高カカオチョコレート。健康で安いし美味しい糖質制限におすすめ一覧
2017/10/26
この記事は、常日頃から美容と健康を意識し、体の内面からの美しさ及びしなやかで力強い外面のダイエットを追求し続けた結果、最高のおやつが「チョコレート」だと気づいた筆者が、世の中のありとあらゆるチョコレートを食べ尽くし、その中から特にハイコスパと思われる高カカオチョコレートを厳選して褒めまくる記事である。
このような記事が書けるのも、日頃からクオリティの高いチョコレートを作り続ける企業の方々やカカオ農家、流通チャネルを確保する商社の方々等、ありとあらゆる方々の血の滲むようなご努力の賜物であり、すべての方々に感謝したい。
また、カカオという植物を生産可能にしたガーナやドミニカ共和国等の自然環境に感謝したい。
加えて、これらのご努力の賜物を安価な値段で販売するコンビニ・スーパーの方々のご尽力に感謝したい。
なお、この記事は、優れたチョコレートを発見するたびに随時更新される。
だいたい適当に気が向いた時に徐々に追記される。
Contents
- 1 LOOK Carre(ルック・カレ)カカオ70 デリシャスカカオブレンド(不二家)
- 2 ロイヤルビューティー(ROYAL BEAUTY) カカオ80%チョコレート ザクロ&クランベリー(三菱食品)
- 3 ロイヤルビューティー(ROYAL BEAUTY) カカオ80%チョコレート アサイー&ブルーベリー(三菱食品)
- 4 チョコレート効果(明治)
- 5 meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)カカオ44% フランボワーズ
- 6 meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)カカオ70%華やかな果実味 エレガントビターElegant Bitter
- 7 スイーツデイズ おいしいハイカカオ74%(ロッテ)
- 8 カカオ70 ビフィズス菌チョコレート オーツ麦入り全粒粉ビスケットクランチチョコ(森永製菓)
- 9 Cacao70×ざくろ(森永製菓 MORINAGA)
- 10 Cacao70×くるみ(森永製菓 MORINAGA)
- 11 血糖値スマートライフチョコレート ビター (株式会社ノースカラーズ)
- 12 カレ・ド・ショコラ カカオ88(森永製菓)
- 13 CHOCO TABLET チョコタブレット カカオ70% ドミニカ共和国(イオン トップバリュ)
LOOK Carre(ルック・カレ)カカオ70 デリシャスカカオブレンド(不二家)
生協(コープみらい)で1箱198円で買った。
「カレ」はフランス語で四角、特に正方形を意味する。
高カカオチョコレートの一般的な分類としては、カカオ70%以上の含有率を有するものを高カカオとしてグルーピングするものらしい。
標準12枚入り。
1箱でポリフェノール1284mg。おいしいハイカカオ。
このシックで高級感あふれる様相に、FUJIYAのLOOKといえばみんなにおなじみで手に取りやすい低価格路線のチョコレートである、との認識を一瞬忘れそうだ。
まあハイカカオのチョコレートの中でもルック・カレはコスパが良いことには変わりないが。
チョコレート表面記載の「F」はFUJIYAのエフだろう。
不二家特製ブレンドの、カカオ分70%の、薄板チョコレート。香り高いカカオの苦味とほのかな甘みのバランスが絶妙な、おいしいビターチョコレートです。
さすが不二家。
特製ブレンドがどのようなブレンド手法なのかは定かではないが、「不二家特製ブレンド」と言われるとどうしても気になって買いたくなってしまう。
「不二家」というブランド名だけでも美味しいに決まっているのに、その不二家が「特製」でブレンドするという本気度を表明しているのだから、これが美味しくないわけがないのである。
内容量は57gらしい。
栄養成分表示によれば、1枚(標準5g)あたりで熱量30kcal、たんぱく質0.4g、脂質2.3g、糖質1.8g、食物繊維0.4g、ナトリウム1mg、カカオポリフェノール107mgだ。
なるほど1枚で糖質が2グラム未満に抑えられているのは、小腹が空いた時の間食としては優秀な値である。
なお、パッケージには標準12枚入り、との記載があり、1枚あたりで5グラム、との記載がなされていることから、単純計算で1箱あたりの内容量は60グラムになりそうなものだが、上記の通り、内容量は57グラムである。
この不一致を解く鍵はきっとどこかにあるはずなのだが、未だ発見できていない。
ご覧いただきたい。
この12枚のカレたちが織りなす理路整然とした隊列を。
一糸乱れぬ隊列に、体育会系で質実剛健なイメージを思い起こさせる。
これほど綺麗に並んでいるほどの愚直さであるから、味に対する信頼度も抜群である。
ルック・カレのヒミツ♪
さっきまで質実剛健なイメージを抱いていたのに、個包装の裏面には♪マークなどをつけてちょっと浮ついた感の側面も有していることがわかった。
真面目さとゆるさとが同居するルック・カレは、攻守両面においてバランスの取れた気質が備わっているものと推察される。
綺麗な正方形とFの文字。
なるほど甘すぎず苦すぎず、本当にバランスのとれた味わいである。
普通に美味しい。
ロイヤルビューティー(ROYAL BEAUTY) カカオ80%チョコレート ザクロ&クランベリー(三菱食品)
クイーンズ伊勢丹で1袋350円で買った。
しかしその後別の店(どこだったか忘れた)だと320円くらいで売られていたので悔しい思いをしたことがある。
とにかく300円を超えるのは結構価格が高い。
しかしその価格に見合うだけの価値がある。
まずチョコレートに含まれるカカオ含有量が80%である点である。
これはかなり高い比率である。
加えて、ザクロ果汁とクランベリーの果汁が使用されている点である。
これら比較的珍しい果物を使った果汁が使われていること自体で価値が高いし、チョコレートにザクロやクランベリーといった酸味が強い果汁を含めることで、甘さと酸っぱさのコラボレーションを実現することが可能。
当然ながらチョコポリフェノールも豊富だ。
1袋一気に食べることはまずあり得ないとは思うが、とにかく1袋で1000mg入っている。
ちなみにカカオはポリフェノールが豊富だが、ザクロとクランベリーもポリフェノールが豊富な果物としてお馴染みであるため、これらポリフェノール軍団が相乗的に織りなすことで成し遂げられた「1袋1000mg」なのだろう。
栄養成分表示によれば、一袋(80グラム)あたりでエネルギー408kcal、たんぱく質5.1g、脂質21.9g、炭水化物47.6g、ナトリウム86mg、ポリフェノール1000mgである。
一袋あたりでのカロリー及び炭水化物は高い。
あまりにも美味しいので食べ過ぎに注意だ。
ちなみに製造者は株式会社フクイ、販売者は三菱食品株式会社。
三菱グループに三菱食品なる会社があることを恥ずかしながら初めて知ったし、フクイもあまり聞き馴染みがなかった。
調べてみると、後者は、チョコレートをコーティング、モールディングしたり好みの形に仕上げる技術において相当メジャーな一流企業であることがわかったし、三菱グループは泣く子も黙る財閥グループである。
これは期待が高まる。
中にはゴロゴロと可愛らしいまん丸としたチョコレートたち。
全てが同一の大きさではなく、各々の大きさやまるさが異なるあたりに、個性を感じる。
機械的ではないあたりに、いちいち愛おしさを覚える。
カカオたっぷりのコーティングから、綺麗なまん丸のぷりぷりっとしたザクロ&クランベリーゼリーが出てきた。
注目したいのは、チョコレートのコーティングが分厚くてしっかりしている点である。
これによって、パリパリっとした食感を出すことに成功。
のみならず、口に入れて舐めることでもその深い苦味と甘味のコラボされたチョコの味わいを長く楽しむことも可能。
そして後になって出てくるフルーティな酸味と甘味。
これは病みつきになる。
繰り返しになるが、美味し過ぎて食べ過ぎることに注意。
個別包装されていないので、一度食べると止まらなくなるのが難点か。
チャック(ジップ)付きのお菓子袋であるため、途中でチャックを閉める勇気を持ちたい。
ロイヤルビューティー(ROYAL BEAUTY) カカオ80%チョコレート アサイー&ブルーベリー(三菱食品)
上記ザクロ&クランベリーと同様、クイーンズ伊勢丹で1袋350円で買った。
こちらはアサイー&ブルーベリーゼリーが含まれたバージョンだ。
なお、保存方法としては冷蔵庫でも常温でも各々の良さがあるが、個人的には中にゼリーが入っている関係上、冷蔵保存で冷やすのがおすすめである。
なんなら冷凍庫に入れて凍らせておいてそのまま食べても美味しい。
夏場であっても28度以下なら常温でも保存は可能であるが、高温で溶けたチョコレートが冷えた際に白く固まるあれ。
私はあれすらも結構好きなのだが、あれは「ファットブルーム」と呼ぶらしい。
1袋(80グラム)あたりでエネルギー416kcal、たんぱく質5.1g、脂質23.3g、炭水化物46.4g、ナトリウム81mg、ポリフェノール1000mgである。
上記ザクロ&クランベリーとの大きな違いはない。
可愛いまん丸。
割ると中からゼリーが出る。
ゼリーというかグミだ。
なお、上記ザクロ&クランベリーであればゼリー部分が赤であり、このアサイー&ブルーベリーであれば紫であると推察されるが、このようにチョコレートにコーティングされた状態だと、チョコの黒みによってゼリーの色までもが黒である。
つまり、色までもがチョコレートとゼリーがコラボしている。
チョコに侵食されたゼリー。
プルプルでありながらチョコ。
そして口に含むと、なるほど、従来チョコの弱点であったと思われる「食感がないので食べた感がしない」という欠点を、弾力性があってかみごたえのある「ゼリー(というかもはやグミ)」が補填する。
そしてチョコの苦味をグミのフルーティな甘さが補完する。
最高の組み合わせだ。
なお、上記の通り1袋の重量は80グラムであるが、実際には何個入っているのかを数えた。
36個である。
しかし各々の大きさがまちまちで個性があるので、1袋35個の場合もあれば37個の場合もあるだろう。
これも美味し過ぎるので食べすぎに注意。
グミの弾力性が顎に刺激を与えて食べ過ぎを防止できるとは思うが。
チョコレート効果(明治)
このチョコレート効果は、いなげややサミット、生協等の普通のスーパーでだいたい手に入るし、内容量も多くて値段もだいたい1箱220円と安いのでおすすめである。
詳細はチョコレート効果(明治)は健康的で美味しいしダイエットにおすすめに書いたのでそちらをご参照いただきたい。
meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)カカオ44% フランボワーズ
これもほとんどのスーパーで手に入るが、例えば東京都杉並区成田東のサミットでは1パック220円で販売されている。
実はこのtheチョコレートシリーズのほとんどは高カカオチョコレートに分類しても良いものかどうか迷った。
というのも、高カカオと呼ぶからには、カカオの含有率が70%は欲しいところである。
一方でこのTHEのシリーズは、最高でも70%であり、ほとんどが50%前後であることが多い。
しかしながら、超美味しいし楽しいし、まあ50%前後でもそこそこ多いんじゃないかとか思わなくもないので、とりあえず含めさせていただいた。
その楽しいポイントとしてまずあげられるのがこのパッケージだろう。
鮮烈な香りFramboise
BEAN to BAR
このさりげないフォントの中に、さりげなく「鮮烈な香り」という文字。
鮮烈な香り。
何か凄まじい香りが立ち込める様子を想定させる。
香りを食べる、こだわりカカオの<meiji THE Chocolate>。
カカオとフランボワーズのふたつの酸味が織りなす、とても華やかな一枚です。
何気なく書かれた文章。
あまりにも普通に書かれているために、読み飛ばしてしまいそうになった。
しかしよく読めば凄まじい表現だ。
まず、「香りを食べる」。
香りをかぐ。ではない。食べる、だ。
香りを食べるだと。。。? マジか。。。
そして「カカオとフランボワーズのふたつの酸味が織りなす・・・」だ。
いや、フランボワーズに酸味があるのはなんとなくわかる。
しかしカカオにあたかも酸味があることが周知の事実であるかのように当たり前のように記載されているこの文章はなんだ。。。?
みんなカカオをそのまま食べたことってあるのか。。。?
いや多分、ない。ないと信じたい。
そして少ない私の知識を総動員する限り、カカオから想定できる食べ物はチョコレートかココア程度である。
そしていずれも砂糖によって甘い。
では砂糖を入れない場合酸っぱくなるのかというと、やはり私的には「苦味」が来る。
したがって、上記文章は、「カカオの苦味とフランボワーズの酸味が織りなす」なら容易に理解できた。
しかしいずれも「酸味」があることが当たり前のようになっているあたり、まだまだ私は修行が足りないということか。
いずれにせよ、最後が「とても華やかな一枚です。」と強制的に終了されている感が楽しい。
「いろいろ疑問はあるかもしれませんが、とりあえず細かいこと抜きにしてとても華やかな一枚です♡」
だってカカオから想定されるものって「華やかさ」なの。。。?
しかしここで立ち止まっていたら何もかも進まない。
とにかく次に気になるのは、「こだわり形状のタブレット 3枚入り」の点である。
「3枚」だと。。。?
いや、このサイズのチョコレートだったら、普通にパッケージいっぱいに入ったたっぷりの板チョコを想像するではないか。
それがなんか小さいサイズのタブレットがたった3枚とかだったりするとがっかりする。
しかし大丈夫だ。
内容量は50グラムあることがパッケージに明記されている。
つまり、一般的な板チョコ、たとえば明治ミルクチョコレートのようなスタンダードな板チョコと同じ内容量である。安心した。
栄養成分表示は、1箱(50g)あたりでエネルギー310kcal,たんぱく質5.4g,脂質23.2g,炭水化物20.0g,食塩相当量0.11gである。
なるほど、カロリーそのものや普通の板チョコとの顕著な差異は認められないが、炭水化物量は多少少ない気がするぞ。
これはやはり、カカオ含有率44%と低い数値といえども、普通のチョコレートのそれよりも少しは含有量が多くて相対的に糖質量が下がっていることを意味しているのではないかと推察される。
なお、その下の注意書きに気をつけたい。
多分一番目を引くのが、個装袋のはしや開け口で手を切らないようにすることや風味が劣ることと並んで記載された次の一文である。
本品はカカオ分44%のチョコレートです。
他の注意書きが、健康上の注意点や味、不備等に対する念書であるのに対し、これだけなぜか注意点でもなんでもない。
というかそもそもこのチョコレートのタイトルに「44%」と入っているのに誰が間違えるというのか。
しかし昨今の消費者はクレーマーが多いと聞く。
しっかりタイトルに44%と記載されているのに、これに対して文句をつけて来るクレーマーもいるのだろう。
怖い世の中である。
なお、保存は28℃以下だ。
さあ、一通りパッケージの外装を楽しんだら、いよいよ開封の儀だ。
中を開けると、まるで草間彌生を連想させるような派手でありながらセンスのある絵柄が出てきた。
確かに鮮烈だ。
これは。。。
3枚のタブレットが各々丁寧に包装されているが、いずれも絵柄が異なる。
鮮烈な果実のピンクと銀色が眩しい。
この手の込んだ高級な個包装に、ただならぬ明治の力の入れようを感じる。
厚めの個別包装が丁寧に守られたパッケージを開封すると、素晴らしいタブレット状のチョコレートが出てきた。
なるほど、公式ホームページによれば、各々、ドーム型、スティック型、ギザギザ型、ミニブロック型、の4つの区画に分類されており、それぞれ、濃厚感、力強い味わい、香りの際立ち、軽い口当たり、の4種類が別々に楽しめるらしい。
え。香りの際立ち。。。?
香りは形によって際立ったり際立たなかったりするのか。。。?
やはりこのチョコレートは奥深いぞ。
とりわけ、香りという深いところまで立ち入ったこのチョコレート。
確かに包装を開けた瞬間に、甘酸っぱい果実の香りがしたし、食べている間も鼻に抜ける独特の酸味と花の香り、加えて軽いトースト感とエキゾチックな南国の様相まで思い浮かんできた。
なんだこの表現は。
まるでワインの味わいに関する抽象的な能書きのようではないか。
そうだ、つまりこのチョコレートを食べた時、ワインが飲みたくなった。
そしてワインと一緒にこのチョコをおつまみとして食べる。
美味しい。
チョコレートも赤ワインもポリフェノールが豊富。
ポリフェノールは血圧を下げて糖尿病の改善に効果があると言われる健康的な成分である。
これほどまでに共通点があり、まるで赤ワインのような明治・ザ・チョコレート・フランボワーズ・カカオ44%は美味しいし健康的だし本当におすすめである。
なお、常温保存もできるが、やはり板状のチョコレートは食べた時のパリッと感が楽しいため、冷蔵庫で冷やして食べる方が好きである。
meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)カカオ70%華やかな果実味 エレガントビターElegant Bitter
同様にこれもサミットで220円で買った。
やはりダイエットや高血圧予防を意識するならカカオ70%は欲しい。
その意味ではmeiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)シリーズの中でElegant Bitter(エレガントビター)は唯一選ぶべきだろう。
(本当は「力強い深み コンフォートビター(comfort bitter)」も70%あったのだが、2017年9月現在販売休止中になっている。)
そしてこのシリーズの中でも特にこの70%をオススメできる理由は、カカオ成分が多い事のみならず、国際コンクール賞を受賞している点にある。
iTQi2016でsuperior taste award(優秀味覚賞)を受賞し、international chocolate awards(インターナショナル・チョコレート・アワーズ)で2016年にブロンズ賞を受賞し、一流ソムリエにも賞賛されているようだ。
それがシリーズ内の他のフレーバーと同価格というのはシリーズ内でも特にコスパが良いと言える。
それにしても、「カカオ本来の気品あるフルーティな香り」という表現が素晴らしい。
カカオって苦いんじゃなかったのか。フルーティーだったのか。
なお、原材料ではブラジル産のカカオ豆がほとんど使われているカカオマスを中心にしたものであり、果汁や花などは使われていない。
にもかかわらず、ビター感と同等レベルで果実香と花香がしてしまうあたりに、想像を超えるポテンシャルを感じる。
栄養成分表示では、1箱(50g)あたりでエネルギー302kcal,たんぱく質4.5g,脂質21.3g,炭水化物23.2g,食塩相当量0.11gである。
どうだろう。カカオ44%の時に比べて、炭水化物量が増えている。
これでは炭水化物抜きダイエットのルールに反することになり、カカオ成分が増えるほど太りやすいことになってしまうと思えてしまう。
しかしながら、これはカカオに豊富に含まれる食物繊維が影響することによって炭水化物の表示が増えているだけだと考えられる。
食物繊維は低GI値に貢献する重要なものであり、カカオはダイエットに向いている食材であるから、安心して食べたい。
このシリーズはやはりデザイン性が素晴らしい。
実に華やかな橙色。
根元から斜めに開けるタイプの個別包装であり、この開封方法は珍しい。
個別包装は実に丈夫な材質でできている。
見た目はシリーズ内の他のチョコレートど同様。
舌触りは実に濃い。
濃厚なカカオ成分が口に残り、今まさに健康的なおやつを食べていると実感される。
そして華やかといえば華やかである。
カカオ成分が多くなると苦味が勝ってもはや甘さとかそういう楽しみは消え失せがちになるのだと思っていたが、これはハマる。
スイーツデイズ おいしいハイカカオ74%(ロッテ)
自分で自分のことを「おいしい」と自画自賛しているあたりが愛おしい。
クイーンズ伊勢丹で一箱218円という価格で買った。
カカオ成分が74%も入っていて14粒入りで218円はかなりお買い得な印象を与える。
からだもおいしい SWEETS DAYS
カカオは健康に良いと聞くが、74%ほどのハイカカオぶりになると、からだもおいしいのである。
もはやどういう意味だかよくわからないが、身体も健康的になって喜ぶとかそういう意味だと解釈すれば、味覚を喜ばせてくれる上に身体も喜ぶのだからこれほどコスパが良いものはない。
特徴のあるカカオ豆を使用し、2層のチョコレートに仕上げました。カカオの香りとコク深い味わいをお楽しみください。
カカオ豆に特徴とかがあることをあまり気にしてはいなかったが、このチョコレートにおいては、「特徴のあるカカオ豆」を使用しているらしい。
具体的にどのような特徴があるのかはパッケージからは判然としなかったが、おそらく色合いとか見た目とかが品種によって異なるから2層に分けられるということだろうか。
写真によれば、中身が真っ黒で外側が茶色い。
なんとなく内層部分が生チョコのようになっていて、外側が硬そうである。
固い外側をかじると、とろりと中身の生チョコが出現する素晴らしい食感を想起させる。
しかし生チョコにしてしまうとカカオ含有成分が下がってしまうのできっとそうではなく中身も固いチョコなのだろう。
してみればこの色合いの違いは黒い特徴のあるカカオ豆と茶色い色の特徴があるカカオ豆とを使い分けることで実現してると解釈するのが妥当であるが、そのあたりはよくわからない。
唯一言えることは、いずれのカカオ豆を使用していても、「からだもおいしい」ことである。
ご覧いただきたい、この素晴らしい栄養成分表の数値を。
1粒(4グラム)あたりで、エネルギー25kcal、たんぱく質0.4g、脂質1.8g、炭水化物1.7g、ナトリウム0.3mgである。
カカオポリフェノールが1箱あたり1140mgであり、1箱で14粒(合計55グラム)入っていることに鑑みれば、1個あたりで80mgくらいはポリフェノールが入っている。
低カロリー、低糖質でありながらポリフェノール豊富な素晴らしいおやつである。
ダイエットに適した間食用のおやつとして向いている。
開封して蓋に記載の説明書きを読んでみると、「特徴のあるカカオ豆」の謎が解き明かされる。
内側には華やかな香りと酸味のあるエクアドル産カカオ豆、外側にはコク深い味わいのガーナ産カカオ豆が使用されているとのこと。
エクアドルとガーナとが口の中で出会うグローバルな奇跡の瞬間である。
それにしてもエクアドル産カカオ豆は「華やかな香り」を出すらしい。
しかも「きりっとした苦味」だそうだ。
華やかな香りであり酸味がありながらもきりっとしている。
それが、ほんのり甘くてコク深い味わいの外側と口の中で溶け合うらしい。
これはなかなかすごそうである。さすがお口の恋人LOTTE。
公式サイトによれば、「なんども試作を重ね、ついに9割の女性においしいと答えてもらうことができました!!」らしい。
ビックリマークとか、「ついに」とか、もう本当に努力の結果が実ってよかったという涙ながらの感動が伝わる素敵な文章である。
ちなみに、この9割として、「カカオ分の高いチョコレートを好む182人中165人がおいしいと答えました。」との注意書きもある。
「カカオ分の高いチョコレートを好む182人」。。。
選ばれし民のような雰囲気がするこの表現に、何か心がワクワク、ゾクゾクしてきたぞ。
いやでも期待が高まる。
(ちなみに、私が見たときは上記公式サイトではカカオ分が72%になっていた。74%から72%に移行させることでようやく9割の女性からイエスをもらったということだろうか。たった2%の違いを見分けるとは、カカオ分の高いチョコレートを好む182人なる選ばれし民の味覚は半端ないと思われる。)
高級感溢れる黄金色と漆黒の色とで表現された個包装。
期待が高まる。
見た目は柔らかそうな生チョコのような立方体である。
キューブ型チョコレートだ。
冷蔵庫保存していたが、上記のように「溶け合う」なる記載から、割と柔らかいのかと思っていた。
そこで包丁で断面を見てみようと思ったところ、硬すぎてバリバリに弾けてしまう。
これは何を意味するか。
口の中で噛まずに舐めている限りにおいては、長持ちするわけである。
まずは外側の甘さ。
やがてやってくる内側のコク深さ。
これが長持ちするのだから、食べ過ぎが防止できてダイエットに向いている。
もちろんゴリゴリと咀嚼して食べてもおいしい。
予想外に歯ごたえがある上に、後で断面を見たところ、期待していたほどの2層の違いがはっきりとは見られなかったが、そんなことはどうでも良い。
美味いしダイエットに向いているし何より「身体も美味しい」こと間違いなしの秀逸なチョコレートなのである。
ちなみに、噛まずにずっと舐めていると、内側のコク深さがはっきりとわかる。
ものすごいハイカカオな濃厚で苦い部分が舌に感じられる。
おすすめ。
カカオ70 ビフィズス菌チョコレート オーツ麦入り全粒粉ビスケットクランチチョコ(森永製菓)
チョコレートだけでなく、ビスケットを入れることで食べ応えを醸し出した逸品。
しかもビスケットを全粒粉で構成することで、GI値を低くし、血糖値の急上昇を抑えて糖質制限ダイエットに貢献しようとしている姿勢が感じられる。
クイーンズ伊勢丹で一個218円で買った。
ビスケットとはいえ、オーツ麦入りの全粒粉ビスケットであるから、食物繊維豊富でGI値が低く、血糖値の上昇が緩やかになって太りにくいものであることが推察される。
また、ビフィズス菌は森永乳業(株)のBB536、すなわち私の大好きなビヒダスに入っているものと同じである。
(参考:数年間改善しなかった下痢・便秘がビフィズス菌BB536(ビヒダスヨーグルト)で治ったか)
この生きたビフィズス菌BB536が一箱で100億個も入っている。
高カカオのビターチョコで太りにくいチョコレートである上に、太りにくくなるような腸内改善効果の食物繊維と乳酸菌のコラボは、もはやダイエット食の権化と言えるだろう。
ちなみに標準で一箱あたり10個入っているので、一個あたりのビフィズス菌は10億個である。
10億個とか凄まじすぎやしないだろうか。
なお、この10億個という数が乳酸菌、ビフィズス菌界において、多い数なのかどうか知らない。
カラダにうれしい3つのチカラ♪
語尾に「♪」をつけるだと。。。?
急にルンルン気分なテンションになりやがった。
つまり、ルンルン気分になるくらいにこのダイエット効果に自信があるということの証左なのだろう。
森永製菓株式会社と森永乳業株式会社の共同開発はそれくらい活気的なことなのである。
原材料名に「ビフィズス菌末」なる記載がある。
粉の場合は粉末というが、菌の場合は菌末という表現を使うらしい。
栄養成分表示としては、エネルギー250kcal、たんぱく質4.2g、脂質12.5g、炭水化物32.5g(糖質27.8g、食物繊維4.7g)、食塩相当量0.3gである。
一箱あたりで見るとカロリーや炭水化物が多いように見えるが、1粒で十分食べ応えがあるし、一粒なら立ったの25キロカロリー、糖質は3グラム未満に抑えられる。
小腹が空いた時の間食に最適である。
ただし注意点がある。
1粒1粒が個包装になっていない点だ。
チョコレートの色を彷彿とさせる茶色の中袋を開けると、10粒まとめてむき出しで出て来る。
従って、一度開けるとついつい次の粒に手を伸ばしがちなので、自制するのが大変である。なまじ美味しいだけに。
半分に割っても、中身に十分にチョコレートが浸透している。
チョコレートの深みとパフ状のビスケットの食べ応えある食感が病みつきになる。
しかし一箱一気に食べるのではなく、複数回に分けて食べた方が良いと考えられる。
なお、その場合、1粒が個別包装になっていないので、開封後の保存には注意した方が良い。
しばらくは常温保存でも問題ないと思うが、夏の暑い日などは冷蔵庫での保存が良いと考えられる。
Cacao70×ざくろ(森永製菓 MORINAGA)
マルエツプチ城山ヒルズ店(〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17)で328円で購入した。
なお、その後コープみらい ミニコープ成田東店(東京都杉並区) で298円で販売されているのを目撃して、30円もの差にショックを隠せなかったことを付記しておきたい。
1箱にカカオポリフェノールが930mgも入っているほどのカカオ含有量は、やはりカカオ70%の威力である。
「毎日食べたいチョコレート」と記載されている。
確かに、ざくろのゼリーが大量に散りばめられているし、硬いチョコでコーティングされた薄い黒色のチョコレートは、どことなくふんわりとした食感の滑らかなチョコレートを想起させる。
クリーミーな食感を連想して美味しそうである。ミルク成分でも入っているのだろうか。
栄養成分表としては、1粒(標準8.0g)あたりで熱量41kcal、たんぱく質0.52g、脂質2.5g、糖質3.7g、食物繊維0.96g、ナトリウム1.51mgである。
なるほどカカオ成分が多いために、糖質が少なめで食物繊維が多い。
上記で「クリーミーな食感」を連想したため、ミルク成分が多いのかもしれないと推察したが、原材料名を見ると、ミルクなどは入っていないようだ。
当然ながらカカオマスが一番多く使われているが、ざくろ加工品に関しては「リンゴピューレ」や「小麦繊維」などといったものが使われているのが興味深い。
加えて、オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、ももなどといった、意外な果物まで入っている。
ざくろ果汁だけで十分だと思われるのだが、そのように複雑に様々な果汁を加えるのは、企業努力の末たどり着いた境地なのだろう。
高級感のある漆黒の箱を開けると、鮮紅の個包装が出てくる。
ざくろの持つ小悪魔的なイメージそのものである。
内容量は6個入っている。
6個で300円越えという価格の高さは、ざくろの持つ小悪魔的なイメージそのものである。
おもて面。
角部と表面は滑らかな曲線を描き、柔らかい印象を与える。見るものを誘惑するざくろの持つ小悪魔的なイメージそのものである。
しかし裏面は直線的で固い印象を与えるし、なんかごちゃごちゃしている。一見すると柔らかいのに、裏の顔は何か複雑に企んでいそうな小悪魔的なイメージそのものである。
噛んで見ると、かなり硬かった。
パッケージのイメージ図から想像した食感は、外側がパリッと固いチョコでコーティングされており、中身はミルク成分多め、あるいは生チョコのようなふんわりした食感を想定していたのだが、全体的にパキッとしていて固い。
また、ざくろの真っ赤なゼリーも大量に散りばめられていると想像していたのだが、意外とそれほどでもなくてプニプニ食感も思うほど感じられなかった。
これもまた、裏の顔で我々を騙す小悪魔的なイメージそのものである。
なお、味はとても美味しい。
Cacao70×くるみ(森永製菓 MORINAGA)
上記ざくろと同様にマルエツプチ城山ヒルズ店にて328円にて購入。
6個で300円超えは高価格すぎるような気がする。
しかしその分の見返りは期待である。
何しろ一箱でカカオポリフェノール930mgな上に、くるみ由来のα-リノレン酸が670mgも入っている。
ちなみにその数字がどれほどのものかは知らないが、多分相当凄いのだろう。
茶色でシックなくるみが漆黒の闇に影を落とす。
一粒あたりのチョコレート量が6.2gだ。
内容量が45gであり、6粒入っていることに鑑みれば、1粒の重量は7.5g。
すなわちくるみは1粒あたりで1.3gだ。
チョコレート量対くるみ量の比率は約5:1。
これが何を意味するか。
甘さをおさえ後味スッキリとしたカカオ分70%の本格はいカカオチョコレートに粗く砕いたくるみをたっぷりと加えました。
そう。チョコレートに対してくるみが「たっぷり」なのである。
このくるみ量が、チョコレートに大いなる食感を与え、食感のアクセントに大いに貢献する。
栄養成分量は1粒(8.0gあたり)で熱量47kcal、たんぱく質0.75、脂質3.7g、糖質2.3g、食物繊維0.94、ナトリウム0.48mgである。
チョコレート菓子とは思えないほどの驚異的な低糖質ぶりと高い食物繊維量を実現している。
これはダイエットに最適なチョコだ。
なお、45gを単純に6でわると7.5gだと思うのだが、1粒の標準量は8gらしい。
各々の粒の大きさはまちまちなのは納得できるが、トータルで45gになるようには調整されているのだろうか。
「上質なカカオの味わいと素材の組み合わせによる美味しさを、ぜひお楽しみください。」の文字とともに現れるシックな茶色。
威厳すら感じる。
ご覧いただきたい、この上品で気品ある直方体を。
半分に割る。
このくるみのぎっしり詰まった感。α-リノレン酸の塊である。
チョコレートとともに噛み砕いて食べるもよし、くるみだけ取り出してチョコとは別に食べるもよし。
とにかく美味しいのである。おすすめ。
血糖値スマートライフチョコレート ビター (株式会社ノースカラーズ)
これはその辺のスーパーではなかなか見かけないレア度の比較的高いチョコレートである。
マルエツプチ城山ヒルズ店にて一箱288円で購入した。
低GIや砂糖不使用を全面的に打ち出しており、まさに糖質制限ダイエットの権化とでも言えよう。
なんと難消化性デキストリンが使用されている。
これによって満腹感が刺激されるので食べ過ぎ防止に役立ち、しかもコレステロール上昇の防止や排便の促進に役立つため、ダイエットに資する効果が期待される。
しかも北海道大学病院の「あの」嶋村診療教授が監修したほどの信頼性だぞ。
しかも「あの」「有機アガベ糖」が使用されているのだ。
この有機アガベ糖がどれほどの威力を発揮するのかを見ていきたい。
GI値の比較をしただけでも、砂糖が60程度、すなわち高GI値の部類に該当してしまうのに対し、有機アガベ糖はなんと20.9である。
60までのGI値の食品ならまあダイエットにギリギリセーフと言われる中において、20.9は凄まじいほどの低GIである。
その数値たるや、「もやし以下」である。
「もやし以下」という表現がどれほど凄まじいかわかるだろうか。
もやしといえば、ヒョロヒョロで弱い奴を総称するあだ名として昔は使われていた。
そしてそんなもやし以下であれば、痩せるに決まっているのである。
なお、もやしのGI値は22らしい。
ちなみに、GI値は「グリセミック インデックス(グリセミック指数)」のこと。
「炭水化物が消化されブドウ糖に変化する速さを相対的に表す数値」とのことだ。
これが遅ければ遅いほど血糖値が上がりにくくなり、もって太りにくくなる。
栄養成分表示においては、1枚5.5グラム当たりでエネルギー27kcal、たんぱく質0.3g、脂質2.3g、炭水化物2.8g、ナトリウム0.4g。
なんという低カロリー。なんという低炭水化物量。
ダイエットに向いたチョコレートの権化であると言える。
そして原材料名を見てみたい。
ダイエットに最適なカカオマスが筆頭に掲げられ、続くアガベ糖パウダーは上記の通り太らない糖分として最高だ。
全く砂糖、グラニュー糖が使われていない点が素晴らしい。
でかでかと掲げられた「低GI食品」の文字。
もう自分から「低GI食品」と断言する食べ物はなかなかレアだぞ。
アガベ糖はリュウゼツランの糖分を絞った贅沢な天然糖蜜です。
そもそも「リュウゼツラン」とは何なのかよくわからないが、とにかくすごいということがわかる文面だし、「贅沢」なのである。
それもそうだ。8枚しか入っていないのに惜しげも無く288円を投入したのだ。
これを贅沢と呼ばずになんと呼ぼう。
個包装にひしめく「CHOCOLATE」の文字。
チョコレートであることは見ればわかるのに、あえてチョコレートの文字を念押しのように並べるこのど丁寧さ。
綿密である。
この表面のギザギザ。
まるでリュウゼツランの幹のようだ。
そして持ちやすいし舌触りにモコモコ当たるこのギザギザは非常に有用である。
なお、裏面はツルツルであるため、ギザギザよりもツルツルの方が舌に当たった時の感覚が好きという方はこちらを下にして口に入れれば良いし、両方楽しみたい方は、8枚のうち4枚をギザギザ面を下にして口に入れ、残り半分をツルツル面を下に向けてそうすれば良い。
まさにリバーシブルチョコレートである。そんな言葉あるのかどうか知らないが。
なお、味は普通に甘い砂糖を使っているのとなんら変わりがない。
普通に甘いのに太らないなんて超コスパが良いし、そんないいとこ取りができる糖分はもはや何かを受賞しても良いのではないかと思ってしまえる。
ダイエット中なのに甘いものを食べてしまったという罪悪感も何もない。
美味しい。
超おすすめ。
カレ・ド・ショコラ カカオ88(森永製菓)
まいばすけっと六本木一丁目にて一箱319円で買った。
カカオ88%はかなりのハイカカオぶりを成し遂げていると言える。
それはもう毎日食べたいに決まっている。
1枚で160mg、1箱で2880mgもカカオポリフェノールが入っていれば、もう健康食品である。
栄養成分表としては、内容量86g(18枚)中の1枚(4.8g)あたりで、熱量が27kcal、たんぱく質が0.5g、脂質が2.2g、糖質が1.0g、食物繊維が0.77g、ナトリウムが1.2mgである。
エネルギーに対して糖質が低く食物繊維が凄まじく高いといえる。
これはダイエット向きである。
しかsも「1チョコfor1スマイル あなたが食べると、もう一人がうれしい カレ・ド・ショコラは、カカオの国の子どもたちを応援します」なるキャンペーンも展開されている。
ダイエット中にスイーツを食べる際に感じるであろう罪悪感に悩まされる必要がない上に、食べることで世界貢献をしている充実感を得ることもできる。
ダブルの幸福感。
半端ないコスパの高さである。
開封すると、いきなりCMに出演している西島秀俊が「何か、裏があるはず・・・」とつぶやいている。
唐突すぎて何を言っているのかわからない。
なぜ、こんなにおいしいんだ?
なるほど、このように我々に「これはおいしいですよ!」と主張するよりも、独り言のように呟いている感がある方が、ますますこのチョコが美味しいことの説得力が増す気がする。
期待が持てる。
ちなみに、その美味しさの秘密がこの冊子によって解決されるかと思ったが、残念ながら「マダガスカルホワイト」なる別の味の話が記載されているのみであった。
これはこれで美味しそうである。
一瞬、ケーキ専門店さながらのバニラビーンズがふんだんに入っているであろうマダガスカルホワイトの方を食べたくなってしまったが、気を取り直してこの88%カカオに取り組む。
18枚のタブレットが高級感を醸し出しながら陳列されている。
黒字に金文字で英語が並ぶその様は、さながら高級デパートで購入した外資のチョコレートのよう。
しかし裏面の「森永製菓株式会社」なる日本語が庶民感を伴って我々庶民を安心させる。
可愛らしい正方形。
そして口に入れると、少しずつカカオ成分の粉っぽさ、いや濃厚さが下に残りながらゆっくりと溶けていくこの感覚。
濃厚な甘みとともに苦味が同局するこの感覚は、美味しいのに絶対健康的で太りにくいだろうという安心感を我々に与えてくれる。
これは絶対おすすめ。
CHOCO TABLET チョコタブレット カカオ70% ドミニカ共和国(イオン トップバリュ)
これはかなりコスパの高いプライベートブランドチョコレートである。
まいばすけっと六本木一丁目にて、たったの税込192円という安価でハイカカオなチョコレートが買えた。
トップバリュのネットスーパーで通販でも同じ価格で買える。
ステータスが記載されており、ミルク成分や甘味成分が少ない一方で、苦味やスパイシーさ、ロースト感が高く、健康的で甘さ控えめ、太りにくいチョコレートであることが推察される。
これでナッツが多ければ最強なのだが、そこは低価格である以上、目を瞑るしかない。
また、なぜかフルーティーである上に「華やかさ」なる謎のステータスパラメータが高く、これは相当期待できる。
グラフ上はミルク成分が皆無なのに、「使用しているアレルゲン」には「乳」と書いてあって、凄みを感じる。
栄養成分としては、1箱(40g)当たりでエネルギー236kcal、たんぱく質4.0g、脂質17.8g、炭水化物17.2g、食塩相当量0gということで、仮に1枚丸々食べてもまだ炭水化物量が20グラム以下であり、ものすごいロカボである。
ちなみに、炭水化物のうち食物繊維量が4.4gであり、糖質が12.8gであるから、食物繊維の含有比率が高い。
極めて低GIであり、低インシュリンダイエットにかなっている。また、純粋な糖質が少ないため、糖質制限ダイエットにも理にかなっている。
なお、賞味期限として、未開封の状態では製造日より「361日後」という絶妙な日にちが記載されている。
微妙に365日に足りず、4日ほど足りない。
「ほぼ1年の賞味期限です」と記載しても良さそうなものだが、この細やかな配慮は、味にも丁寧さが期待できる。
何より、4日違うことによりどのように味の品質が変わるのか、1日単位で試食実験した人がいるのだろうかと思うと、食品業界は非常に深い世界できる。
原材料はカカオマス(ドミニカ共和国産のカカオ豆)が筆頭であり、ドミニカ共和国のカカオがどのようなものであるかが顕著にわかるといえよう。
なお、食物繊維の一部はデキストリン由来でもあるらしい。大豆由来の乳化剤も含まれていることは一部気になる点ではある。
完全なる板チョコなのかと思いきや、ちゃんと8枚切りになってタブレット状になっていて食べやすい。
また、パッケージは非常にシンプルであり、余計なコストが削減されて純粋にチョコレートの品質のみで勝負しているあたりが親切である。
表面には「CHOCOLATE」の文字。
見るからに明らかにチョコレートとわかる物体に「チョコレート」と記載しておく徹底ぶりに感動を覚える。
そしてパリパリな食感で食べ応えがあり、苦味の中に確かに果実味がある。ポリフェノールたっぷり感がする。甘さも控えめで、年齢が高くなって甘いものが苦手になってきた昨今でも最高に楽しめる。
これはかなりおすすめである。