BLTステーキ東京は低価格だし美味しいので六本木のランチにおすすめ
2017/04/21
先日、誕生日のお祝いランチに「BLTステーキ東京(BLT STEAK TOKYO)六本木(roppongi)」なるステーキハウスに連れて行っていただいたところ、凄まじかったのでブログに記録しておきたい。
ランチの予約ができるし居心地が良い
ランチが予約できるという時点で相当成し遂げているということだった。
美味しくてもランチの予約ができないと、ビジネス上の重要な接待や知り合いのお祝いの席などに使いにくい。
しかしながら、ホテルヴィラフォンテーヌに併設された泉ガーデンのこのBLTステーキ東京においては予約ができる上に雰囲気が成し遂げているし、六本木一丁目駅からのアクセスも良いので、非常に使い勝手が良いということだった。
予約はネット上でもオンラインで可能のようなので、より一層の利便性を確立している。
ドレスコードについても、よほどラフな格好でなければ、例えばスマートカジュアル的な服装で問題なさそうなので、カジュアルなランチにおいても大いに活躍することがうかがえた。
さらに、平日のランチでもそこまで混雑することもなく、優雅にランチを楽しむことができた。
広いラウンドソファーの席もあることだし、ママ友同士のランチ会にも大いに活用したい。
外国の方々も多いことだし、持てる英語の能力をふんだんに生かして、国際的な会話を楽しみたい。
午後に仕事があったとしても、子連れであっても、ランチワインを飲むなどして大いに楽しみたい。
オススメのランチメニューはハンガーステーキセット
ハンガーステーキセット 150gが1700円という安い料金で最高の熟成肉を楽しめるということで、初めて訪れた客の導入編としては最高だということだった。
したがって、それにした。
ソースが色々選べたのでどれにするか迷ったため、店員にオススメを聞いたところ、「3種の醤油だ」と即答された。
したがって、それにした。
なお、私をここに連れてきてくれた人はプライムビーフバーガー/フレンチフライ1800円を注文した。
ドリンク付きで1800円という安さである。
質を考えたら、これは良心的な料金体系である。
この価格で最高級のグルメバーガーを楽しめるというわけで、初回にランチに来る場合は、このプライムビーフバーガーかハンガーステーキセットのいずれかがオススメだということだった。
そこで、いずれを選択するかが私に委ねられた。
逡巡していると、その人は、「まあステーキハウスなので、ステーキを頼むのがいいのではないか。150グラムであっても相当ボリュームがある」と進言した。
したがって私はそれに従い、ハンガーステーキセットにしたのだった。
一方その人は、「しかしこれで私もハンガーステーキセット150gを選択した場合、せっかく君をここに連れてきたのに、1種類しか実物のメニューを見ることができないことになってしまう。それはもったいないことなので、私はプライムビーフバーガーをチョイスしてお見せするので、後学に役立てていただきたい」旨のことを語り、そちらを選択したのだった。
そして、私のテーブルに「ハンガーステーキセット」が運ばれた。
ジュージューした熱い鉄板の上で滴り落ちる肉汁と、泡立ちながらとろけるバターとの共演は、それだけでその熟成肉の旨味が明らかだった。
緑色の野菜が練りこまれたアボカドみたいなバターも、なんか凄みがあったし、その上に乗る葉っぱも、ものすごい手がかかっていて高級な雰囲気がした。
ガストでステーキを注文しても、ステーキの上に葉っぱとか乗ってこないことから察するに、ステーキの上に葉っぱが乗ってくることは、そのステーキが高級であることを示すステータスの象徴になっていると推察された。
一方のプライムビーフバーガーは小ぶりだし、ぱっと見で特段の特徴点は見いだせなかった。
これはもしや、本当はプライムビーフバーガーよりもハンガーステーキセットを注文した方がお得なのではないか、と思った。
本当はハンガーステーキセットをその人も注文したかったのではないかと。
私はその人に気を使わせてしまったことを後悔した。
しかしその人は、「うまい」を連呼した。
「うめーこのハンバーガーまじで本当に美味しいよね。これ食べたらもう市井のハンバーガーとか食う気なくすわ。最高峰のバーガーだよ。本当に美味しい。最高。もう最高」
美味しさのアピールが不自然に強調されていた。
もちろん、本当に美味しいのだろうけれども、その明らかに誇張されている雰囲気は、本当はステーキを食べたかったのにバーガーを頼んでしまったという後悔の念を打ち消すために発している強がりなのではないかとも受け取れた。
「あうー、ワインに合うー。美味しい。本当に美味しい」
しかしそうさせてしまったのは私なのだ。
あの時、私と一緒に同じステーキを食べませんか、とお声がけするべきだったのかもしれない。
だが初めてなので私にはステーキがいいのかバーガーがいいのかの判断がつかなかった。
仕方のないことだった。
そして私はステーキを食べる。
美味すぎる。
「赤身肉の食べ応えがありながらも滴り落ちる肉汁。ここまで柔らかい赤身肉は初めて食べました。そして本当にわさび醤油に合う。甘みが強まる」
と私が呟くと。
「でしょ? これ最高でしょ?」
とその人は嬉しそうに言った。
そして私にステーキの食べ方を懇切丁寧に指南してくれた。
やっぱり本当にバーガーではなくステーキを食べたかったのだろう、申し訳ない。と心から思った。
ポップオーバーが美味しいしすごい
それにしても、肉と同様に特筆すべきものは、ハンガーステーキセットに付く「ポップオーバー」であると思われる。
最初にサラダと同時にテーブルに置かれた時、あまりの大きさに私はこれを「塊肉」だと思った。
肉が運ばれてきたのかと考えた。
見た目がチキンの丸焼きに似ていたので、「ハンガーステーキ」とは鶏肉のステーキのことだったのか、と勘違いしたくらいだった。
しかしこれはパンであった。
ちぎってみると、サクサクしている。
中は空洞だった。
これをそのまま食べると、ほのかな甘みのあるクロワッサンのような雰囲気もあったし、中のソフトでモチモチな食感はシュークリームの皮のようでもあった。
付属のクロテッドクリームのようなバターを塗るとなおのこと格別な味わいになるようだったが、そのままバターをつけずに食べた方があっさりしていて美味しかった。
ポップオーバーと一緒に、「BLT popovers」なるポップオーバーのレシピの紙も置かれている。
これは相当、ポップオーバーに力を入れていると見えた。
しかし自分はこれを全部食べきることができなかった。
それくらい大きい。
肉を挟んで肉と一緒に食べたりもしたが、肉は肉だけで食べて、肉の純粋な味わいを楽しみたかったし、パンはパンだけで食べて、その甘みを楽しみたかった。
しかし量のバランス的に、どうしても炭水化物のポップオーバーが余ってしまった。
次回はポップオーバーを余らせないようなバランス力を発揮したい。
ところで、あたかも当たり前のように「ポップオーバー」という言葉を使ってきたが、そんな食べ物の名前は初めて聞いたし、だからこそそうやって「ポップオーバーのレシピ」のような説明書をつけてくれているのかと思ったので、そもそもポップオーバーとはどういうものなのか、ということを別途店員さんに聞いてみた。
「このパンはなんというパンなのですか」
すると店員さんは、さも当たり前のように、
「ポップオーバーです」
と回答して去って行った。
ポップオーバーとは今や当たり前のように市民権を得ている食べ物であることがその一言で察せられたし、そんな当たり前のことを聞いてしまって田舎丸出しにした自分が恥ずかしかった。
BLTステーキ東京までのアクセス
東京メトロ南北線六本木一丁目駅から徒歩でほぼ全く濡れずに屋根伝いに直通で行けるので、抜群のアクセス容易性を誇っていると感じられる。
住所:
〒106-6005 東京都港区六本木1丁目6-1 泉ガーデン5階
アクセス:
東京メトロ南北線 六本木一丁目駅直結
南北線/銀座線 溜池山王駅徒歩7分
日比谷線/大江戸線 六本木駅徒歩10分
営業時間:
ランチ 11:30-15:00 (L.O.14:15)
ディナー 17:00-23:00 (L.O.22:00)*1/2-4 L.O.21:00
(公式ホームページAccess Roppongi | BLT STEAK JAPANより引用