ギリシャヨーグルト(トップバリュ)は美味しいし低価格でおすすめ
内容量110gの食べきりサイズのギリシャヨーグルトといえば、オイコス(ダノンジャパン)は美味しいし糖質制限ダイエットにおすすめで紹介したOIKOSのラインナップが有名かと思われるが、TOPVALUのプライベートブランドであれば、それと同等のクオリティをより低価格で享受することができる。
以下では、トップバリュのギリシャヨーグルトのラインナップを全種類制覇するまで、随時私が食べたヨーグルトを紹介していくことにする。
ギリシャヨーグルト(トップバリュ)プレーン 脂質0g
冒頭の写真に掲載した最もスタンダードなプレーンヨーグルトである。
「水切り製法」で濃縮したクリーミーな味わいであることがパッケージに明記されている。
側面には大きくタイトル記載され、その左下に内容量110gである旨とはっ酵乳であることが記載されているデザインは、どことなくオイコスっぽい感じもしなくもない。
価格はウエルシア薬局にて税込価格127円だった。安い。
栄養成分表示によれば、1個110gあたりでエネルギー67kcal、たんぱく質11.9g、脂質0g、糖質4.8g、食物繊維0.2g、ナトリウム43mg、カルシウム129mg、食塩相当量0.1gである。
高カロリーではあるが、やはり濃縮されているだけに、高たんぱくで素晴らしい。
それでいて5g未満の低糖質ぶりは、低炭水化物ダイエットに非常におすすめといえる。無脂肪である点もポイントが高い。
なお、ギリシャヨーグルトの特徴として、賞味期限が非常に長いという点が挙げられる。安いときに買いだめするのも良い。
私は127円のところ、ウエルシア薬局の毎月20日のTポイントが1.5倍になる日を選んで購入したので、実質100円未満で買っていることになる。お得だ。
無脂乳固形分は15.5%と高め。
原材料名は乳製品のみである。
ちなみに、販売者はイオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1−5−1)であるが、製造者はダノンジャパン株式会社の館林工場(群馬県館林市下早川田町366−1)であり、上記オイコスと同じであるという。
オイコスとほぼ似たようなコンセプトになるライバル商品をより安く作っているとか、凄まじいのではないか。
オイコスの売上に影響したりしないのだろうか。
開封時にヨーグルトが飛び散らないように注意しながらゆっくりと蓋を開ける。
中には水切りチーズのような固形感のあるヨーグルトが入っている。
かき混ぜるとクリーミーになる。
スプーンを逆さまにしても下にヨーグルトが落ちないこの粘り力はさすがのギリシャヨーグルトである。
カップを傾けても落ちない。
愛用のパソコンにこぼそうと思ってもなかなかこぼれない。
しかしやりすぎると本当に落ちるから注意だ。
心持ち、以下で紹介するバニラ味とかに比較すると若干柔らかめな気はした。
無糖なので味はないが、この濃厚なコクのある食感は流石である。
そのまま食べても美味しいし、ジャムなどで味付けしても良いが、これはまるでモッツアレラチーズのようでもあるので、塩分のあるハム等の食事系のメニューと合わせたりサンドイッチの具材にしたりしても良いのではないかと思った。レシピは無限大に膨らむ。
ギリシャヨーグルト(トップバリュ)バニラ 脂質0.2g
次はバニラである。バニラアイスのようなやや黄色がかった色合いが基調。
価格はウエルシア薬局で税込149円だった。プレーンよりもやや高い。
なお、公式サイトでは、税込価格148円と記載されていて、店舗によっては端数を切り上げたり切り下げたりすることによって1円単位の損をするのかもしれないなと若干のショックを隠せなかったことを付記しておく。
まあTポイント1.5倍のお客様感謝デーで実質安売りで買ったからいいけど。
栄養成分表示によれば、1個110gあたりでエネルギー90kcal、たんぱく質10.0g、脂質0.2g、糖質11.9g、食物繊維0.2g、ナトリウム47mg、カルシウム117mg、食塩相当量0.1gである。
やはり原材料に砂糖が含まれている分、糖質量とカロリーが高めである。
なお、原材料名表示には他に増粘剤も使われており、上記プレーンと比較して粘性が高そうな気はする。
また、甘味料(ステビア)によって、カロリーをやや控えめにしつつ甘さを獲得させているものと推察される。
無脂乳固形分は12.5%でプレーンよりもやや低め。
開封。
この蓋にこびりついているヨーグルトが、濃縮されていて美味いのである。
舐め回しても良いしこのようにスプーンでこそぎ落としても良い。
カップの開口部の内縁にこびりついたヨーグルトも然り。
しかしこの固形感。さすがのギリシャヨーグルト。
スプーンを逆さまにしても当然下に落ちない。
かき混ぜるとねっとりとかなりのクリーム感を出してくる。
とはいえ、トルコ風アイスのようにビヨーンと伸びる感じではなく、相変わらずの重量感である。
それでいてスプーンを逆さまにしても落ちない。
スプーンをヨーグルトに挿したままカップを傾けても微動だにしない。
逆さまにしたら一気に下に落ちてきそうな感じだったので怖くてできなかった。
味わいは酸味と甘みがマッチして良い。しかもバニラのほのかな香りによって食欲をそそる。
まるでバニラアイスのようなデザートを食べている気分になり、うっかりコーヒーと一緒に食べたくなった。
それどころか、インスタントコーヒーをそのままふりかけて食べた。ありえないと思われるかもしれないが、これはこれで美味しいのである。
ギリシャヨーグルト(トップバリュ)はちみつ 脂質0g
次は蜂蜜だ。同様にウエルシア薬局で149円だった。
はちみつが底にソースとして入ってるらしい。ヨーグルトとハチミツの2層構造になっているということか。
栄養成分表示によれば、1個110gあたりでエネルギー91kcal、たんぱく質9.8g、脂質0g、糖質12.9g、食物繊維0.3g、ナトリウム43mg、カルシウム111mg、食塩相当量0.1gである。
糖質量はバニラよりもやや高めだが、それでも1食食べて10グラムをちょい超える程度の糖質量は、低糖質ダイエットにオススメのデザートと言えるだろう。
原材料名表示によれば、乳製品、砂糖、はちみつ、黒蜜、増粘剤等が入っている。
甘みはハチミツだけでなく、砂糖や黒蜜も入っているようだ。
これはありがちであるが、ハチミツ入りのヨーグルトは完全にハチミツとプレーンヨーグルトだけしか使っていないものは少ない。
概ね別途砂糖も使われているパターンの方が多い。
開封。見た目は普通のプレーンである。
スプーンを逆さまにしても落ちない。
かき混ぜると実にクリーミーになるが、それでも液体感が出てドロドロになるということはない。相変わらずスプーンにへばりついて落ちないほどの固形感である。
下にハチミツソースが入っていた。
この2層構造である。
そして食べると、まさにハチミツである。
いや、当たり前かもしれないが、例えばホリビオティックはちみつヨーグルト(ホリ乳業)は美味しい。おすすめで紹介したハチミツ入りヨーグルトとかはちみつヨーグルト400g(長野県農協直販) などは、最初からハチミツ成分が全体的に混ぜ合わされているので、ハチミツ感が若干薄い。
それに対してこのギリシャヨーグルトは、ヨーグルトと分けてはちみつが用意されているので、ガチではちみつ感を強く味わえる。
個人的にははちみつが結構好きなので、このように分離されている方が好みではある。