壬生町おもちゃ博物館・とちぎわんぱく公園は子連れ家族におすすめ
栃木県の壬生町にあるおもちゃ博物館というものが、赤ちゃんや幼児を連れていくのにとても良いという話を聞いた。
おもちゃのまち付近にはそういう施設があるということは知っていたのだが、やや遠いので今までは行くのを断念していた。
しかしその日は雨が降るかもしれないということで天気が悪いかもしれなかったので、室内の遊び場としては最適だなと思って、これを機に壬生町まで足を伸ばして行ってみることにした。
以下はその感想である。
Contents
壬生町おもちゃ博物館には子供が喜ぶ仕掛けがたくさん
駐車場から博物館入口まではかなりの距離を歩く。
その間、子供が喜びそうなメカやメリーゴーランド等のモニュメントが多数あり、さらに売店などもある。
記念撮影の場所が設置されている。
すでに子供のテンションは上がりつつあり、チケット購入の列に並んでいる間も、早く中で遊びたいとの要望が出始めていた。
きっずらんど
1階がきっずらんどとなっていた。
このフロアの「きんぐとくいーん」なる複合遊具がすごい。
とにかくでかい。
もはやどれから遊んでいいか迷うほどに、無数の遊びが可能は予感がする。
おそらく全設備の中でこの遊具が一番の目玉であることは明らかであり、この複合遊具だけでも丸一日暇つぶしできるんじゃないかと思わしめるほどである。
上からロープがぶら下がってターザンロープのように遊べるやつ。
これだけでも3歳の息子は延々と遊んでいた。
階段を上がる。
上から見下ろした図。高い。
ガラス張り、というか透明な樹脂のような素材でできた板材で構築された床。落ちそうで怖いというスリルを味わえる。
とにかく手当たり次第に目についた遊具で遊ぶ息子。テンションも最高潮である。
綱で遊んだと思いきや、すぐにトランポリンで遊び始める。
次々に目移りする。
クライミング。
ボールプール。
立体パズルのおもちゃがそのまま巨大化したようなやつ。
児童館で遊んだことのあるようなおもちゃの中で遊べるということで息子も大喜びだ。
要塞のようであり、迷路のように入り組んだ複合遊具は、いくつの滑り台を有しているかわからない。
とりわけこのぐるぐる滑り台の規模がすごい。
あまりにすごすぎて、このぐるぐるすべりだいだけでも息子は20回くらいは滑っていた。
パパも一緒に滑ろうよと誘われたが、大人は滑ってはならない模様。
ちなみに、息子は滑り台の外壁を登りたがっていたが、それも禁止されている。
それにしても子供は同じことを何度も何度も飽きずに繰り返す。
一緒に来ていたおじいちゃんおばあちゃんはすでに飽きていてベンチで昼寝をしそうなほどであった。
おもちゃとあそびのへやなる部屋もなかなか。
電池で動くプラレールや東京メトロの運転席などがあり、電車好きな息子はここからもなかなか離れようとしない。
黙々と一人で遊ぶ息子はまるで研究者のような熱中ぶり。
おじいちゃんとおばあちゃんは飽きて寝そうであった。
きっずたうん
ようやく1階を離れて2階に向かってくれた息子。
カラフルな階段を上がると、2階はおもちゃの展示物や体験がメインのフロアとなっていた。
単なる展示を見ているだけのことには3歳の息子はあまり興味を示さなかったし、おもちゃ遊びはその辺の児童館でもできることなので、早々に息子は次のフロアに向かう決心をしてくれた。
とはいえ、遊んだことのあるおもちゃを親に教えてくれたりとか、まあまあ楽しんでいた様子。
特にプラレールが動いていて踏切のところでチンチンと音がなる展示物には釘付けであった。
やはり男の子は電車が好きなのか。
そらのひろば
3階には飛行船のような遊具がある。
しかし我々の目的はここでお弁当と食べることであった。
ここは飲食可能スペースとなっており、レジャーシートを敷いて弁当を楽しむ家族が大勢いた。
休日ということもあってか、かなりの混雑であり、席を確保するのに苦労した。
外の眺めを楽しみながら食べるお弁当はひとしお。
息子は美味しそうに手作りの弁当をむしゃむしゃ食べていた。
別館、お土産屋
別館には鉄道模型の部屋があるし、お土産コーナーでも息子の気にいる商品がたくさんあると思ったのだが、時間がなくなって断念。
やはりこの博物館は1日かけても時間が足りないかもしれない。
何回も繰り返し遊びに来たくなる遊び場である。
とちぎわんぱく公園のわんぱくトレイン
上記博物館のすぐ隣が、とちぎわんぱく公園と呼ばれる施設になっている。
ここもすごい。
今回の目的として、ここのわんぱくトレインに乗ることも提案されていた。
上記写真は、そのトレインの駅にたどり着くまでの間に登場する場所。
息子は「ここは夏になると水が流れてじゃぶじゃぶ池のように遊べるのだろう」と勝手に推測し、夏にまたここに来て遊びたいと言っていた。
わんぱくトレインの運行ルートによると、全部で3区間あり、1区間あたりで大人100円かかる。3歳以上の子供は50円だ。
1周して戻ってくるためには、各々300円、150円かかる計算になる。
ちなみに、運行は土日祝日のみとなっている。
さらに、天気が悪いと運行しない可能性もあるらしく、この日は雨天の天気予報もあったので運行するかしないかが危ぶまれたが、無事電車がきた。
ミニSLのような乗り物が大好きな息子は、これに乗ることができて大はしゃぎ。
わんぱくトレイン乗車券は1区間ごとに必要となる。
しかし3歳以上から有料になるとは。
4歳以上から有料であれば、3歳の息子は無料でこれに乗ることができたものの。150円が惜しい。
トレインから見る光景は、芝生が広がっていたり池があったりと、かなりの田舎風景。
時折バッテリーカーなどの遊具施設が目についたりするので、急に息子が途中下車したいと言い出したら面倒だなと心配になったが、無事1周して帰ってこられた。
こどもの城
我々がトレインに乗っている間におじいちゃんおばあちゃんが「こどもの城」なる施設でトイレに行って来たということだった。
そしてこのこどもの城がハンパないということであったので、私と息子もちょっと立ち寄ることにした。
恐竜みたいのがいる。確かにすごい。
池やぐるぐる坂道がある。確かにすごい。
とりわけこの池がすごい。
風雲たけし城みたいに、水に浮かぶ離れ小島をジャンプして渡っていくゲーム。落ちたら濡れる。
シーソーのようなポンプで水の中に泡を掻き立てるゲーム。
色々すごい。
他にポンポンプールなる巨大なボールプールもあった。
トイレも綺麗だし、これが無料で開放されているこの公園はなかなかである。
また来たい。
壬生町おもちゃ博物館の開館時間、料金、アクセス方法など
電車の最寄駅は東武宇都宮線のおもちゃのまち駅、国谷駅、あるいはJR宇都宮線の石橋駅あたりだが、そこから徒歩で20〜30分くらいかかるので遠い。
バスも良い路線があまりない。
なので車で来るのがおすすめだろう。さすが車社会栃木。
開館時間は9時半から16時半らしい(8月は17時までらしい)。
余談だが、栃木のこういう施設は9時半からの営業が多いような気がする。
入館料は大人600円で子供は300円だが、子供が有料になるのは4歳からなので、3歳までのお子さんは無料になる。絶対行くしかない。
わんぱく公園はその隣にあるし、入って遊ぶだけなら無料なので、ついでに絶対行くしかない。
住所:〒321−0211 栃木県下都賀郡壬生町国谷2300