北海道のめぐみ(北海道乳業)は成分調整牛乳だが生乳100%で美味しい
2018/10/03
北海道乳業の北海道のめぐみなる牛乳を発見した。これは半端ない。
北海道のめぐみ(北海道乳業)の販売店舗・価格
私はスーパーいなげやで税抜き価格188円で購入した。
(追記。これを書いた後、178円で値下げ販売されているのを確認した。)
なお、妻は業務スーパーで138円にて販売されていた旨のことを言っていたが、私自身未確認なのでいずれ確認したい。
もし本当だとすれば業務スーパーの高コスパぶりがさらに発揮されることになる。
(追記。確かに業スーで139円だった。妻は138円と言っていたが、私が実際に確認した際は139円であった。)
北海道のめぐみ(北海道乳業)の原材料・カロリー等の栄養成分
無脂乳固形分8.5%以上で乳脂肪分1.7%である。
そして原材料名は生乳100%だ。
これは非常に珍しい。
この低脂肪乳のような乳脂肪分の少なさであれば、原材料は乳製品や乳糖、ビタミンDなどが含まれてくることが一般的だが、そうではなく生乳100%。
そして生乳100%の原材料であれば乳脂肪分は3.5%以上くらいにはなりそうだが、そうではなくその半分以下の1.7%。
非常に珍しい。
その点に関し、パッケージには「本品は、乳脂肪分を除去しています。」その記載がなされている。
それはなぜか。
パッケージの別面には、「成分調整牛乳のおいしさのポイント」の説明がなされている。
それによれば、牛乳の中の無脂乳固形分のバランスが美味しさの鍵になるわけであって、乳脂肪分を1.7%とすることで風味豊かに調整したことが美味しさのポイントである旨の記載がなされている。
なんというか、平均3.8%以上の乳脂肪分がすでに含まれていて、北海道のような乳牛に適した環境で育てられた乳牛の牛乳なのであれば、成分を調整する必要なんかないんじゃないかと考えてしまうのだが、こういう調整牛乳はすっきりとした飲み口が好きな人とか、カロリーが気になる人とかに受けるのだろう。
栄養成分表示によれば、コップ1杯200mlあたりでエネルギー103kcal、炭水化物9.7g、たんぱく質7.0g、食塩相当量0.2g、脂質4.0g、カルシウム236mgである。
牛乳に比べればかなりの低脂肪、低カロリーだ。
しかしながら糖質量に顕著な差があるわけではない。
乳脂肪分は太りにくい上に、ダイエットに重要なのは糖質量であることに鑑みれば、ダイエット目的なら普通の牛乳でも問題ないんじゃないかとは思う。
なお、製造者は北海道乳牛株式会社(北海道函館市昭和3−6−6)であり、先般の大地震で物流が滞ってしまっていて関東地方等では一時的に欠品している可能性もなくはないが、見かけたら北海道応援のために積極的に買いたいところだ。
北海道のめぐみ(北海道乳業)の味・食感等の感想・評価
「北海道産地直送 おいしさwお届けします」なる記載がなされた上面部分を開封。
見た目は普通の牛乳通りに真っ白であり、何処と無くさらりとしている。
飲んでみると確かにすっきりしていて美味しい。
口の中にしつこさが残らないところが、好評のポイントの1つともいえるだろう。
雑味や癖がなくて美味しい。
味に関しては普通の牛乳を飲んでいる同様に満足感がある。
低脂肪にしたことで味が薄くなっているとの危惧があったが、そんなことはない。普通の牛乳と比較しても遜色ない。
が、成分調整することによってコストが上がっているのであれば、調整せずに普通の牛乳100%で提供してくれても良いのになとは個人的には思う。
美味しい上に後味すっきりでオススメ。