オリエンタルマースカレーは美味しいし甘口で子どもにもおすすめだ
いやー、オリエンタルマースカレーとかいうのを入手したのだけど、その怪しいパッケージとは裏腹に、優しい甘さでめちゃくちゃ美味しかったわ。
オリエンタルマースカレーの販売店舗・価格
以前、以下のような話を書いた。
上記リンク先のとおり、こども霞が関見学デーのクイズの景品でもらっただけなので、値段がいくらなのかは知らないし、東京で売られている店も知らない。
株式会社オリエンタルには東京支店はあるっぽいが、東京だと普通のスーパーのカレーコーナーで発見するのはかなり難しいのではないかと推察される。カルディとかアンテナショップとか、東京ではちょっと変わった珍しい食材をおいているような特定の店では買えるかもしれないが、よくわからん。
ちなみに、株式会社オリエンタル(愛知県稲沢市大矢町高松1-1)の通販サイトで見ると、粉末タイプ(130g、チャツネ付き)で税抜き価格200円のようだ。
他に、内容量230gの大容量のサイズのやつとか、レトルト版とががあるが、いずれも200円台の模様。
バーモントカレーとか一般家庭に普及しているカレールウよりは若干値段が高い。
なお、本社のある愛知県というか、名古屋市では当たり前のように売られている定番商品になっているようである。
オリエンタルマースカレーの原材料名・カロリー等の栄養成分
パッケージの記載によれば、原材料は以下の通りである。
「【ルウ】小麦粉(国内製造)、食用油脂(豚脂、牛脂)、カレー粉、食塩、砂糖、トマトペースト、コーンスターチ、クリーミングパウダー、リンゴペースト、ピーナッツバター、 にんにく加工品、醤油、香辛料、ビーフエキス/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤、酸味料、(一部に小麦・乳成分・落花生・牛肉・大豆・豚肉・りんごを含む)
【チャツネ】リンゴペースト、砂糖、リンゴ酢、玉ねぎ、マンゴピューレ、トマトペースト、レーズン、しょうが加工品、食塩、にんにく加工品、香辛料/カラメル色素、調味料(アミノ酸)、(一部にりんごを含む)」
いい感じである。
さすがカレー。スパイスなども含めいろんな食材が使われていて手がかかっている。人類が生んだ芸術品である。
とりわけ、ルウに加えてチャツネが別添されている感じが特徴的である。
一般家庭用のカレールーではチャツネがついていることなど希だが、というか、チャツネの成分も含めて全部ルーに織り込まれているのだと考えられるが、その点、チャツネについては別添というこだわりがあるところは本格的だ。
栄養成分表示によれば、一皿分(ルウ21g・チャツネ5g)当たりでエネルギー111kcal、たんぱく質1.7g、脂質5.6g、炭水化物13.4g、食塩相当量2.2gだ。
育ち盛りの子どもにはカレーは栄養価が高くおすすめである。
オリエンタルマースカレーの味・食感等の感想・評価
それにしても、実にレトロなパッケージである。
古き良き懐かしい昭和の時代を彷彿とさせるような絵柄であり、また不気味だかかわいいんだかよくわからない笑顔の子どもである。
コックの帽子をかぶっているので、調理担当の子どもであろうが、なぜかスプーン片手にカレーを食いたい表情もしており、作る側の人間なのか食べる側の人間なのか、不思議な存在である。
また、オリエンタルがっちりプレゼントキャンペーンとして、オリエンタル坊やを3個集めると抽選でゴールドスプーンやらバンダナやら携帯ストラップやらが当選する企画がなされているらしいぞ。
しかしそんなことはどうでもいい。
まずはパッケージの作り方の指南にしたがい、チャツネをこれみよがしに鍋に投入。
というかもう順番とか適当でも美味しいカレーができるに決まっているのだから、ごろごろに切った野菜と肉とカレールウと水を適当にぶちこみ、よく煮込め。
このルゥで5皿分、すなわち5人前作れるらしいが、水の量とか適当にやったので、何人分だかよくわからん。
ずいぶんと水っぽく、さらさらにしあがってしまった。
水を入れすぎたか。
そんなことはどうでもいい。牛肉とカリフラワーとタマネギとにんじんとジャガイモを適当にぶち込んで、本当はここにコンソメとか入れたかったが、入れずにやってみたぞ。
む。ずいぶん水っぽい割には、しっかりとした濃い味が出ているぞ。
しかも全然辛くないので、辛いものが苦手な5歳の息子でも美味しく食べられたぞ。
さらに、最初はルゥを入れずにチャツネだけを入れた味付けで煮込んでおいたので、塩分が脂肪分を多くしてしまっては食べられない、1歳の乳幼児の我が娘も、美味しく食べていたぞ。
小さい子どもにも、離乳食の赤ちゃんにも、おすすめだ。
私は糖質制限ダイエット中なので、ご飯をほとんど食べず、付け合わせにトマトやルッコラ、バジル、キムチ、アボカド、豆腐といった副菜を多くすることで満足感を得る。
ご飯を少なくすれば、全体としての炭水化物量を抑えることが可能となり、太りやすいイメージのカレーであっても、全く太らない健康食品と化すのである。
実に美味い。
甘口であるが甘すぎず、実に良いバランスである。
レトロな雰囲気から、ずいぶんジャンキーな味わいを想像してしまったが、かなりヘルシーで食べやすいぞ。
これは確かに愛着のわく家庭料理である。
さすがグルメに名高い名古屋が生んだカレーだ。
おすすめである。