カスピ海ヨーグルトプレーン400g(フジッコ)生乳100%と脂肪ゼロの比較
2018/04/11
ヨーグルト(ビヒダス・ブルガリア)の通常版と無脂肪の味・食感の比較で記載したヨーグルトの比較検討を行ってから、さらなる他のヨーグルトでも比較を行ってみたくなったので、フジッコのカスピ海ヨーグルトでも食べ比べてみることにした。
Contents
フジッコのカスピ海ヨーグルトプレーン400g 北海道生乳100%
スーパーサミットにて、税抜き価格248円のところ2割引きの198円にて購入。
高価格帯のプレーンヨーグルトだ。
原材料は生乳のみ。
非常にコクがあって美味しいことが推察される。
栄養成分表示によれば、エネルギー66kcal、たんぱく質3.6g、脂質3.7g、炭水化物4.6g、ナトリウム40mg、カルシウム111mgで、食塩相当量0.1gである。
濃厚でなめらかな食感が期待される高脂肪分。
乳酸菌はクレモリス菌FC株なるものを使用しているようであり、長寿食として位置付けられるようである。
「ねばり成分EPSで毎日健康」と記載されている。
どうやら粘り気のある食感を売りにしているようだ。
内蓋には粘り気を楽しむためのコツが記載されている。
それによれば、3回ほどかき混ぜると良いようだ。
そうすることによって、とろりとした状態になるようである。
しかしながら、混ぜすぎると粘り気がなくなるらしいので、混ぜすぎに注意が必要だ。
開封すると純白のヨーグルトが登場する。
さすがの生乳100%だ。混じり気のない白さ。
スプーンでひとすくい。
固形感が強く、粘り気が感じられない。
しかし3回ほど混ぜると確かにトロトロと粘り気が出て来た。
まるでトルコ風アイスのように延びる。
そして食べると、まろやかでコクがある。
やや甘味とかすかに口に残る後味。
美味しい。
何か砂糖やフルーツを混ぜて食べるようなレシピを考案するよりも、そのまま食べていたい。
このコクだけで美味しい。そのまま食べるのがおすすめだ。
フジッコのカスピ海ヨーグルトプレーン400g 脂肪0(ゼロ)
水色を基調としたパッケージの無脂肪版。
北海道産の無脂肪牛乳を使用しているとのこと。
なんとこちらの無脂肪バージョンは、日経POSセレクションのプレミアム賞に選出されているようである。
脂肪0にも関わらずとろりとした食感を出せるようにした点が高評価を得ているのだろうか。
栄養成分表示によれば、エネルギー40kcal、たんぱく質4.1g、脂質0g、炭水化物5.9g、ナトリウム41mg、カルシウム102mgで、食塩相当量0.1gである。
無脂乳固形分が9.0%と通常版よりもやや高い。
カロリーや脂肪分が通常版よりも顕著に少ないが、糖質量が増えており、糖質制限ダイエットの観点からすると、通常版の方が太りにくいとも言える。
なお、原材料にはイソマルトオリゴ糖が含まれることが記載されており、やや甘味がつけられていることが推察される。
開封。
やはり生乳100%のものと比較して微妙にくすんだ色のような気がする。
手前が無脂肪。奥が生乳100%。
こちらは手前が生乳100%で奥が無脂肪。
やはり生乳100%の方が純白で雑味がなさそうである。
粘り気も同等にある。無脂肪といえども遜色のないトロトロ感。
しかし食べてみるとわかるが、何処と無く人工的に作られた食感がして、口に残る後味も何か違和感を感じる。
なんというのか、これだけとろとろだと、乳脂肪が溶けていくように、口の中で自然にとろけていって欲しいところなのだが、いつまでも溶けずに口に残り続ける感じがするというのだろうか。
とろみがあるのにコクが薄くて濃厚さが足りないというのだろうか。
そして味に人工的な甘みが感じられて、生乳100%に比べると、そのままずっと食べていたいという欲があまり起こらなかった。
無脂肪でここまでなめらかなとろみを出して来たのはすごいと思うが、同じ値段なら生乳100%の方を確実に選ぶだろう。
あとは、やはり高価格帯なので、毎日リピートしたいという気にはなれない。
どうせ無脂肪ならば、半額程度の価格で買えるビヒダスの無脂肪の方を選んでしまうだろう。
ちなみに、私はこちらの無脂肪バージョンの方は、きな粉とバナナでヨーグルトを箱ごと一気に食べる。きな粉とバナナの品種と相性など。に書いたような感じの食べ方でいただきました。
カップの形状およびパッケージのデザインがリニューアルで変わった
パッケージが以下のように変更されていたので、写真を掲載しておく。
全体的にねばり感が強調されたデザインとなっている。
また、くぼみが形成されて持ちやすい。
栄養成分は変化していない模様。
なお、こちらは西友(SEIYU)で税抜き価格255円もした。正直値段は高い。