真を撮ろうと思っていたのに撮るのを忘れてしまうくらい没頭して食べてしまったくらいに最高である。
これほど最高な塩ラーメンを享受できるようにしてくれた日清に感謝したい。